古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

温泉三昧(ざんまい)で骨休めをしています。

2014年02月21日 03時26分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 こう寒くては外に出る気がしません。野良着に着替えて一旦外に出てしまえば、それなりに体が動き、作業しているうちに気分がのってくるのですが、
気持ちがなかなか始動しないのです。そこにもってきて客人があり、いっしょに〈温泉三昧〉の時間を持っています。おとといは『よかたん』きのうは『ゆぴか』きょうはまたちがう温泉に出掛けます。
「ははーん、いかにも年寄りらしい時間の過ごし方だな」と自分のすることを眺めているところです。
 ところで11日に届いたあの《電動ウオーカー》ですが、三日坊主どころか、すっかり気に入りました。道子さんもはまってます。きのうぼくは30分コースを二本半歩きました。時速4キロメートルで5キロメートル歩いたことになります。それだけの運動をしただけでなく、縮こまった気分が広がったのを感じます。これで外があたたければ裏山や畑に出るのですが……。
 ところで冬季五輪ですが、いろいろですね。世の中多様になり、テレビという巨大なマスコミも王者でなくなりつつあります。それでもなんとかみんなに注目してもらおうと、冬季五輪をダシに盛り上げに必死です。《国や郷土を応援せよ》と強制的な感じさえします。こんな熱狂は思考力を低下させます。国対抗・地域対抗・学校対抗のスポーツ応援を盛り上げようとする空気には警戒しなければなりません。
 こんな話を聞いたことがあります。要約します。

 ある立派な講師が、「人間にとって大事なのは『寛容な心』です」とすばらしい講演をしました。
 満員の聴衆は、感動的な〈いい話〉に深く心を動かされ、熱狂的に拍手しました。ところが聴衆の中の一人が「いまの講演はくだらない」とつぶやきました。するとまわりの聴衆はその人に詰め寄り、袋叩きにしました。

 熱狂……思い出してください。昭和16年12月8日 あの大東亜戦争開戦の日を。国民みんなが熱狂した。頭上の暗雲が吹っ飛び、体の血が沸騰したあの日を。そして……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする