八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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5/26「ドラゴンアイ&雪解けの湖沼群巡り」開催しました。

2019-05-27 14:35:27 | ガイドウォーク

5月26日、里では”危険な暑さ”との予報の出る中、私たちは高原の残雪を踏んでドラゴンアイと湖沼群巡り、空には雲一つない青空が広がっています。何という贅沢なのでしょう。

登山口の見返峠駐車場はすでに満車に近く、大勢の人達が”ドラゴンアイ”に出かけています。

はやる気持ちを抑え、私たちは準備体操をしてから・・・

先ずは見返り峠からの眺望を楽しんでいます。

ここまでの登りで少々汗をかいてしまいました。

ようやく雪の融けた木道が新鮮。だけど、なんだかドラゴンアイの鏡沼ってこっちでしたっけ?

木道を歩いたり、残雪の上を歩いたり。

 残雪の上を歩いたり。

オオシラビソの森を突っ切ったら八幡沼の畔に出ました。

八幡沼も大分雪融けが進んでいます。同じ雪解けの過程なのですが、ここは「鏡沼」のように脚光をあびることなくいつも通りです。

またもやオオシラビソの樹林を突っ切って、私たちはどこに向かっているのでしょう。

訪れる人のない、「名無し沼」旧火口です。

鏡沼だけが脚光をあびていますが、この小さな沼でも”ドラゴンアイ”の現象は起きているのです。

雪解けの過程で目玉のような形が現れるのは、大量の雪解け水が注ぐこと、沼の形、水深などがその条件といわれています。

この「名無し沼」は雪解け水が注いだ縦じまの模様が見え、沼の表面を覆った雪氷の割れ目から雪解け水がにじみ出ています。沼の水位が上がろうとして、岸の部分に亀裂が入っています。

どうやら、この沼は雪解けの過程で目玉のようには見えないのかもしれません。

この沼にすれば、”期待されても困る”という事だと思いますが・・・

御口直しにオオシラビソについて語っています。風雪で折られた幹、この木たちは過酷な自然環境の中で長生きできないらしい。山頂周辺のこの木の植生密度は日本一らしい。などの解説のようですが、質問をされたことで解説に熱が入っているようです。

こちら2班の皆さんは、休憩中?それとも、1班がシラビソ語りをしているものだから、待ってる?

青空のもと、源太森での眺望を楽しみ、空腹を感じながらも湿原の木道脇に花を探してしまいます。

ありました。八幡平の1番は気持ちよさそうに咲いているワタスゲさん。

雪面の踏み抜きに注意を!と言っていた関係で、皆さんは行儀よく一列で歩いています。

が、木道から外れ、ワイドに!オープンに!と声をかけると窮屈な一列歩きに解放され、いい顔になってしまいます。

陵雲荘は先客の方々で一杯でしたが、それぞれ思い思いの場所で昼食を済ませて午後の部。八幡沼をバックに大パノラマの雪面歩きは圧巻!本日のハイライト?立ち止まっては景色を眺め、滑らないように足元に注意をしつつ・・・

八幡沼の展望デッキも大賑わい。

ガマ沼を見下ろす雪面の上で、”ガマとは蝦蟇ガエルのガマではなく、釜、噴火口のことで、100年前に訪れた人もここはガマ沼と呼んでいた”などの解説のようです。

そして、八幡平で一番の賑わいを見せる、本日の目的地「鏡沼」に到着です。

イベント参加者の皆さんには朝からの沼巡りで、沼はもう結構!という方もおられたかも知れませんが、これが本日の主目的”ドラゴンアイ”(鏡沼)です。

混んでいるかなと思われた午前中を避け、本日のお目当て”ドラゴンアイ”に思いっきり遠回りをして午後の時間帯にやって来た私たちでしたが、「鏡沼」のお祭りのような賑わいに驚いてしまいました。

私たちが”ドラゴンアイ”の事について語る場所も当然なく、残念ながら人の頭越しにその景色を眺めた方も居られたかもしれません。でも、現在の様子は第3段階「目玉の形成」。そして、第4段階の「開眼」を待つばかりとも思いました。

下界の気温は40度に近い猛暑の所もあるとか、気持ちのいい風の吹くここでは、その猛暑が想像できません。でも、この猛暑が鏡沼の雪解けにどんな影響を与えるのでしょう。

青空バックの「開眼」は確認できるのでしょうか。

 

 ”ドラゴンアイ”は大勢の人達に来ていただいて大賑わい。様々な方たちの思いとは関係なく、登山道わきにはミネザクラが一輪咲いていました。

”ドラゴンアイ”はこれから”開眼”、そして”終焉”を迎えますが、その頃には雪もすっかり消えて、鏡沼はひっそりと、今年もその水面に逆さの風景を映していると思います。

   あべ

 


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