自作の俳句

長谷川圭雲

0809健太郎日記・翁のつぶやき(80)・朝日新聞が強制捜査を受ける可能性?

2014-05-23 10:35:08 | インポート

0809健太郎日記・翁のつぶやき(80) 長谷川圭一

朝日新聞が強制捜査を受ける可能性?

 2014年5月20日、朝日は東京電力福島第一原発所長吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)に対してなされた政府事故調査委員会の報告の一部を入手、その内容を発表した。

 それによると事故発生当時、現場にいた所員の9割(約650人)が、所長の待機命令を無視し現場を放棄して逃げたという。

 菅官房長官は20日の記者会見でこの「吉田調書」を「公開しない」方針を示した。

 まさに日本の安全を守るためにも、この貴重な「吉田調書」が公開されて広く国民の英知が求められるべきである。それが真の民主主義ではないか。政府はまさに逆の歩みを取ろうとしている。

 怖いのはこの12月にいよいよ施行される「特定秘密保護法」である。歯止めをかける「情報監視審査会」は内容を見るとまさに「子供だまし」のものに思われる。

 今回の朝日のスクープが「特定秘密保護法」に抵触すると判断されれば、朝日新聞社は検察の強制捜査を受ける事になる。

 私の心配が荒唐無稽(こうとうむけい)なものならよいのだが。

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ハセケイ コンポジション(113)・hasekei composition(113)

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0809健太郎日記健太郎の創作・自作の俳句(長谷川圭雲)(250)(251)(252)(253)(2

2014-05-07 10:32:34 | インポート

自作の俳句(長谷川 圭雲)(250)(251)(252)(253)(254)

義仲寺で 俳句を詠める 嬉しさや 

            (2014・4・9:義仲寺にて)

**** 滋賀県大津市にある義仲寺(ぎちゅうじ)は、JR膳所(ぜぜ)駅より、500メートルの所にあり、木曽義仲と義仲を慕った芭蕉の墓が隣り合わせになっている。

「木曽殿と 背中合せの 寒さかな」という、伊勢の俳人又玄(ゆうげん)の句がある。

芭蕉翁 程よき墓に 眠りおり 

            (2014・4・9:義仲寺にて)

芭蕉翁 眠る墓前の 池の亀 

            (2014・4・9:墓前の小さな池に亀が一匹頭を覗かせていた)

義仲寺で 芭蕉と交わす 句の心 

            (2014・4・9)

伊吹山 魁偉(かいい)に聳(そび)ゆ 神の山 

         (2014・4・9:JR関ヶ原の手前、柏原〈かしわばら〉駅付近にて)

*** 上り電車の進行方向左手に見える伊吹山(いぶきやま)は赤茶けた奇怪な形の山である。この山の神のたたりで、倭建(やまとたける)は死ぬことになる。死ぬ前に詠んだ歌がこれである。

「倭(やまと)は国のまほろば たたなづく青垣 倭し美(うるわ)し」(大和はとても良い国だ。青垣のように青々とした山々に囲まれている。大和は本当に美しい)

 因(ちな)みに、九州熊襲(くまそ)征伐のおり、天皇の皇子、小碓(おうす)の命(みこと)は女装して首領を殺した時に、死ぬ間際、熊襲建から、これから倭建(やまとたける)と名乗れと言われた。その岩壁に穿(うが)たれた熊襲の根城(ねじろ)が『熊襲の穴』と呼ばれている。その穴の下の川で私は中学の時友達とよく遊んだ。その川は天降川(あもりがわ)と呼ばれている。その川の上流に塩浸(しおびたし)温泉があり、坂本龍馬がそこに日本初の新婚旅行に来ている。(鹿児島県霧島市)

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  5月のブログは今回で終了し、次回は6月15日より始める予定です。

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ハセケイ コンポジション(112)・hasekei composition(112)

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0809健太郎日記健太郎の創作・自作の俳句(長谷川圭雲)(245〉〈246〉(247)(248)(2

2014-05-05 10:29:00 | インポート

自作の俳句(長谷川 圭雲)(245)(246)(247)(248)(249)

春爛漫(らんまん) 夜の八坂は 花見酒 

         (2014・4・8:夜、京都八坂神社を訪れたところ、桜の下で学生や会社や地元の人が大勢ビニールシートを敷き、花見を楽しんでいた)

石山は 文(ふみ)なす人の 香華(こうげ)かな 

         (2014・4・9:琵琶湖岸、瀬田川のほとりの石山寺にて)

*** 石山(いしやま)寺で紫式部は源氏物語の構想を練り、書き始めたという。「あけぼのは まだむらさきに ほととぎす」という芭蕉の句がある。式部が籠った『源氏の間』を詠んだものだと言われている。

石山寺 式部の香り 匂いたつ 

           (2014・4・9:石山寺にて)

満開の 桜さえぎる 瀬田の川 

           (2014・4・9:石山寺にて)

*** 琵琶湖から流れ出る水は、瀬田川となり、更に源氏物語最後の『宇治十帖』の舞台となった、宇治川となる。その瀬田川を隠すように満開の桜が咲き誇っていた。

石山は 紫の花 よく似合う 

           (2014・4・9:石山寺にて)

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ハセケイ コンポジション(111)・hasekei composition(111)

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0809健太郎日記健太郎の創作・自作の俳句(長谷川圭雲)(241)(242)(243)(244)

2014-05-03 10:12:22 | インポート

自作の俳句(長谷川 圭雲)(241)(242)(243)(244)

平等院 沈む夕日に 後光さし 

            (2014・4・8:宇治平等院にて)

平等院 夕日に浮き立つ 二羽の鳥 

             (2014・4・8)

鳳凰(ほうおう)堂 屋根に鳳凰 池にサギ 

             (2014・4・8)

宇治川の ほとりに立てば 宇治十帖 

         (2014・4・8:宇治橋、JR側のたもと、紫式部像の前にて)

***ここはまさに源氏物語の最後の濃密な部分、宇治十帖の舞台である。

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ハセケイ コンポジション(110)・hasekei composition(110)

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0809健太郎日記健太郎の創作・自作の俳句(長谷川圭雲)(237)(238)(239)(240)

2014-05-01 10:22:56 | インポート

自作の俳句(長谷川 圭雲)(237)(238)(239)(240)

伊勢神宮 汚(にご)った心に 清水さし 

           (2014・4・8:伊勢神宮外宮〈げくう〉にて)

伊勢神宮 参道行けば 花吹雪 

           (2014・4・8:伊勢神宮内宮〈ないくう〉にて)

*** 外宮から内宮に行くと参道の満開を過ぎた桜が見事に風に散っていた。

五十鈴(いすず)川 内宮清める みそぎ川 

         (2014・4・8:澄んだきれいな川が内宮を流れていて、親水(しんすい)及び浄(きよ)めの場所が設けられている。そこで冷たい水に手を浸すことも出来る。

御手洗(みたらし)で 心整え 正宮(しょうぐう)へ 

           (2014・4・8:伊勢神宮内宮にて)

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ハセケイ コンポジション(109)・hasekei composition(109)

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