古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

畑はいつも動物にねらわれています。

2010年07月10日 04時18分40秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 写真は落花生のうね間に耕運機を通したところです。落花生は移植した110株が全部元気に育っていますが、草もしっかり伸びています。一本一本抜ける状態ではありません。そこで耕運してから落花生のまわりの草は手で抜いて追肥と土寄せをします。落花生は横に広がりますからこれが最後の土寄せになります。あとは伸びた草をそっと抜けたら抜く程度です。もう花が咲いています。いまの時期に咲く花が地面に根を下ろして実になります。8月9月になっても花は咲き根をおろしますが、その頃の花は食べられるほどの落花生になりません。
 落花生の土寄せは道子さんが担当し、ぼくはコイモの土寄せをしました。今年のコイモは植える前に底に肥料をやりませんでした。鶏糞の追肥をしっかりします。なお醗酵鶏糞はホームセンターでも100円程度で売っていますが、うちではJA豊地で売っている赤穂のデイリーエッグの鶏糞をつかいます。300円しますがサラッとして扱いやすく好評だそうです。
 ゴミステーションですが、きのう早朝に行ってみたらやはり食い荒らされていました。前日の夜ゴミ出しをした人があり、掛け金のヒモをまわしていなかったからでしょう。アライグマでなく猫の仕業だと思いますが、どうするかなー。
 畑のアライグマの檻のまわりにはカラスが二羽うろうろしていました。ぼくらを見てすぐ飛び立ちましたが、檻のまわりの饅頭などはカラスが食べたのかとがっかりしました。カラスはスイカやトウモロコシをつつきますからテグスを張って防ぎます。
 雨で畑仕事ができないし骨休めをしようと夕方よかたん温泉に行きました。家の前まで帰ってくると、ヘッドライトに動物が浮かび上がりました。キツネです。ゆっくり山に入っていきました。そういえばここに住んでからまだタヌキを目撃していません。野ウサギは見かけなくなりました。いまはどこに出没しているのでしょう。
 それにしても佐用インターを出て作州の人を訪ねたときのことを思い出します。道の両側の畑や田んぼは鉄筋のメッシュや動物用の網で守られていました。放棄田も目立ちました。「鹿や猪の被害が甚大で作物をつくる意欲が失せる」と田舎暮らしの先輩が話していました。彼は一度に15頭の鹿を夜帰るときに見てじっとしていたそうです。(ヘッドライトで目が光るので数えられます。他の知人はやはり夜26頭の鹿の群れを見て、立ち去るまで車の中でじっとしていたそうです)
 畑の作物が動物の被害を受けて全滅した人の落胆はぼくの想像を越えます。
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