8月議会の議案の中で、学童保育所の指定管理者が既存から新しい事業者に変更させるという
指定管理者審査委員会の決定を審議し以下のように討論しました。
「議案第18号から第22号の学童保育所の指定管理者の指定については、選定されなかった既存の指定管理者の運営に
特段の課題指摘が無く、指定管理者を変更することで利用者と現場で働く職員に混乱が生じるため、指定管理者が
変更となることに疑問を感じます。しかしながら議案を否決することは直営に戻すことを意味しますので、民間の
ノウハウが生かされる指定管理による運営に賛成のため議案に賛成しますが、指定管理を審査する委員の現在の体制では、
現地視察の時間も限られています。
コミセンは直営になったことでコストが650万円増加し、草ぶえの丘は直営になった事で職員の時間外労働時間が増加しています。
それぞれの施設にあった管理方法を今一度検討することをもとめました。
平成29年度の決算額の合計で、指定管理者が管理する65施設の委託料は、
7億1861万8,622円に上りますので、佐倉市指定管理者審査委員会の委員が果たす役割が重要となっており、
専門性の幅を広げるために指定管理者審査委員会のオブザーバー強化と委員を増員するなどの施策に努めることを
申し述べました。」
すでに直営による管理運営になった施設について、今一度検証する事を求めていきます。
指定管理者が変更される前にもう一度、視察して参ります。