古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山の草を刈りました。

2022年05月24日 23時11分24秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんは裏山の平らなとことにレンゲの種を播いています。花がおわり、マメのサヤができました。種が落ちて来年も咲くでしょう。
「もう草を刈ってもうらおうか」というので、裏山の草刈りをしました。
 ニワゼキショウの花が咲いてます。ニワゼキショウはきれいな花です。色も姿も可憐です。
 神戸市西区神出町紫合で畑仕事をはじめたのは、1999年でした。62歳/退職して3年目/でした。畑をトラクターで耕してもらい、ゴロゴロの土を畝にして種を播いていました。そのとき一輪だけ、小さな花が咲いていました。
「 …… 」
 ことばにならない感動で、花に見とれました。いまもあの感動を覚えています。あとで「ニワゼキショウ」という名前で、「帰化植物で、一日だけ咲いてしぼむ」ことを知りました。ある解説文に書いてあった文を思い出してはニヤリとします。

「花がきれいで輸入されたという説もあるが、繁殖力がつよく、身分は雑草である」。

 いまはぼくも、ニワゼキショウも草刈り機で刈ってしまいます。

 2週間にわたる全仏オープン・テニスがはじまったばかりなのに、もう日本の選手を応援するたのしみが消えてしまいました。大阪なおみが〈全仏オープン〉で優勝し、さらに次の〈ウインブルドン〉で優勝して、「生涯・グランドスラム制覇」を達成することを想像していたのに。
 思い込みがつよかったからガッカリも大きい。こういうときはウジウジするので、体を動かす仕事がいい。
 たき火をして、ダッチオーブンで〈紅はるか〉の焼き芋をし、草を刈り、畑の水やりをして、気をまぎらわしています。
 考えてみると、勝敗のつくスポーツでは、いくら応援しても負けるときは負ける。そのたびにガッカリしたのでは老後の精神衛生によくない。阪神を応援するみたいに、勝ってるときは気分よくテレビ応援し、負けそうになったらハラハラしないでテレビを消す。
 そういう応援になるように、悟りをひらけたらいいな。
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