中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

8年で約8000時間残業

2019年01月07日 | 情報

新年おめでとうございます。
連日のように長時間労働による悲劇が報道されていますが、問題解決の方向性は見えてきているのでしょうか?
小職の周辺では、多くの企業が長時間残業の削減に注力している情報は入手していますが、
成果を得る、または業績を向上させるには、どのような仕組みが必要か、
企業のみなさんには、真剣に考えていただきたい、年頭にあたっての所感です。

エーザイ部長自殺、遺族労災申請
12/30(日) 共同

製薬大手エーザイの部長だった男性=当時(50)=がうつ病になり2016年に自殺したのは、
昇進に伴う業務量増加や慢性的な長時間労働が原因だとして、
大阪市の男性の妻(51)が天満労働基準監督署に労災申請したことが30日分かった。
遺族は部長昇進から自殺までの8年で約8000時間残業し、過労死の労災認定基準となる「過労死ライン」
(月平均80時間)超えが計56カ月に達したと指摘。長期間の過重労働で自殺に追い込まれたと訴えた。
長期にわたる管理職の長時間労働の実態が明らかになるのは異例。男性は京都市内の単身赴任先マンションで死亡した。
エーザイは「長時間労働と死亡との関係を会社として判断する十分な根拠を持ち合わせていないが、
遺族の申請を真摯に受け止め誠実に対応したい」とコメントした。

「過労、パワハラで自殺」 館山市職員の遺族が提訴
2018/12/15 千葉日報

千葉県館山市の金丸謙一市長は14日、記者会見し、2008年に自殺した男性職員=当時(32)=の遺族から、
自殺は過重な労働や上司のパワハラが原因として、慰謝料など総額約1億4722万円の損害賠償を求められたと発表した。
遺族側は千葉地裁木更津支部に提訴している。
訴状によると、男性は06年4月、市税務課から市教育委員会に出向し、生涯学習課で文化財保護を担当。
直属の上司に仕事の大半を押しつけられ、23事業のうち22事業を担った。
また、日常的に無視されたり、怒鳴られたりなどのパワハラを受け、精神的苦痛を受けたとしている。
男性は08年6月にうつ病と診断され、休職。市税務課に異動して復職したものの、
10月に再び休職し、同月20日に自殺したという。
07年10月から半年以上、毎月の残業が100時間を超えていたとも主張している。
金丸市長は会見で「自殺した職員がいたことは把握している」と説明。訴状について「自殺から10年が経過し、
勤務記録も残っていない。誠意を持って事実関係を調査し、追って主張したい」と話した。

ジャンル:
日記
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