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ときめきの日々を過ごしたい

今日は半夏生

2012-07-01 17:00:09 | Weblog

  久々のしとしと雨や半夏生

朝の茶に梅干しふたつ半夏の日

 

ネットから (ハンゲショウ)(からすびしゃく)とも言うようだ。

季語夏至から数えて十一日目の今日が「半夏生(はんげしょう)」だ。と言われて、暁に天より毒気降る日だそうだから、好奇心がわいた。さっそく、事典を引く。「太陽の位置が黄経100度にあるときと定義されているが、暦のうえの入梅は80度、夏至は90度であるから、半夏生は夏至を挟んで、入梅と対称の位置にあるときにあたり、陽暦では7月2日ごろとなる。半夏はドクダミ科の多年草で、別名カタシログサ。水辺や低湿地に生え、一種の臭気をもつ。その半夏が生えるころという意味である。昔の農事暦ではこのころまでに田植を終えるとされていた。迷信的暦注としては、この日毒気が降るので、『前夜から井戸や泉に蓋(ふた)をすべし』といわれた。今日は、田植のギリギリの締切日だったのだ。もっとも「半夏」は「カラスビシャク(烏柄杓)」の漢名とするほうが正しい。「カタシログサ(片白草)」の場合は、「半夏」と区別して「半夏生(草)」という名前だ。ところで季語「半夏生」は、本意に添った用法ではない。蒸し暑い時期という雰囲気的な使い方だと思うが、ひょっとすると「半化粧」に掛けたのかなと歳時記にもあった。下の句は、私は以前にもブログにしましたが、父に似てきたのか、この頃緑茶を好むようになった。毎日、朝茶は欠かさない。毎日酢につけた少し甘めの中梅を一個必ず食べる。「梅はその日の難逃れ」何て言うようにもう5~6年になりなすが、何だか調子が良いような気がする。今日は半夏生の日、難逃れに梅漬けを二個戴いた。