Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

Being legally resident合法的に住めるということ

2020-03-10 | 生き方

人が生きるには法律が要る。

People need a law to live in.

法律は国によって異なるが、

どの国の法律も人達がお互い問題無く生きるために

必要な決まりで成り立っていているのは同じだ。

Laws vary from country to country,

but the common concept of law in every country

is based on the rules that people need to live without problems.

 

人は法律によって守られ、安全が保障されている。

People are protected by the law and ensured security.

だが、その法律は違反したかされたかのことが起きない限り、

法律で守られていることすら忘れ、

あることさえも意識されにくい。

But as long as the law is not violated or offend,

we even forget being protected by the law

and it is hard to aware we are being under the law.

 

空気のように、無くならない限り、

そのありがたさが分からない。

We don’t appreciate it like air unless when it vanishes.

だから、法律に守られているとか、

どのような法律があるとかが忘れられていることは、

法律上問題が無い生き方をしていることだとも言える。

Therefore, forgotten being protected by law

or doesn’t care about what laws are there for us,

that is represented the way of live life without legal issues.

 

合法的に住めるということは、

法律が定めた規律内で自由に生きるということであろう。

Being able to live legally means

living freely under the discipline that has set by laws.

 

先週、永住権カードが送られた。

My permanent residence card was delivered last week.

永住権を取得できるまでは

弁護士の夫が手続き全てを担当してくれて、

私は書類にサインをしただけだから、

それがどれ程大変な作業であったか分からずに済んだ。

I got the permanent residence

because my husband who is an attorney in charge of all the procedures,

and only I did was just sign for all the documents,

so it was done without knowing how hard it was.

 

日本で永住権を取った時は

全て私一人で手続きをやっていたから、

その作業が如何にややこしいか検討は付く。

To take the permanent residency in Japan

I had to go through all the procedures by myself,

so I can consider how the work complicated.

兎に角、3か国の住民票を持って初めて、

法律に従って生きていることにありがたみを実感した。

Anyway, I actually felt how I appreciated the legal life

that came from obeying the law

since I was able to have three countries' residencies.

 

法律の枠組から私個人を視て、捉えることは、

日常の中で自分がエゴに縛られていることを何気なく気づかせてくれる。

Perspective my individuality from the view of the fabric of law and apprehending,

it allows me to realize unintentionally being bounded by my own ego in daily life.

その気づきは人とのトラブルを解決してはくれないが、

少なくとも個人の思考や体験だけで

世の正誤を判断するには条件が足りなくて、

視野も狭いことを示してくれる。

Such awareness does not solve problems with people,

but at least it shows that the conditions to judge are not enough for right or wrong

with consisting of personal thoughts and experiences only

and the vision could be narrow.

 

正しいとか間違ったとかを決めつける前に、

一息おいて見方自体を視てみるのも、

何かの縛りを解せる試みになるかもしれない。

Before deciding what is right or wrong,

take a breath and try to view the point of view itself,

maybe the attempting can be a trial to untie something tight.

 

人が心に決めていることが正しいなら、

法律のようにその決まりによって守られ、

お互い問題無く生きられるようになるだろうから...

If people have the right rules in their minds,

they would be protected by the rules like the law does,

and it supposes to let us live with each other without problems…

 

 


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12 Comments

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おはようございます (のしてんてん)
2020-03-10 06:44:28
それゆえ、心の法律は存在しますね。
法律に沿って生きていればそれは無い
しかしそれに違反したら法律は動き出す。
苦悩を罰として与えるのでしょう。

罰を受けて初めて
人は法律の存在を知る
法を知ったものは悔い改め正道に戻っていく

心も同じですね。
苦悩がすべてを教えてくれるのです。
Unknown (のしてんてん様へ)
2020-03-10 07:30:32
私が書いておいて削除した部分をのしてんてんさんが書いてくださったのですね。
そっくりその内容だったので、びっくり仰天しながら読みました。
文を短くしたのは、Facebookからのリンクを考慮して
(長いのは読まないようだから)
一分以内に読める程度に調節したからであります。

全く、私が言わなかった分も読んでしまわれて、
凄く嬉しいです。
Unknown (ガマさん)
2020-03-10 13:57:41
実生活では「郷に入らば、郷に従え」のように、その国の法律に従わざるを得ませんが、心の中は全く自由なので、いろいろ葛藤するのも人生体験として無意味ではないと思いますけど。
Unknown (朱夏)
2020-03-10 18:54:50
너 참 예 쁘 게 생 겼 다!
여배우 처럼 아름답다~그것 은 어느 나라 에서 도 의심 할 바 없 는 진실 이다.
Unknown (榮久)
2020-03-11 03:52:13
Livret de famille

永住権は持ちませんが
亡き妻がフランス人だった関係で
Livret de familleは持っています。

限られた国にしか暮らしたことしか
有りませんが
田舎というのか森や山、川や海
空気が澄んでいるような所であれば
長く住めると考えています。

今の政府はオリンピック開催のために
コロナウイルスに対する感染者数等にも
故意になのか国内でのPCR検査も行わず
重傷者のみの数だけを報道している
現状には失望しています。
利権、金権のためだけの政治家の姿が
ハッキリと見えてくるようです

今日、3・11東北震災
大津波から9年目
未だに安心感が得られない人びとが
多くいるのを忘れてはならないと
細やかですが先月も支援集会に
参加したり広報の手伝いなど

国って?? 何なの?と思います。
Unknown (ガマさんへ)
2020-03-11 09:39:11
私がよく観ているユーチューバーの渡辺さん曰く、
考えるのはエネルギーだ、悩みもだなど考えることが
『余計な作業』のようなニュアンスで話したりしてます。
あれやこれや考えること、自由でしょうけれど、私には『考えない』ことが難しくて、
煩悩に悩まされているところでして、考えることのメリットは不要かなと思っているところです。
Unknown (朱夏さんへ)
2020-03-11 09:59:07
まあ~韓国語でコメントしてもらったのは、夫がグーグル通訳で自分のコメントを通訳しコピペしてくれた以来無かったのでした。
容姿について、しかも母国語で形容されると、
さすがにくるものがありますね。
ボールを素手で掴んだ感じかな。
なので、素手の感じで日本語で書いています。
英語はまだ、厚いコートを着られている感じだから、英語では感じを伝えるレベルに達していないのもあって、
とにかく、多言語に熟した朱夏さんから
韓国語で言われると、重さと深みがありますね。

言語の実感について考えさせられました。

とお、韓国の住民票の写真は恐らく29才で、
外国人登録書の写真は42才だったかもです。
訳があって、韓国の住民票は日本にいたとき、再発行されたものです。

アメリカで撮られた写真は
それはあまりにひどい時に撮られたから
見せられないので隠してます。
思うとその写真を撮られた時は
体の調子が最悪で、全て悪かったです。
病院によく行ってたかな。

今は良くなりつつありますけどね。

とにかく、嬉しい褒め言葉をありがとうございます。

Unknown (榮久さんへ)
2020-03-11 10:35:15
Livret de Famille は戸籍の意味のようですね。
お亡くなりの奥さんがフランスの方だったのですね。
なんか、妙に納得できますねえ。

榮久さんの雰囲気(文から伝わる)、書風からみて
普通の日本の女性と結婚された痕跡は無かったから、
私なりに納得・合点がいって、なるほどおお、そうだったのね、と思いました。

国ってなんだ、と思ったからあえて記事にしましたが、
トランプ政権下の移民政策が厳しい中で
永住権が許可されて
ライフイベント的な意味合いで書いておこうとおもってたのでしたが、
内容が個人性100%だし、Facebookでの投稿のため記録としてのアップでしたが、
なんと案外、コメントもアクセスも結構あって
これはなんだ、と思っているところです。

実際、カードをもらって
国って何だ、と思ってボッケとしてました。

それはさておいて
ここは最近やっとやたらにコロナウィルスで騒ぐようになりました。
コストコに行ったら、トイレットペーパーが売れ切れで、ここもかと思いましたね。
なので、取り急ぎ隣の店で普段より高く価額表示されたトイレットペーパーを買って、
家の近くのスーパーに行って、あるかと確認したら
普段通り売ってました。

今はここは、Joe BidenとBernie Sandersの選挙闘争で騒がしいです。

Unknown (ZIP)
2020-03-12 10:12:15
その国で生まれ育ち暮らしているということは普段あまり意識されることは無いわけです。
あまりにも当然といえば当然すぎることは、自分が水平な地面の上に立っていることと同じように、当たり前過ぎて疑問にもならないわけです。
それが当たり前過ぎて疑問にもならないことは
常識という範疇に最早組み込まれており、意識にさえ立ち上らないわけですから、それを説明しようにも説明はできないという感覚的なものにしかならないわけです。
元々 common sense は共通感覚というわけですから、知識や理論で説明できるものではなく
あくまで感覚に過ぎないというわけです。

水平な地面に立つ為には、面倒な手続きを経て許可証がいるわけですから、貴女の違和感は理解できます。
Unknown (ZIPさんへ)
2020-03-12 12:32:29
日本に住んでいた26年間、ここでの4年間
毎日が外国暮らしです。
国が当たり前に感じてたことはもう記憶にも遠くなりました。
最後に韓国に行ったときも
もう外国の感じでしたから、
私は今住んでいる国が他国でも
母国も他国な感じです。

ああ~泣きそう

国々を転々して生きる人の根性(?Joke)無しなりけり

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