古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

PAC(兵庫芸術文化センター管弦楽団)の演奏会に出掛けます。

2015年05月23日 03時36分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 今日は久しぶりに西宮に出掛けて、PACの演奏会を聴きます。
 半年ほど前この演奏会のチラシを見て、道子さんもぼくも瞬時に飛びつきました。それぞれ「お目当て」は違いましたが。チケット販売の日は朝からパソコンで待ち構え、一階右翼の席をゲットしました。
 道子さんが飛びついたのはベートーベンの『エグモント序曲』がプログラムにあるからです。道子さんはこの曲を聴くと魂の針が特に振れるようです。40年前になりますが彼女がレコードではじめてこの曲を聴いて、ゲーテの戯曲『エグモント伯』を取り寄せて読みはじめたのでぼくのほうがびっくりしました。その曲が、若いエネルギーに満ちた、気持ちの入った、「PAC」の演奏で聴けるのです。
 ぼくは、モーツアルトの『クラリネット協奏曲』がお目当てです。おととしも東条町のコスミック・ホールで朝から8回聴きました。(『日本木管コンクール』第二次予選/ピアノ伴奏で全曲演奏します)レコードやCDではよく聴きますし、演奏会があれば出掛けていますから、こんな機会は逃すわけにはいきません。
 たのしみです。
 そうそう、加東市の市議会で廃止が提案され、存続の危ぶまれた『コスミックホール』ですが、存続することになったそうです。
 よかった!
 あのホールを廃止して中学校を建てる予定だったのですが、川のそばに学校を建てるのは「不可!」ということで廃止案が引っ込められました。そういえば上流にダム湖はあるし、水量のある川ですから。
 コスミック・ホールでは秋に木管コンクールがあり、今年はクラリネットの順番です。(フルートと一年交代)
 10月17日(土曜日)の第二次予選はモーツアルトのクラリネット協奏曲(K.622)の全曲演奏です。響きのいいホールで、朝から一日中あの曲にひたれる。若い演奏者の真剣なクラリネットと実にうまいピアノ伴奏。
 日々生活している先に「しあわせが待ち構えている」っていいですね。
コメント
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