八障連ブログ

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2017年11月17日福祉課懇談会記録をアップします。

2018年02月24日 21時24分34秒 | 障害者福祉課懇談会
2017年11月17日開催の八王子市障害者福祉課との懇談会記録をアップします。


懇談会記録【PDF版】はこちらから。




懇談会記録本文はここから。



八王子市障害者福祉課懇談会 議事録(mp3音声はこちら)



八王子市障害者福祉課懇談会 議事録


2017年11月17日(金)18:30~20:30 八王子市役所本庁801・802会議室


18:30 開始

司会の後藤氏(リサイクルわかくさ)より開会が告げられ、八障連代表の杉浦氏より、一方的な要望の場ではなく、様々な課題を共有する場にしていきたいと挨拶が行われる。

市出席者より自己紹介。
障害者福祉課長小池氏、長井氏、櫻田氏、遠藤氏、大野氏、池田氏、宮澤氏。
生活自立支援課長萩原氏、第2課長東郷氏、第1課長島林氏、松沢氏、牧田氏

出席会員団体より自己紹介(1団体1名)
八王子いちょうの会1名、NPO法人わかくさ福祉会あくせす2名、NPO法人なみき福祉会工房みどりの風1名、NPOCES1名、NPO法人ココットこあらくらぶ1名、地域活動支援センターパオ1名、社会福祉法人ころぽっくる1名、NPO法人ほっとスペース八王子3名、ハーネス八王子1名、ヒューマンケア協会精神障害サポートセンター1名、リサイクルわかくさ2名、NPO法人わかくさ福祉会プレワーク1名、NPO法人カラーズ1名


●障害福祉課への事前質問に対しての回答(18:45~19:15)
・「生活保護申請の事前相談における対応と障害者の自立に関する認識のあり方について」
 昨年度の懇談会を踏まえつつ、市議会でもこの問題について多くの議員の質問があり、相談担当、ケースワーカー含めて今月に3回に分けて対応の研修を行う予定。障害者福祉課職員からの講義と窓口対応の模擬面接を行い、講師より講評、助言をもらう内容。研修にはグループホームスタッフや当事者の方を講師として招き、研修を進めていきたい。研修の目的などを事前に各職員へ周知し、形に終わらない研修にしたいと考えている。

【質問、意見など】
•新人、異動などもあるので毎年など定期的な研修をお願いしたい。(今のところは今後の開催は未定だが、今回開催してみてからの検討となる)
•精神障害者の方でB型利用者で就職に取り組んだ際に、生活保護担当ワーカーより生活保護受給は良くないので頑張るよう指導されたが、それがプレッシャーとなり、生活保護をまた受けないように生活を切り詰めて仕事を続けていくために服薬をしなくなった事例もあるので、対応に配慮を願いたい。
• 市役所全体として相談者の立場にたって是非お話を聞いてもらえればと思う。
健常者の立場、論理で話しをしてしまうことが多いと思える。窓口へ相談に行くのも1日仕事でいろいろと考え込んでしまうこともあり、精神的にも疲れ切ってしまう場合がある。そうした現状を理解して寄り添うような対応で接してほしい。

ここで生活福祉課、自立支援課の職員は退席。

・重症心身障害児を対象とした・放課後等デイサービスについて
 八王子市だけでなくどこの市も不足している事業であり、市内で実施している事業所には日ごろから感謝している。今後も実施する事業所の促しは進めていきたい。更に補助制度も検討している。障害者計画でも障害児について計画を立てていくこととなり、取り組んでいくべき課題と認識している。

【質問・意見など】
•自立支援協議会でも障害児についてテーマになっているので感謝しているが、制度についてしっかり理解していない職員も多い印象がある。日野市、昭島市にそれぞれ1か所新たに重心を受け入れる事業所ができた。しかし八王子市はまだ他市市民からも利用相談がある。
•こあらくらぶは国指定以上の人員配置で事故がないように活動している。国指定の人員配置ではカヴァーしきれない経管栄養、人工呼吸、胃ろうなど様々な医療が必要な障害児が多い現状。またそれらがいくつも重なっている方もいる。
•愛の手帳が3度になると重心では制度上なくなるが、実際には医療ケアが必要な方もいる課題がある。
•補助事業の話しもでたが期待したい。

・家賃補助について
 H30年度予算を編成している途中であり、決まったことはお答えできないが、障害者福祉課としては今年度通りの予算要求をしている。家賃補助は新法への事業移行時の事業安定化を目的としている。ある程度移行から時間も経過しており、これまでのような一律で補助している状況について、改めて先ほどの重症心身障害児を対象とした放課後等ディサービス事業所への補助の必要性といった課題も含めて考えていきたい。

【質問、意見など】
•ほっとスペース八王子より、事業収支と家賃支払いの資料配布あり、当事者運営を大事にしており、病状、障害が重い方も受け入れていることから通所が安定しない、また就労していても休みの日に仲間と過ごすなど、その方を支えていく支援が必要な方もいるが、現状では給付費の対象とならないなど、給付による事業収支が安定していない。そのため家賃補助は運営上大きな意味、必要がある。
•H31年度からの変更を考えているか。
(現時点で具体的な予定とはなっていないが、方向性としては今出ている課題も含めて考えていきたい)


・生活介護(訓練)を利用している中で就労継続支援B型事業所併用利用について(19:20~19:40)
〇生活介護と就労継続支援B型との併給が出来ないとステップアップしていけません。
生活介護から雇用契約のある、就労継続A型や就労移行支援にはすぐにいけないので、
そして、一辺に生活介護から就労移行支援B型に移行すると、その利用者のスキルだけでなく、人間関係がうまく構築できずにダメになるケースも考えられます。
それを避ける意味合いでも、併給しながら徐々に慣れて完全に移行するのがベターだと思います。
 上記の意見が出されています。そのことに対して市の見解や、当事者と支援者の疑問点を意見交換したい。

 【市 回答】
 日中活動系サービスについては、個々にサービス対象者が定められている。B型と生活介護は原則として併給できないとしているが、事務処理要領に沿って市としては個々のケースの必要性に応じて併給を認めている。しかし無条件には認めているわけではないことはご理解いただきたい。

【質問、意見など】
•工賃がでるB型への意欲があるが、毎日は体力的にも難しく、週何日かは生活介護利用したいというニーズがある。
•相談支援の現場の感覚として、以前に比べて併給利用が市担当者の判断が規模しくなってきている話がある。法的には個々の事業に対象者の定義はあるが、大事なのは障害者の方の生活が豊かになること。予算的な制約でなければ認めなくなってきている理由は何か。
(場合によっては制度を読み込めていないことでの対応の違いがあったかもしれないが、特別、以前より併給を認めていないということはない。事例によって必要性を認めれば併給を認めている。)
•当事者の立場としては制度上の解釈を当事者側の立場にたった、当事者の声が耳に入るような形でお願いしたい。
•相談支援の立場として、サービスが必要な根拠が適切に示せれば市も納得しやすいと思うので、適切なアセスメントに心がけたい。
•重心の方は親御さんが愛の手帳を申請しない方も多い。親御さんも制度を理解していなく括弧重心とつかない受給者証でこあらくらぶを利用しようとした際に愛の手帳がないということで利用が手帳ができるまで利用ができなかった事例があった。重心は見た目でわかるので、窓口対応として愛の手帳をすすめてもらえると助かる。
• (相談時にお子さんがいなく親御さんだけの面談となるケースも多い。相談時になるべく将来、こあらくらぶを利用したいなど細かな情報が得られると適切なアドバイスに努めることはできると思う。計画相談など間に入ると情報の取り漏れが少ないと思うが、児童を受けてくれる相談支援事業所も少ない現状がある。)

・児童の移動支援に関して(19:35~20:00)
八王子市の利用を15歳以上に限定するのは、保護者の立場からすると非常に使いづらい制度であると思います。障碍児を持つ保護者が一番移動支援を使いたいのが7歳から14歳です。以前に立川市でヘルパーとして約7年働きましたが、依頼は圧倒的に多いのが児童で7歳から14歳でした。
多動・こだわりが強いのもこの年代です。
ヘルパーと移動支援で外出するのは二つメリットがあります。1つは保護者以外の人と外出で他人と接することで世界が広がる。二つ目はその間に保護者が休んだり、自分の用事がこなせるという事です。

【市 回答】
 緊急時通学支援を昨年新設しているが社会参加等の外出支援とは異なり、これによりすべての課題が解決できているとは考えてはいない。しかし市の考えとしては、学齢期の方々については学校教育の指導においても社会参加にあたる内容は含まれており、義務教育期間であり保護者の方にお願いしている部分がある。そのため移動支援の対象とは現状していない。
 大人の移動支援については、必要性により、現行制度の中で時間数を増やすなど対応している。課題は意見として認識しているのがその他の課題についても財政的な制約がある。

【質問 意見】
•障害当事者のための制度であり、どこで利用したいのか当事者の立場にたって考えてもらいたい。保護者の責任という話があったが、いつでも保護者が対応はできない現状も理解してもらいたい。
•障害児の将来を考えて、家族以外との接点を持つことは自立の土台となり、重要となる。可能な限り社会的な顔が持てるような関わりが幼児期から持てることが大切と思う。親御さんも子離れできるような当事者の自立へつながるようなことも大切と思う。
•知的障害児の方は自分の意思を伝えるのが難しい面もある。特別支援学校の保護者の方にアンケート調査などニーズ根拠として示せるのではと思う。
• 限られた財政で優先順位がある中での市の考えと理解している。一遍に何十時間も制度つくるのは難しいと思うが、段階的に1時間でもつけて始めてみるなど取り組まれることを望む。その分、成人の時間を少し減らすなどの対応もあるのでは。次世代の未来のことを考える必要があると思う。
•以前に比べて温かい回答をいただいている。少しでもいいので進んでいければと考えている。
•夏休みは親御さんの負担が大きい期間であり、夏休みだけ限定的に利用できるようになるとありがたいと思う。

・障害と介護保険の統合に関して(20:00~20:20)
障害当事者が65歳を越えて「障害福祉サービス」から「介護保険サービス」に移行した場合、介護保険に移行した後、受けられるサービスの量や質が低下するのではという問題が、多くの障害当事者の間で懸念されています。
この問題については厚労省から市町村にも通達が降りており、八王子市においても、

①一律に介護保険サービスを優先的に利用するものではなく、申請者の個別の状況に応じ、申請者が必要としている支援内容を介護保険サービスにより受けることが可能かを判断。

②市町村が適当と認める支給量が介護保険サービスのみによって確保することができないと認められる場合等には、障害者総合支援法に基づくサービスを受けることが可能。

③障害福祉サービス固有のサービスと認められるものを利用する場合については 、障害者総合支援法に基づくサービスを受けることが可能。

という考え方を示しいただいているところですが、一方で市として独自に支援できる体力は限られているとのではないかという不安もあり、どこまで従来通りの福祉サービスを継続できるかは、市内に暮らす障害当事者として不透明であると言えます。
 単に介護の側面だけでなく、余暇活動の支援、当事者が勉強会や講演会に出掛けるなどの文化的活動、社会活動への参加など、障害当事者も単なる受け身の存在としてだけでなく、積極的に他者と関わりを持ち、社会の一員としての顔を持つ人たちがいます。
障害の程度や社会参加の程度によって当事者にも様々なニーズがある中、どこまでの利用がサービスとして認められるのか。八王子市としての見解をお聞かせください。

【市 回答】
 課題としては認識している。現状として、高齢者サービスでは賄えないサービスがあれば必要性に応じて障害福祉サービスを利用してもらえるよう柔軟に対応している。支援している事業所が高齢者サービスの事業所へ変わることでの不安などおありかたと思うが、これについても十分な支援を提供できるよう市として指導をしている。今後も高齢者サービスでは賄えない部分は障害者サービスで補っていくことを維持したい考えだが、介護保険との統合問題については別の課題として問題がでてくるなど蓋を開けてみないとわからない。今後、国や都から情報があると思うが、わかり次第、情報提供していきたいと思う。

【質問 意見】
•高齢者の利用者が事務的に年齢が来たので介護保険と言われてしまったが、今お話が合ったような形で統一した対応をお願いしたい。
•H30年度の法改正で、介護保険の指定を受けて65歳以上になった障害者を引き続き支援する場合に給付費はどうなるか。
(介護保険は特別会計になるので、恐らく異なる財源となると思う。)
•議論の確認として、グループホームや通所サービスは介護保険にないサービスは使えるが、ヘルパーなど介護保険にもあるサービスは介護保険優先となる理解と思う。
•介護保険の事業者からみて、障害者支援は経験値が少ないことからハードルを高く感じているように思える。障害理解を高齢者の事業所の方々にも伝えていく必要を感じる。
•八障連でも高齢者あんしん相談センターの支援者の方にもご参加いただき学習会を開催したが、H30年度法改正問題は不安を抱えておられた。


司会より、その他に何かご意見はという呼びかけに対し、ほっとスペース八王子より、団体登録証で富士森体育館内にあるトレーニングジムも利用させてほしいと話あり。

【市 回答】
施設の利用については施設の利用所管で考えていく。市民体育館については団体登録証で対応している。しかしジムについては個人利用であることから障害に関わらず団体登録証での対象にはしていない。事前に手帳や受給者証を事前にコピーをとるなど行い、スムーズに利用できるように対応してもらう方向で合理的な配慮を努力しているところである。その他にも施設の対応で問題があれば、障害者福祉課も場合によっては一緒に改善等を伝えていきたい。

【質問 意見など】
•放課後デイサービスでは手帳を持っていない方もいて、無料にならない。受給者証でも利用できるようになると良い。
(担当所管がどう考えるかは別にして、障害者福祉課として話をしていくことは可能)


最後に11月18日(土)、19日(日)に綾南公園にて八王子市障害者地域自立支援協議会により、障害理解のブースを出す宣伝があった。




20:40 杉浦代表より挨拶があり、閉会となる。



懇談会記録はここまで。




※ブログにアップしたデータに誤りがあったので訂正しました。
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