中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

全国労働衛生週間

2012年09月27日 | 情報
10月1日より全国労働衛生週間がスタートします。
「心とからだの健康チェック みんなで進める健康管理」とスローガンにもあるように
今年度も「メンタルヘルス対策」に重点が置かれています。
今や、メンタルヘルス対策は、最重要の経営課題です。

以下、厚労省のHPより転載です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ghpr.html

平成24年度全国労働衛生週間実施要綱

1.趣旨
全国労働衛生週間は、昭和25年の第1回実施以来、今年で第63回を迎える。
この間、全国労働衛生週間は、国民の労働衛生に関する意識を高揚させ、
事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康確保に大きな役割を果たしてきたところである。

我が国における業務上疾病の被災者は長期的には減少してきたものの近年は横ばいとなっており、
昨年は7,779人と前年と比べ4%減少した。一方、一般定期健康診断の結果何らかの所見を有する労働者の割合が
平成23年は52.7%とやや上昇したほか、印刷業での胆管がんの発生が問題となるなど職場での健康リスクは依然として存在している。

また、我が国の自殺者3万人超のうち約2,700人が勤務問題を原因・動機の一つとしていること、
メンタルヘルス上の理由により休業又は退職する労働者が少なからずいること、
精神障害等による労災認定件数が高い水準で推移していること等から、
職場におけるメンタルヘルス対策の取組みが重要な課題となっている。

第11次労働災害防止計画は今年が最終年となることから、以上の状況を踏まえ、
その目標達成に向けて、事業者等が労働者の健康障害の防止、健康診断の結果に基づく措置の実施の促進等に着実に取り組み、
健康を確保する必要がある。また、事業者や管理監督者、産業保健スタッフ等によるメンタルヘルスケアの積極的推進により、
労働者がメンタルヘルスに関する措置を受けられる職場を実現することが求められている。

さらに、労働者の健康確保と快適な職場環境の形成を図る観点から、受動喫煙のない職場の実現を図ることが重要である。
このような観点から、今年度は、
「心とからだの健康チェック みんなで進める健康管理」
をスローガンとして全国労働衛生週間を展開し、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、
自主的な労働衛生管理活動の一層の促進を図ることとする。

2.スロ-ガン
「心とからだの健康チェック みんなで進める健康管理」

3.期 間
10月1日から10月7日までとする。
なお、全国労働衛生週間の実効を上げるため、9月1日から9月30日までを準備期間とする。

4.主唱者
厚生労働省、中央労働災害防止協会


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