古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ゴミステーションに掲示板をつけました。

2010年07月09日 02時48分21秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ゴミステーションの入口に掲示板をとりつけました。それにゴミ出しの注意をラミネートして貼りました。掛け金をはずして鉄のドアを開けて侵入するようですから、掛け金にヒモをつけました。夜中に侵入してもゴミのないように、ゴミは朝出すようにお願いしました。きょうは生ゴミの日です。八時に行ったとき食い散らかされているでしょうか。
 きのうは老人会で公民館周辺の草刈り・掃除をしました。中庭は苔が生え、そこにスギナなどが生えているのですが、これもきれいにしました。まずぼくがナイロンコードをつけて草刈り機で刈りました。猛烈に砂利や小石が飛ぶのでぼくは網の面をつけ、網目のエプロンをして刈ります。周辺には人が近づかないようお願いします。
 その後熊手とチリトリで落葉や草を集めて、久しぶりにきれいな中庭になりました。11日は参院選の投票日で公民館が投票所として使われますが、これで気持ちのいい投票所になります。なお花の苗はまだ配られていないので、投票日には我が家のプランターを持ってきて玄関口に置くことにします。
 きのうから取り掛かった畑の土手の草刈りは、ほぼ完了しました。きょうは草を燃やして草木灰をつくって、後日畑にまきます。サツマイモなどにはいい肥料になります。次の草刈りはお盆前の8月10日前後にしますが、いちばん草の伸びるときですから早目にするかも。
 うねの雑草も勢いよく伸びています。うね間を耕運して土寄せをしながら草を抜く作業に今日一日かかりそうです。コイモ、落花生などは追肥をしながら草を抜いて土寄せをします。10個ほど後で植えたコイモが芽を出したのに、葉っぱが筋だけになって勢いがありません。あたりをよく見たらあの巨大なセスジスズメが葉っぱを食べています。芽を出したばかりの三株は葉を全部食べられて筋が残るだけ。「この野郎!」という気になって生き埋めにしました。感情的になるのはよくないかなー。
 トウモロコシが食べられています。手を使って皮をむく食べ方です。こんな食べ方ができるのは、アライグマです。饅頭やバームクーヘンが残っていたのでお菓子トレーを仕掛けました。檻の場所を変えたのですが朝畑に行ったらかかっているでしょうか。
 
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ムシも動物も活躍中です。

2010年07月07日 05時18分15秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 コイモの葉っぱを食べていたセスジスズメを見つけて葉っぱをバックに記念撮影しました。5センチ程度のムシはよく葉っぱにいますが、これは長さ10センチ超で存在に迫力があります。こんなのが葉っぱを食べたのでは小さいコイモはすぐ坊主になってしまいます。
 実はゴボウの花が咲きました。はじめて見ました。道子さんが珍しいから写真を載せてほしいというのですが、そんなにきれいな花でもないのでやめました。アザミの花とよく似ていると思ってください。どうしてもひと目見たいと思われたら、ネットで『ゴボウの花』と入れてクリックしてみてください。出てきます。ね! わざわざ写真をアップして見てもらうほどでもないでしょ。花言葉もあって「いじめないで」だそうです。
 ゴミステーションの屋根の網を完璧にしたから大丈夫だろう、と火曜日の生ゴミの日の早朝行ってみました。食い荒らされています。軽トラに積んであるホウキで掃いてゴミを袋に入れましたが、とにかく夜の間に動物が侵入したのです。二人でいろいろ検証した結果動物が《掛け金をはずして侵入した》という結論に達しました。そこですぐに次の手を打つことにしました。
○ 掛け金にヒモをつけて、それを釘に巻きつけて簡単に外れないようにする。
○ 掲示板をブロックの壁に取り付けて、それにゴミ出しの注意を書いて守ってもらう。
○ 生ゴミは前日には絶対に出さない。当日明るくなってから(5時から)出す。(注意書き)
 畑にはアライグマの檻を仕掛けているのですが、トウモロコシを食べにやってきた形跡はありません。しかし檻のまわりや入口に置いた饅頭やバウムクーヘンは夜中に食べられています。お菓子好きの猫が怪しい。檻の踏み板の手前のお菓子は全部平らげますが、奥の踏み板には絶対乗らないで残しています。去年檻につかまった黒い賢い猫かもしれません。
 もうすぐトウモロコシが収穫できます。道子さんは毎日、朝夕、雄花と雌花を点検し、アワノメイガの幼虫をピンセットでつまみ出し、人間の口に入るよう必死に守っています。アライグマにもねらわれるのできのうは動物防護ネットでトウモロコシを囲いました。「頭の下がる行いに感謝して食べなければならない」とぼくはひそかに思って食べられる日をたのしみにしています。



 
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ゴミステーションの網を替えました。

2010年07月05日 02時57分20秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちの村のゴミステーションは六畳くらいの広さで、八段に積んだ鉄筋入りブロックに囲まれています。動物に生ゴミが食い荒らされないように屋根部分は金網でおおってありますし、入口は鉄の網でつくったドアがついています。ところが先日のゴミ収集日、生ゴミの袋が破られ、動物に食い荒らされていました。おそらく猫の仕業でしょう。
 早速老人会長さんが訪ねてこられ「屋根から入ったようです。もし修理するならずっと前に買った金網があるから使ってください」といってくださいました。また7月の村の役員会でも動物に食い荒らされてたから修理しないと……」という話が出ました。
 さー、保健衛生委員の出番です。
 きのうの日曜日は一日中道子さんと二人でこの金網を替える作業をしました。畑にはちょっと寄っただけでなにも仕事ができませんでした。
 写真は前の骨組みと金網を撤去し、竹やパイプを渡して新しい金網と動物用ネットをかぶせたところです。このゴミステーションは正方形や長方形ではありません。菱形でもありません。平行四辺形でも台形でもありません。四辺があるのですが全部長さがちがいます。そこで写真のように不規則に縦横斜めに鉄パイプなどを渡してあるのです。
 夕方前区長さんがやってきて励ましてくださいました。竹を使っているから長持ちはしないでしょうが、とにかく動物侵入のできにくい屋根にしました。でも前の屋根もおそらく猫は侵入できなかったでしょう。入口のドアの掛け金を掛け忘れ、あるいは掛け金がはずれてしまって動物が侵入したのかもしれません。
 ゴミ出しで気をつけてもらうことを書く掲示板を設置しようかと考えています。
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中島みゆき『時代』のコメントを見て。

2010年07月04日 02時10分07秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 you tube で音楽をよく聴くのですが、いくつかの「お気に入り」の中に中島みゆきの『時代』があります。シンガーソングライターの彼女が20代の頃に歌った曲ですが、この歌に励まされる人はいまも世代を越えてあるようで、多くの人がクリックしています。そのコメント欄に先日こんなコメントを見かけました。
 
「阪神大震災の直後手術に疲れ果てた医師がその曲を聴いて屋上に上がって大声で泣いたと聞きました。救援物資をボランティアで運んでいた僕も泣きました。いい歌ですよね。」
 
 このコメントを見ただけであの地震直後の緊張感が戻ってきます。ずいぶん遠くなったと思いながら暮らしていますが、心と体にあの地震はしっかり刻まれています。
 雨が降るので外の仕事ができません。膝を休めていい静養になります。畑の作物にこんな長雨はよくありませんが仕方ありません。家でゴロゴロして過ごしています。
 図書館から『忘れ得ぬ戦後の日本』(西日本編)(写真……薗部 澄)という本を借りて眺めています。昭和二十年代三十年代の写真がいっぱい載っています。舗装してない道路。人力に頼る運搬。人と人が向き合う販売。数多い子どもの遊ぶ路地裏。この写真を懐かしく見る世代はわずかになりました。時代の通り過ぎる風が体に当たるようです。
 
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農作業はつづくよ。どこまでも。

2010年07月02日 04時47分22秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 大雨が降ると翌日は畑に入るのが無理です。夏になって一日でよく乾くようになりましたが。さて畑は次々と仕事があります。この数日にした作業を報告します。
○ サツマイモのツルを切って欠けていたところに植えました。ようやくツルの勢いがついてきましたから。去年は6月11日に補植していますが、今年は二十日遅れです。植えたのはベニアズマばかり。安納芋や鳴門金時はまだツルを切るほどの勢いがありません。芋掘りは10月になりそうです。
○ 道子さんは我が家でつくる有機無農薬の胡麻に意欲を燃やしていますが、今年は種を蒔いてもなかなか育ちませんでした。気温が低かったせいでしょうか。それでもあきらめず何度も蒔いてようやく一人前の苗に育ってきました。胡麻の作付けが去年より増えましたからこれからも手が掛かります。それでもスリバチ・スリコギで炒り立ての胡麻を摺るあの香りはなにものにも替えられません。店で売ってる胡麻はほとんど中国産でしょうか。炒ってありますが香りはしません。と思っていたらワールドカップのサッカー決勝トーナメントでぶつかった『パラグァイ』から日本は胡麻を輸入しているそうですね。知らなかった。
○ 後で補植したコイモも芽を出してきました。黒の胴体に黄色の斑点のある虫(セスジスズメといいます)が葉っぱを食べます。いまはよく見えるので捕まえて踏み潰しています。薄緑の卵を葉の表面に産み付けるのでそれは払い落とします。それより手が掛かるのはトウモロコシにつくアワノメイガです。卵を葉の裏に産みつけ、それがうじ虫になって雄花だけでなく雌花に下りてきて食い荒らします。道子さんは毎日点検して潰していますが追いつきません。トウモロコシはアライグマにもねらわれるし人間が食べるまでいろいろ大変です。
○ 7月になり、小豆を蒔く時季です。これはいちばんムシにねらわれ、有機無農薬で栽培する人はほとんどいませんが、道子さんは頑張ります。全てのサヤに例外なくフキノメイガの幼虫が入ります。卵を産み付ける蛾をやっつけようと道子さんはセミ取り網を振り回したこともありますがなかなか。今年は防風ネット(4ミリ角の網目)を張ってみようか、そばにおとりの畝をつくってそちらに蛾を集めようかと話し合っています。誘蛾灯やシート状の蝿取り紙は有効ではないかと思うのですがどうでしょうか。
○ 少し無理をしたのか膝が痛く、お医者さんに診てもらったら水がたまっているそうで抜きました。大人しくしておきます。老いはだれも見逃してくれません。
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