推理作家・結城昌治の『軍旗はためく下に』を、本を伏せては読み、伏せては読みして、やっと読み終えたことは、去年の12月2日のブログに書きました。「いくら不条理な軍隊でも、こんな不条理が許されるか」という思いにつかまり、こころが平常に戻るのに時間がかかりました。
だからそれまでに購入していた映画『軍旗はためく下に』のビデオテープを観るのは「少し後にしよう」と思って時間をやり過ごしていました。でも「いずれまたそのうち……」が駄目なことは、長生きしているだけによくわかっています。きのう夕食後、観ました。
ずっしり、こころに、こたえました。で、間をおかずに引き続いて《四国遍路》のNHKのビデオを見ました。お寺参りをしている善男善女と仏さんが写っているビデオです。
感想は書きません。
結城昌治の本は中公文庫で、いまも入手できます。
ビデオテープは絶版なので、中古テープをネットで購入するしかありません。ぼくはアマゾンでレンタル用の中古品を購入しました。3980円でした。なおアメリカではこの映画はDVD化されていますが、日本ではDVDになっていません。あるコメントに「日本ではもう《真摯な反戦映画》をつくるのは無理、と思っていましたがこの映画を観て思い直しました。日本でこの映画がDVDにならないのは、強く軍隊の不条理を訴えるからでしょうか」とありました。
だからそれまでに購入していた映画『軍旗はためく下に』のビデオテープを観るのは「少し後にしよう」と思って時間をやり過ごしていました。でも「いずれまたそのうち……」が駄目なことは、長生きしているだけによくわかっています。きのう夕食後、観ました。
ずっしり、こころに、こたえました。で、間をおかずに引き続いて《四国遍路》のNHKのビデオを見ました。お寺参りをしている善男善女と仏さんが写っているビデオです。
感想は書きません。
結城昌治の本は中公文庫で、いまも入手できます。
ビデオテープは絶版なので、中古テープをネットで購入するしかありません。ぼくはアマゾンでレンタル用の中古品を購入しました。3980円でした。なおアメリカではこの映画はDVD化されていますが、日本ではDVDになっていません。あるコメントに「日本ではもう《真摯な反戦映画》をつくるのは無理、と思っていましたがこの映画を観て思い直しました。日本でこの映画がDVDにならないのは、強く軍隊の不条理を訴えるからでしょうか」とありました。