大善小狡い判決の最低部分について

小沢元代表裁判の大善小狡い判決の最低部分は、検察審査会起訴議決を有効としたことだ。

判決要旨P.6(下から7行目)                                                                                                                                「仮に、意図的に作成された事実に反する内容の捜査報告書のために、検察審査員において、重要な供述調書の信用性判断に誤りが生じ、起訴議決に至ったとしても、そのことから、検察審査会における起訴議決が無効であるとするのは、法的根拠にかける。」

「さらに、検察審査会の会議は非公開とされており、同会議の適正な運用のためには、会議の秘密を確保することが不可欠であって、検察審査員の意見の形成過程、その過程における錯誤の有無及び程度、前記捜査報告書の送付と本件起訴議決との間の因果関係といった事柄を、本訴訟において、審理、判断の対象とすること自体が相当でない。」

要するに、検察審査会で証拠の捏造があっても、検察審査会が冤罪の道具に使われても、「チェックしてはならない」と言っているのだ。検察の捜査報告書捏造はある程度指摘するが(この指摘も不十分、小沢事件は東京地検特捜部による組織犯罪なのだ)、自分の親分である最高裁事務総局が支配する検察審査会には大甘なのだ。

検察審査会の秘密主義は、司法の民主主義に反するものだ。最高裁事務総局が支配し、小沢事件で東京地検特捜部による冤罪の道具に使われた検察審査会は、根本的に見直す必要がある。検察審査会を公正なものとするためには、国会の力で検察審査会法の民主的改正をするしかない。

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