古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

田んぼの雑草は元気いっぱい!

2009年08月21日 03時11分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 先日はラジコンのヘリコプターが薬剤を散布しました。業者の人がヘリコプターを軽トラックに積んできて、田んぼから3メートルくらいの高さをゆっくり飛んで散布していきます。でもマスクもしないで田んぼのそばで散布の様子を見ているくらいですから、そんなにきつい農薬ではないかもしれません。
 いま田んぼの稲はきれいに伸びて穂をつけようとしています。まわりの土手は自走式四輪駆動の草刈り機できれいに刈られています。虫を寄せないために月に二度あぜの草刈りをするところがあるくらいですから、いまの時期手が抜けません。
 公民館前の小さい田んぼはここ数年、雑草伸び放題で放置してありました。ところがだれが世話したのか、去年は代かきをし、稲を植え、米をつくりはじめました。しかし稲を植えたというだけであとの世話する人はなく、どこに稲が植えてあるのかわからんくらい雑草が茂っていました。それでも相当な収穫があったと村の人が話していました。
 その小さい田んぼには、今年も稲が植えてあります。娘や孫たちと朝の散歩をする途中に寄ってみました。雑草が稲より数十センチ高く伸びています。目をこらして見ると、稲も穂をつけて頭を垂れています。写真に撮ってみましたが、雑草の勢いは伝わりそうにありません。不掲載。
 田んぼの雑草はこんなに勢いよく生えるのですよ、という見本のような田んぼです。昔は田の草とりが大変な労働でした。腰をかがめて田んぼを這いずりまわるように草をとりました。除草剤というのはありがたい。そして実に強力です。
 合鴨農法では田んぼに鴨のひなを放し、雑草の芽を食べさせます。稲が実ったあとは鴨鍋でいただきます。無農薬のおいしいご飯とともに。なんというかため息をつきたくなることが、人の世にはたくさんありますね。
 
コメント
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