Justice! 社会正義の実現!所得充実政策!ワクチンより検査を積極的に推奨! / 薬剤師・元参議院議員・消防団
ひらがな5文字の「はたともこ」ブログ
混戦の長野県知事選挙 7月30日
長野県知事選挙は、混戦模様だ。先週末、村井氏リードのうわさを耳にしたときは、「まさか」とも思ったが、週末の世論調査の結果は、田中氏村井氏が横一線で競り合っているということだ。しかも、まだどっちに投票するかを決めていない人が2割もおり、投票日前日あるいは投票日当日に決めるという人が非常に多いという最近の傾向を考えれば、まだまだ予断を許さない状況だ。
田中知事は、個性的な豪腕ぶりで、県政の改革に挑み、それなりの実績をあげつつある。しかし、その改革は、県議その他の既得権益を破壊するものが多く、田中知事によって利益を奪われた人々は、1日も早く田中知事に辞めてもらいたいと思っている。
今回の選挙でも大半の県議が村井氏を支援しているが、田中氏自身の支持率が4年前と比べれば激減しており、田中氏は予想外の苦戦を強いられている。田中氏は、長野県を本来あるべき自立した自治体へと導こうとしているが、客観的に見て村井氏は、既得権益を保持しようとする守旧派のイメージが強い。どちらが長野県に、輝く未来をもたらすだろうか。答えは簡単だと思うが、そう簡単に運ばないのが選挙というものだ。
田中知事が誕生して、長野県は全国の注目の的だった。しがらみにとらわれず、バサバサと無駄なものを削り、リタイヤしたシニア世代を住民自治に組み込みつつ、財政再建に挑む長野県の取り組みは、全国のさきがけでもあり立派な手本でもあった。せっかく歩み始めた、子どもや孫の時代を見据え持続可能な社会の構築への挑戦を、あっさりと中断・放棄してしまうことはあまりにも愚かだ。
確かに田中康夫氏は、かなりくせのある人物だ。ナルシストと言っても良い。しかし、政治は好き嫌いではない。田中氏の改革への意欲と方向性に間違いがない限り、可能な限りそれを後押しし一緒に痛みを分かち合うことが、賢者の選択というものだ。長野県の有権者の、冷静かつ賢明な判断を期待する。県議の既得権益を、県民が守ってあげる必要性などないどころか、自己保身を主張する県議ならそれこそ税金のムダ遣いだ。
大雨災害にみまわれ波乱の幕開けとなった長野県知事選挙だが、長野県の将来と同時に日本の地方自治のあり方さえもが左右される重要な選挙だ。このまま長野県が、改革の先頭を走り続けるのか、それとも以前の、県議や一部の人々だけが私腹を肥やす利権政治に舞い戻るのか、重要な岐路に長野県民は立たされている。被災者の方々は、選挙どころではないと思うが、水害は江戸時代のような豊かな森林があれば防止できる。脱ダムを掲げ、森林の治水能力の向上に視点をあてた田中知事の政治的センスは、極めて優れている。この次の4年間も、真の改革者をリーダーに全県民が邁進すれば、痛みの向こうには、子どもたちやおじいちゃんおばあちゃんたちの、優しい笑顔が待っていると、私は信じて疑わない。
田中知事は、個性的な豪腕ぶりで、県政の改革に挑み、それなりの実績をあげつつある。しかし、その改革は、県議その他の既得権益を破壊するものが多く、田中知事によって利益を奪われた人々は、1日も早く田中知事に辞めてもらいたいと思っている。
今回の選挙でも大半の県議が村井氏を支援しているが、田中氏自身の支持率が4年前と比べれば激減しており、田中氏は予想外の苦戦を強いられている。田中氏は、長野県を本来あるべき自立した自治体へと導こうとしているが、客観的に見て村井氏は、既得権益を保持しようとする守旧派のイメージが強い。どちらが長野県に、輝く未来をもたらすだろうか。答えは簡単だと思うが、そう簡単に運ばないのが選挙というものだ。
田中知事が誕生して、長野県は全国の注目の的だった。しがらみにとらわれず、バサバサと無駄なものを削り、リタイヤしたシニア世代を住民自治に組み込みつつ、財政再建に挑む長野県の取り組みは、全国のさきがけでもあり立派な手本でもあった。せっかく歩み始めた、子どもや孫の時代を見据え持続可能な社会の構築への挑戦を、あっさりと中断・放棄してしまうことはあまりにも愚かだ。
確かに田中康夫氏は、かなりくせのある人物だ。ナルシストと言っても良い。しかし、政治は好き嫌いではない。田中氏の改革への意欲と方向性に間違いがない限り、可能な限りそれを後押しし一緒に痛みを分かち合うことが、賢者の選択というものだ。長野県の有権者の、冷静かつ賢明な判断を期待する。県議の既得権益を、県民が守ってあげる必要性などないどころか、自己保身を主張する県議ならそれこそ税金のムダ遣いだ。
大雨災害にみまわれ波乱の幕開けとなった長野県知事選挙だが、長野県の将来と同時に日本の地方自治のあり方さえもが左右される重要な選挙だ。このまま長野県が、改革の先頭を走り続けるのか、それとも以前の、県議や一部の人々だけが私腹を肥やす利権政治に舞い戻るのか、重要な岐路に長野県民は立たされている。被災者の方々は、選挙どころではないと思うが、水害は江戸時代のような豊かな森林があれば防止できる。脱ダムを掲げ、森林の治水能力の向上に視点をあてた田中知事の政治的センスは、極めて優れている。この次の4年間も、真の改革者をリーダーに全県民が邁進すれば、痛みの向こうには、子どもたちやおじいちゃんおばあちゃんたちの、優しい笑顔が待っていると、私は信じて疑わない。
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