職業駐在員のぼやき日記

日本を出て20数年、西回り世界一周の職業駐在員です。ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国での経験談を語ります。

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制服

2012年05月10日 | 日記

タイの看護婦さんたちの中には、病院の制服姿で通勤している人たちも多い。いわゆるナース服である。もちろん、着替えて私服通勤の方も大勢いらっしゃるだろうが、何しろ、看護婦さんの着ている制服であるから、目立たないわけがない。(最近は看護婦と言わないで看護士というのでしょうか)

それに、市中の雑菌が付くのではないかと、心配するのだが、ナース服というのは目にして悪くないものだからして、この際は余計なことを考えるのは止めにしよう。

私も何回か診てもらったことのある病院だと、制服を見ればすぐに解るので、電車で乗り合わせたりすると、知り合いでもないのに親近感を感じたりもする。

看護婦さんに限らず、会社支給の名入りのポロシャツをそのまま通勤着にしている者も多い。制服を支給した側としては、時間外、休日までも着てもらえるならこんなにうれしいことはないだろう。宣伝効果満点!

制服が好きなのか、あるいは私服を買わずに済むからと言う理由なのかは分からないが、制服を市中で着ることに抵抗はないようだ。制服を着ることで「帰属意識が云々」という理由ではなさそうだ。

小、中、高、大学まで制服がある。女子大生などは、黒のスカートに白のブラウスが定番。スカートは腰の低めの位置に留めて穿く。制服自体は白と黒で清楚な感じはあるのだが、髪は茶色でお化粧を施し、おまけに美形となるとどうもアンバランス。「清楚」という眼ではみられない。

いやいや、また脱線しそうな感じ。今日は制服の話し。

その逆に、制服は警察、軍隊それにBritish Schoolの生徒しか着ない国がある。
オランダである。(そのくせサッカーの応援時には王室カラーのオレンジに染まるのはどういうわけか)

オランダ人は、「自由」を徹底して追求しているようで、制服など大嫌いという感覚。

医者にしても、画一的に白衣をきているわけではない。ポロシャツ、ジーンズ姿で診察する医者もいる。看護婦しかり。

銀行へいっても、管理職らしき人たちは、スーツにネクタイ姿がみられるが、一般行員は窓口だろうがなんだろうが、Tシャツであったりジーンズであったり、全く自由。

服装でその人の人格や能力を判断できないだろうが、Tシャツ ,ジーンズ姿で数えられた金を受け取っても、どうも信用できない。当然数えなおす。

日本でも制服に対する考え方は、昔とはだいぶ違ってきているようだ。

サラリーマンもネクタイを締めなくなってきた昨今、「個性」と「集団」のバランスをうまくとっていかねばなるまい。


雨季が始まった

2012年05月05日 | 日記


昨夜は深夜に雨と雷、そして今朝、夕方と雨が降っている。どうやら雨期が始まったようだ。

日本の梅雨とは違い、一日中、しとしとと降る雨ではなく、大体は朝と夕方に大雨が降る。いわゆるスコールだ。

スコールが一時間も降ると、道のいたるところで冠水する。通勤時間帯に重なることも多く、朝は遅刻になるし、退社時には会社で時間をつぶすか、どこかで一杯と外食が多くなる。

10月までの約半年間の鬱陶しい時期である。

タイは今日から3連休。何をして過ごそうかと思っていたところ、2,3日前にゴルフの誘いがあり、喜んで出かけた。

先週は2回プレーし、このところ続いているが、どういう訳か成績は宜しくない。おまけの果ては、3回連続でゴルフシューズの底が取れてしまった。最初は日本で買ったものだから、「本物」だったが、どうも経時疲労のようだ。その次は中国で買った「偽物」。いづれの靴も購入してから既に4,5年は経っているので、靴底が剥がれたとしても納得。物持ちがよろしい。

問題は今日の靴。購入こそ昨年だが、履くのは今日が初めての新品である。左右共に靴底がばっくり離れてしまった。後半は靴底のない靴を履いてプレーするはめになった。
バーゲン品で安いと思って買っておいたのだが、どうも粗悪品だったようだ。

成績の悪いのはすべて靴のせいではあるまいが、影響がないとは言えない。それにしても3回連続で靴底が剥がれるとは、何とも呆れた話で笑ってごまかすしかないようだ。

明日明後日は何をしようかと迷っていたが、ゴルフシューズを買いにいくことにしよう。



中国で成功する方法

2012年05月04日 | 日記
日本は連休真っ盛り。本社からのメールも電話もなく、仕事にもあまり熱が入らない。

2010年の10月にブログを書き始めて以来、途中一年間の中断があったが、記事は109本になっている。

暇に任せて、その記事を読んでみた。まあ、あまり感心できる内容のものはない。

だが、以下の記事はなかなかためになると思い、焼き増しになってしまうが、敢て、ここに紹介することにした。

「中国で成功する方法」である。自分が何を書いたのか忘れてしまっていたが、これは、改めて皆さんに紹介すべきと思い、コピーした次第である。著作権者はもちろん、本人なので問題あるまい。

中国経済人に成功の秘訣は何かと聞いた記事があった。答えは以下の4項であった。
1) 効率を向上させる
2) 誠意を持つ
3) 責任を全うする
4) 約束は守る

ちょっと待ってくれと言わずにいられない。いずれの項も我々日系企業が日頃から当たり前のようにやっていることではないか。
何も難しいことではない。これで成功するなら日系企業は全て成功している。もし、有料の講演会でこれが「秘訣」と言われれば詐欺である。受講料を返せである。

しかし、中国の一般的な会社の真実は以下にあるから、上の4項が生きてくる。

1)効率が悪い
 飛行場のチェックインカウンターで、エコノミーは長蛇の列。隣のビジネスクラスは閑古鳥が鳴いて係員が集まっておしゃべりはするが、誰も手伝おうとしない。
某社の受付では、事務所受付と工場受付と同じ場所で受け付けているにも拘わらず、一方が混んでいても他方は手伝わない。業を煮やして工場の受付嬢に「手伝え」と無言で視線を向けたら、ただ曖昧に笑顔を返された。
2)誠意を持つ
  客に対して誠意などない。あるのは自分の利益だけ。
3)責任を全うする
  責任は相手に押しつけるものであって、自分が果たすものではない。責任を追及されたら、ほとぼりが冷めるまで逃げる。
4)約束は守る 
  約束も相手に守らせるもので、自分は守らなくてもよい。

では、何故に日本企業が失敗して撤退するはめになるのか。
中国人の効率が悪いから。中国人に誠意がないから。中国人は責任を取らずに逃げるから。中国人は約束を守らないから・・・・・・。
結局は騙されて撤退するのがほとんど。

だから、成功の秘訣はと聞かれたら、日本では当たり前にしていることをそのままやって、あとは中国人に騙されないことというのが正解なのである。特別な努力はいらないが、騙されないための特別な警戒は必要という話し。

この最後の2行なら講演会で話してもお金はもらえる。(かな?)

以上のブログは一年以上前に書いたものであり、どうも「中国嫌い」ともとれるような内容であるが、今の私はどちらかというと中国好きの部類。やはり外国との付き合いは、「相手を知ること」に尽きるようだ。

まあ、昨年一年の間に、いろいろと中国を知る機会があって、中国を見直したということか。騙されているかどうかは、まだ結果が見えない。




三文小説

2012年05月03日 | 日記
一か月ほど前に、会社の外に設けられた喫煙所で、一人の女性と知り合った。

タバコを吸いに来ているのだが、スタイル良し、ルックスも良しの美女である。

もちろん、初回に会った時には、ちらちらと失礼にならない程度に横顔を2,3回見ただけで、声をかけるなど、できるはずもない。

1,2週間たって、日本からの出張者に付き合って喫煙所にいた時に再会した。

二つしかない灰皿が、2,3人づつの二つのグループに占領されていたので、我々の前にあった灰皿を少しずらして、彼女の側に寄せてあげた。英語が通じるかどうかわからなかったが、こちらはタイ語もしゃべれないし、英語で話すしかない。

返って来た言葉は日本語である。さあ、びっくり仰天! お化粧は、割に濃いめで、綺麗なネイルアートを施している。だが、水商売風ではない。

さて、これがきっかけで、彼女もこのビル内にある某所で働いていることがわかった。

わが社もこのビル内に事務所を持っているので、暇があったら遊びにくればいいということで、電話番号を交換した。

何日かして、会社に来たので30分ほど雑談をした。その後、何がきっかけだったかは忘れてしまったが、食事をしようということに なった。

会社近くの日本食屋で食事した。彼女は、酒は一滴も飲めないと言う。言葉使いは、現代の女性よりも、数段落ち着いており、それなりの教育を受けた女性との印象を受けた。
東京の近くの出身で、親はXXXで、兄はXXXでと話してくれた。まあ、立派な高学歴家庭である。

彼女自身、日本の大学を卒業後に、タイの大学でタイ語を学んだという。

美人であるからして、食事して楽しくないはずはない。彼女は飲めなくても、こちらはビールをぐびぐびであった。

アパートに帰ると、すぐにメールで、今日のお礼やらまた次回を楽しみにしているというメールが入った。礼儀も心得ている。

その後、タイの正月休みがあったが、この休暇を利用して日本に一時帰国をする旨、メールが入った。(彼女の携帯は、流行のスマートフォンではないので、日本語が対応しておらず、ローマ字である。今どきの若い女性にしては珍しい)

10日ほどして、今度は日本から帰ってきたというメール。うーん、二回目の食事の約束をしないわけにはいかない状況である。もちろん、喜んでということだが。

今度は、タイ料理店である。仕事の話、家族の話、外国語の習得法など、いろいろな話ができる。

彼女、日本人はあまりしないが、注文して残っている料理を持ち帰るという。中国では打包といい、アメリカではDoggy Bagという。何も恥ずかしいことではない。

前回の日本食でも、同じであった。

話しの中で、タイ語は学ぶ気がないのかと問われた。まあ、年齢も年齢だし、今年いっぱいの勤務かも知れないので、敢て挑戦する気はないと答えた。すると、自分が教えてもいいと言う。熱心に勧められた。
それでも、かたくなに辞退した。

その後、タクシーで帰ることになり、彼女は、私のアパートで私が先に降りればいいという。私は、彼女を送るといった。結局は食後の運動にもなるからと、一緒に電車で帰った。それだけの話しなのだが、そのあとは、まったく電話もかかってこなくなってしまった。

さて、この女性、いったい、何を望んで私と食事したのか。ここからが誰でもできる楽しい想像の世界である。

想うに……………..

彼女(もうじき30才)には、年下のタイ人の恋人がいる(これがすこぶる美男子)。この恋人は医者か弁護士を目指して勉強中であり、今は自活できる収入を得ていない。要は彼女に養ってもらっている状態である。しかし、彼女とて高収入というわけではなく、愛する彼のためとはいえ、生活は苦しい。しかも、彼女の両親からは猛反対を受けている。

年下の彼氏のためにも、少しでも多くのお金がほしい。だからスマートフォンも買わず、誰かにタイ語を教えていくばくかの副収入を得ようと思った。そこでターゲットになったのが、この私、だがこの親爺、タイ語を勉強する気はないという。

なれば、これ以上こんな親爺のために無駄な時間を使うことはない。ということで、二回目の食事以来、まったくメールも電話もない……。

という結論なのだが如何なものであろうか。まるで三文小説のストーリーか。

この話を、飲み友達に話したら、いやそうではないと言う。この女性、お前に気があるのに、食事の後に誘われなかったから侮辱された想いでいるに違いないという。

「今度は、絶対に誘ってやれ」というのだが、この悪友は、小生に恥をかかせて酒の肴にするつもりであることは、百も承知。

相手に何か想うところがなければ、父親と同年代の親爺と食事などして楽しかろうはずもない。なれば、その想いは何なのか、これを探るのもおもしろい。




危険がいっぱい

2012年05月02日 | 日記


世界の大都市で危険なことと言えば、「交通事故」「強盗」「通り魔殺人」「麻薬」など、いろいろなことが思い浮かぶが、最近では携帯電話も仲間入りさせても良いのではないだろうか。

昨晩、久しぶりに電車に乗って帰宅した。

乗り換えのターミナル駅と、通勤ラッシュの時間のせいか、非常に混んでいた。
だが、ここでは、中国のように我先にという姿は見られない。皆、静かでマナーがよろしい。

私の前を歩く女性がいた、静かな流れの中でも彼女の歩みが一際遅い。私の後ろから若者が私を追い抜いた、その時、前の女性が急に立ち止まった。追突である。そこに私がぶつかった。3重衝突。

幸い、3人とも怪我はなかったが、一歩間違えば大変な事態になる。

この女性は、スマートフォンを持って、チャットをしながら歩いていたらしい。夢中になって立ち止まったのだろう。若者が転びそうになった彼女を後ろから支えてあげたので、事なきをえたのだが、彼女は携帯を右手にしっかり握っていた。

若者は背後から女性の腰のあたりに手を回し、私は若者の背中に手をつく。なんとなく不公平ではないか……..いや、今日はそんな話ではない。

飛行機を降りると、皆一斉に携帯のスウィッチを入れて、メールのチェックを始める。客のほとんどは、右手にハンドキャリーのバッグを引っ張り、携帯は左手操作で集中している。

あの、ハンドキャリーのバッグだけでさえ、足を引っ掛けて何度か転びそうになった経験があるが、携帯に夢中になられて、立ち止まられた時にはたまったもんじゃない。老人は足がもつれて急には止まれない。

危険なのは電話よりもメールである。電話ならしゃべっていても前は見えるが、メールは、そうはいかない。小さい画面に集中してるのだから、周りに目配りできるはずもない。

歩行禁煙しかりであるが、歩行メール禁止とか、街の中にFree Wi-Fiのエリアを設けたメールゾーンの設置など、考える時期にきているのではないだろうか。