古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「あとひと月だな。待ってるよ。その日を」

2014年09月18日 04時12分12秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 いまの畑は一反三畝(400坪)超と広く、老夫婦のぼくたち2人で全部を家庭菜園にするのは無理です。畦(あぜ)の内側は全部が田んぼですからそのまま畑として耕運すべきですが、幅1メートル超(ところによっては2メートル超)の遊歩道をぐるりにめぐらしています。一周160メートル超あります。だから実際に耕作しているのは300坪でしょうか。それでも広いので、畝間の通路は広めにとっています。中央の通路は軽自動車が通れるほどに。
 西側の遊歩道に数年前からハマスゲが茂るようになりました。はじめは「ギシギシや他の雑草のように背が高くならず、細身のやさしい草だな」と眺めていたのですが、ネットで調べてみるとこれがなんと『最強の雑草』というのです。
 細身ですが根は深く(地中10センチ超)、根の先に「香附子」(こうぶし)というコブができます。このコブから横に根が出て次のコブができ、それが地上に生えてくる。そんなはびこり方をします。カヤツリグサ科の草で種でも増えます。ゴルフ場でこの草が生えるようになると「芝生をはがしてしまうしかない」といいます。ブログで「庭の50センチ四方のハマスゲを絶滅させるのに2時間かかった」と書いてた人もありました。
 そのハマスゲがうちの畑ではびこり、だんだん茂る範囲を広げています。写真のようにびっしり繁り、ハマスゲの間から顔を出しているのはギシギシだけ。さすがギシギシというべきか。
                        
 でも、ハマスゲくん、あとひと月で姿を消すんだよね。来年5月までは。 その日を待ってるよ。
コメント
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