古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山に毎日登るようになりました。

2015年02月15日 05時03分13秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 今年の冬は山仕事に精を出しています。ビオトープの池をつくり、シイタケのホダ木置き場を片づけ、頂上に登る道に階段をつけました。いまは『林間BBQ』のステージをつくろうとしています。
                       
 写真は裏山に登る山道です。すぐ先に見えているのが頂上ですから「山に登る」という表現が恥ずかしいほどですが、ぼくたち高齢者にとっては「どうだ! 裏山に登ったぞ!」です。この山道に階段をつけて上まで登れるようにしたのです。一部急なところには手すりもつけようと思っています。
 登っても何もありませんが村の景色を見下ろせます。10メートルほど高くなるだけですが眺望がグーンと広がります。「うそだと思ったら登ってみてください」。
 道子さんは朝飯前にちょっとだけ裏山を散歩して、「サンシユウの芽がふくらんできたね」とか「今年はコブシが咲きそう」とか「あのジョウビタキがいつでもいるね」と報告してくれるのですが、山道に階段ができてからは「今日もツッカケで頂上まで登ってきた。これから毎日登ろうかな」というようになりました。ぼくもツッカケでチョチョイと登ることがあります。
 こんなに気分よく登れるようになるとは思いませんでした。
 夜中に目覚めてブログを書きながら「そうだ。裏山のてっぺんにある 《祇園さん / 愛宕さん》 に登る道も階段にしたらいい」と思いました。7月14日/24日の拝む日は当番の人が夕方6時頃から上で待機します。村の人たちが年によって数人お参りし、たき火をかこんでお酒を飲みます。(道子さんとぼくは毎年行くことにしています)
 当番は10年くらいでまわってきます。一昨年だったかその前だったか前老人会長さんが「次の当番は10年先か。生きとっても登れるかいなー。」とつぶやいておられましたが、その実感はぼくにもよーく伝わりました。
 そうだ。山道を階段にしたらいい。とっても登りやすくなる。
 道子さんの歩数による計算では7階建てのビルの階段を上がる程度だそうです。途中急なところがあり、左右の竹につかまったりしながら登るのですが、階段があれば大丈夫です。「ちょっと声を掛けて夏のお参りの日までに実現したい」と思いました。

 なお「心覚え」に書いておきます。(2011年7月25日のブログに書いてます)
 7月14日 …… 祇園さん …… 頂上の広場の右(東)の祠 
 7月24日 …… 愛宕さん …… 頂上の広場の左(西)の祠 
 2011年当番をされた村の方に教えていただきました。亡くなられましたが立派なお百姓さんで、何でも尋ねるとやさしい声でわかりやすく教えてくださいました。          
コメント
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