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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

愛宕さん新社殿にお参りしました

2009年08月17日 05時22分30秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 裏山のてっぺんには愛宕さんがまつってあると村人に聞いていましたが、だれも登る人はなくて、ぼくらも登ったことはありませんでした。
 秋になるとクヌギやコナラが色づき、なんともいえない深い色合いの里山になります。引っ越して10ヶ月ほどたった2007年秋のある日、道子さんと探検気分で登ってみました。
 てっぺんは木や竹の生えていない平らなスペースになっていて、二か所に小さい社の跡のような石の台がありました。その上に木の骨組みの一部が残り、瓦も二、三枚申し訳程度に載っている小さい社の痕跡があります。でもこんな吹きさらしの傾いた柱に神様が宿っているとは思えないし、拝む気になりません。写真は撮りましたが、拝まないで下りてしまいました。
 それから、ときに「あのお社の痕跡はもう崩れただろうか」と思い出すことはありましたが、登ってみようという気にならないまま二年近く過ぎました。
 今年の6月になって、その『愛宕さん』のお社を石で新調する話がの役員会で出され、全戸集会でも承認されました。
 となりの石屋さんが御影石で新社殿をつくり、運び上げました。神主さんも登って、神様を招来してもらいました。
 その話を聞いてぼくらも登ってみました。幅は30センチ、高さ60センチの小さいお社です。お酒と掘りたてのサツマイモをお供えして一礼二拍手で拝みます。立ったまま見下ろすように拝むのはどうかと思い、しゃがんで拝みました。神様になにか願いごとをしたくなる雰囲気があります。なかなかいい。というようなことで二日つづきで登っています。 
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