八障連ブログ

八障連(八王子障害者団体連絡協議会)運営委員会より、情報提供を行っています。(「八障連について」カテゴリーを参照)

八障連通信333号をアップします。

2018年03月17日 22時07分20秒 | 八障連通信
八障連通信333号をアップします。


八障連通信333号【PDF版】はこちらから。



ここからは通信本文です。



【事務局通信 Vol.46】
《2/17 市議懇談会開催さる》
2 月 17 日(土)、13 時よりクリエイトにおいて、「市議懇談会」が開催されました。事前に参加表明されていた 6 名を超えて 9 名の議員さんに参加いた
だきました。公務等でお忙しい中の参加、誠にありがとうございました。今年の懇談テーマは、1音響式信号機および変則的信号についての設置について、2障害者福祉の介護保険への統合問題について、3冨士森体育館ジム使用についての 3 テーマとなりました。「懇談」の詳細については、本号にて「市議懇談会報告」を特集記事としましたので、ご確認ください。今懇談会で、解決への方向性が垣間見えた課題もあり今後議論を深めながら、できるだけ早く解
決への道筋を見出していきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


《今後の八障連活動について》
3/17 福祉フォーム「DX(ディスレクシア)な日々 美(び)んちゃんの場合」上映会の実施に向けて、事務局を中心に準備を進めております。多くの会員の参加を期待しておりますのでよろしくお願いいたします。さて、福祉フォーラムの実施を持って今期の八障連活動の主要なイベントが終了します。今後は、5 月開催予定の「定期総会」に向けて、2017 年度の活動の振り返りと、2018 年度の活動方針の議論を進めていくことになります。運営委員会での議論が中心となりますが、運営委員会議事録および事務局通信にて討論の大枠を報告できると思います。多くの会員の皆様の積極的な関与を期待しております
のでよろしくお願いいたします。


【編集部より】
「市議懇談会」も無事終わりました。参加された議員の皆さま、お忙しい中でのご参加、誠にありがとうございました。さて、いよいよ今年度の八障連最後のイベントである福祉フォーラムが 3 月 17 日(土)に行われます。
お誘いあわせの上、福祉フォーラムへご参加ください。/八障連顧問の脇田氏から先号に引き続き、『当事者の「意思決定支援」を考える』との寄稿をいただきました。ありがとうございます。今号は紙面の関係で掲載できませんでしたが、次号に掲載予定です。

【お知らせ掲示板】
✦八障連主催の福祉フォーラムは 3 月 17 日(土)の開催となります。多くの会員の参加をお願いいたします。(運営委員会)


八障連主催 福祉フォーラム
3 月 17 日(土) 13:30~16:00 八王子労政会館ホール


【市議懇談会報告】
去る2月17日(土)、クリエイトトホール展示室において、八王子市議会議員との懇談会が開催されました。出席議員は、事前に参加表明があった 6 名を超えて 9 名の議員の方にご参加いただきました。小林信夫氏(公明党)、市川克宏氏・青柳有希子氏(共産党)、佐藤梓氏(社民党)、鳴海
有理氏・陣内やすこ氏・前田桂子氏(生活者ネット)、小林裕恵氏(諸派)、梶原幸子氏(自民党)の方々です(名簿順・かっこ内は所属会派)。お忙しい中のご参加、誠にありがとうございました。また八障連からは20名の会員が参加しました。なお、懇談会の司会は鈴木が、記録は立川がそれぞれ担当しました。(文責/立川)

八障連杉浦代表から、「市 議 会 議 員 の皆 様 方 との懇 談 会 は、主 と して、課 題 点 を議 員 の皆 さんと参 加 者 とで共 有 し、お互 いの改 善 方 法 など検 討 し、今 後 の活 動 に生 かしてい くことが目的 。直 接 担 当 課 に言 いに行 くとかではな く、どのように改 善 してい くことが『より良 い』のかなど共 有 してい くことが目 的 であ ることを確 認 したい。」との挨 拶 があ りま した。その後 参 加 各 議 員 および
八 障 連 参 加 団 体 からの自 己 紹 介 のあと、 「懇 談 会 のテーマ概 要 」に基 づき 、以 下 のように意見交換 がなされましたので報 告 いたします。

1) 音響式信号機および変則的信号についての設置について/視覚障害者の立場から変則交差点にも音響式信号機を設置し、交通バリアフリーを実現したい
現在市内の 5 差 路 や、特 殊 な形 状 の交 差 点 において、視 覚 障 害 者 の安 全 に信 号 を渡 るためのシステムが構 築 されていない件 について話 をする。実 際 音 響 式 の誘 導 がなければ、車 の動 いている音 にて判 断 をせざるを得 ないのだが、特 殊 な形 状 の交 差 点 では、通 常 の判 断 ではわたることが難 しい。車 の音 により判 断 をし、渡 ったと しても、時 差 式 で入 り組 んでいる交 差 点 であれば、実 際 は反 対
側 の車 線 では車 が通 過 できるよう信 号 表 示 になっていた りして、視 覚 障 害 者 には判 断 ができない。そのため安 全 に渡 るために、音 響 設 備 を設 置 してほ しい ことを訴 えてい る。(例 と して出 た個 所 は子安 の 5 差 路 )

《議 員 側 からの発 言 の要旨》
・八 王 子 の交 通 課 で話 は聞 いて くれているが、警 視 庁 の許 可 が下 りないことが原 因 であるとのこと。道 路 交 通 法 の管 理 は警 視庁 行 ってい るため、市 の警 察 署 に言 っても対 応 までできない。また、公共 のもの(学 校 や公 民 館 )がい くつかなければ設 置 の基 準 に達 しないという判 断 であるとのこと。現 地の調 査 の時 は、当 事 者 不 在 で確 認 をされていた現 状 があるので、調 査 時 は当 事 者 の方 々にも参 加していただいて実 際 の状 況 を確 認 することも必 要 であると思 われる。

・まずは交 通 安 全 指 導 員 を置 き、危 険 性 を訴 え、その次 のステップで音 響 設 備 などの設 置 につなげ
て行 くことはできると思 われる。

・警 視 庁 にとっては、現 状 と して交 通 渋 滞 を招 く物 の設 置 はできないという考 えがある。そのためバリアフリーという観 点 からは逆 の発 想 になってしまうことがある。

・問 題 のある交 差 点 への設 備 の優 先 度 は、その付 近 に公 共 施 設 (学 校 ・保 健 所 などの公 共 性 の高い建 物 )が 1 件 あれば 1 ポイン トとなっているため、そのポイン トの高 い順 に設 置 ということで、子 安 の5 差 路 はその対 象 から外 れている。

・今 後 警 視 庁 など調 査 の際 、当 事 者 も交 えての現 場 確 認 をしてい くように働 きかけていただけることとなる。



2) 介護保険への統合問題について
介護保険への統合について、懇談会テーマの内容について報告後、参加者や議員より意見が出される。参加者の中からは重度訪問介護について、介護保険では補(おぎな)えないものがある。その場合は障害サービスの範囲でサービスの提供を行うと言われているが、介護保険と重度訪問介護の中身が違う。他市では、介護保険を申請しないと、サービスの提供は認めないというところもある。そのため、今の生活は先々出来なくなるという不安がある。
市町村の適当と認める範囲があいまいで、余計不安がある。

《議 員 側 からの発 言 の要 旨 》
・大きな問題であるという認識はある。現障害者を取り巻く法形態の中での実態を知らない部分が多く、今後高齢者との違いをきちんと把握することが必要であると思われる。

・介護優先で事業者向けアンケートをしたが、当事者の困難事例が出ていない。そのような状態で、高齢者の同一業者による運営、サービスの提供は問題があると思われる。

・高齢者の介護と、障がいの介護のできてきた背景に違いがある。その考えの違いを行政が理解する必要があると思われる。高齢側の視点のみで考えていくことはどうにもならないと思われる。

・当事者でないとわからない問題もあるので、高齢者・障害の関係者や当事者を集めて現状の話し合う場を設けていかないといけないと思われる。

・介護保険の目的は生活の維持や介護の予防がメインになっているが、障害者は社会に出ていくためや活動をしていくことが主になっている。そのため、ヘルパーさんなどの意識の違いが生じるし、サービスの違いも出てくる。障害のヘルパーさんに関しては、郵送物の代読はあるが、老人にはそのような対応はない。そのため、経済的な損失が出てしまうことも懸念(けねん)される。また、障がいのヘルパーと高齢者介護のヘルパーだと賃金の差も生じ、高齢者介護の基準で行うと仕事量が多いが賃金が低いということになる。そうなると、障がいのヘルパーへの担い手が減っ
てしまう懸念がある。

(事務局で上記の点について、障害福祉課に話に行ったことがあるが、「高齢者のデイサービスに行くと週 2 日しか通えないが、障がいのサービスであれば週 5 日通うことができ、健康維持を考えると障害の通所を勧めた」という案件があるとのこと。市としても、そのような努力はされていることを確認できた。)

・制度上の違いについては、障害分野・高齢者介護分野双方で確認をしていくことも大事であることが話しあわれる。就労に関して、制度的には充実されているが、生活訓練など実際と合わない状況になっているが、いっこうに改善が見られない。就職が何よりも良いということではなく、就労を目指すために、まずは土台作りのところにもスポットを当ててもらいたいことを確認する。

3) 富士森体育館ジム使用について(ほっとスペース八王子から)
懇 談 テーマの内 容 にてほっとスペースの職 員 より説 明 あり。ほっとスペースにおける日 常 のプログラム活動で、スポーツの会 などに参 加 できない会 員 利 用 者 が自 身 で取 り組 めるものが冨士森体育館ジムでのトレーニングであったが、藤 森 体 育 館 よりジムは個 人 利 用 のため「団体登録 証 」の提 示 では利 用 できないと言 われた。しかし、甲 の原 体 育 館 プールも個 人 利 用 ではあるが、団 体 登 録 での利 用
が可 能 である。冨 士 森 体 育 館 の トレーニングジムを利 用 する際 、手 帳 と受 給 者 証 の提 示 を求 められたが、利 用 者 によっては手 帳 を携 帯 することに抵 抗 のある方 もいる。そのため団 体 登 録 証 での利 用の許 可 を出 してもらいたい。

○議 員 各 氏 および会 員 から色 々と意 見 が出 されたが、トレーニングジムという個 で使 う場 所 ではあるので、通 常 の公 共 の場 とはまた違 うことも考 えられる。そのため担 当 者 間 での引 き続 きの話 し合 いが必 要 ではあると思 われる。手 帳 については、発 行 されていない方 や、自 ら作 っていない方 がいるので、団 体 登 録 証 での利 用 を検 討 していただけるように調 整 は必 要 と思 われる。携 帯 することに抵 抗 のある当 事 者 の方 については、「事 前 に施 設 でコピー(受 給 者 証 ・手帳 )を取 っておくなどの対 応 も検 討 してはどうか」という意 見 も出 された。




【連載コラム B 型肝炎闘病記 パオ 小濵 義久】
闘病史 その 21
演劇の世界では舞台で演じることを板の上に乗ると言う。一度板の上に乗る味をしめると止められなく
なるとよく言われる。結果、世の中には食えない役者がいっぱい生み出されることになる。その板の上に乗る醍醐味(だいごみ)を私は竹内演劇研究所での卒業公演で充分味合わせて貰(もら)った。研修生の中で一番年齢が上だったこともあり、それなりの我儘(わがまま)を聞き入れて貰(もら)った。準主役という役柄を与えて貰(もら)ったこともあり、効果音を生演奏で入れたいと提案したところ、竹内さんや共演者達の了解も得られ、友達のベーシストに連絡すると、知り合いのピアニストを連れて、稽古場へ来てくれた。
どのような過程を経て選曲やアドリブが決定されて行ったのか、役作りに必死だった私は知る由(よし)もなかったのだが、ネズミ役の私がカエル役の主人公に私の死体から湧き出る虫を食べて生き延びてと絶命寸前の最後の長科白(ながせりふ)に被(かぶ)せて演奏されたヨハン・パフェルベルの
カノンは心に染み入るようだった。
本番では主役の女性が涙にくれ、セリフも喋(しゃべ)られなくなってしまった。はじめ私の演技が良かった所為かと思ったりもしていたが、余りにも状況にぴったりハマった素敵な演奏に感極まったのだなとは今にして思うことである。名演技だったのかもとの思いも、舞台が終わってみると楽器の音が科白(せりふ)より大きく、肝心の私の科白(せりふ)は全く聞こえなかったと何人もから言われ、がっくりした。
その頃には既に病院を退職しておりフリーだったので、その後すぐに始まった竹内さん演出による鳥山敏子グループのG.ロルカ「ベルナルダ・アルバ家」の殆(ほとん)どに帯同させて貰(もら)った。また、演劇コースを卒業した人達で作ら
れた劇団「るつぼ」の幾つかの芝居に端役として登場させて貰(もら)ったり、裏方のお手伝いもさせて貰(もら)った。
そのうち第 14 期生の研修が始まるという段になって、またやってみたくなった。参加したいと申し出ると、竹内さんは只で参加させてくれた。その卒業公演はミヒャエル・エンデの「モモ」で、私はベッポ爺(じい)さんを演じさせて貰(もら)った。
評判はこちらの方が良かった。30 代半ばの道楽と言えば道楽、アルバイトの日銭稼ぎの仕事をしながらそうそう長く芝居を続けられる訳もなく、1986 年 4 月からは非常勤の仕事で 1 週間がドンドン埋まっていき、研究所に顔を出す機会は目に見えて減って行った。本当に贅沢(ぜいたく)なひと時を過ごさせて貰(もら)った。
中途半端な立ち位置で動き回っていたので、研究所の皆さんには随分迷惑を掛けたなと今では反省しきりである。竹内演劇研究所での貴重な体験は道楽で終わるだけでなく、その後の臨床に随分生かされることになったが、不味(まず)い事も生じた。ダンス講師として来ていた葉桐さんとはすぐに仲良くなり、しょっちゅう酒を飲もうと誘われるようになった。年齢が近いこともあり、話も合ったし、私の飲みっぷりが良いと気に入ってくれたのだ。劇団員全員のお気に入りの中華料理屋「白龍」に連れだって行くと、いつも老酒の 1 升瓶を注文し、時にはその日のうちに二人で空にしてしまった。やっとウイルスが消えたばかりというのに、こんなことをしていて大丈夫だろうかという心配が頭を掠(かす)めなかった訳はないが、そこは成行人生。植木等じゃないが、「後は何とかなるだろう~」と歌っていたものだ。
その後、心配が現実のものとなり、一旦消えたウイルスが再出現したのだ。一時的に肝機能値も悪化した。そのショックと熊田 Dr への申し訳なさとがないまぜになった複雑な感情を暫(しばら)く抱え持つこととなったが、後悔はなかった。
良い経験をさせて貰(もら)ったという気持が勝った。
B 型肝炎を発症してしまったと分かった時に、後 10 年位の命かなという複雑な想いを経て最後まで生き切ってやろうという覚悟をすることがなかったら、若い頃に残した熾火(おきび)に火をともすようなことはきっとしなかったと思う。いや、そんな冒険というか道楽はできなかった筈(はず)だ。B 型肝
炎のお陰で味わえた役者経験。肝炎からの素敵な贈り物だったのだ。(次号に続く)


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