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インターネットバンキングの不正取引

2014-03-03 | シンキング

インターネットバンキングで、成りすまして、パスワードを聞く手口である。

銀行を装って、偽のメールで、パスワードを全部入力するように依頼され、それに対応する人は、アホな人かと思っていた。

意外と近くにそんな人がいた。

昨日、そのメールに対応して、パスワードを入力。

今日、昼、銀行から電話があって、その人の銀行口座から、全額引き出されていたようである。

金額は、いくらか分からないが、そこそこの預金だったと考える。

 

その銀行は、しつこく、何度も成りすましのメールを警告していた。

そのメールには、「銀行から暗証番号を入力依頼することはない」とも書かれていた。

成りすましのメールは、次の様である。

 

文言も、「セキュリティのアップグレードのため」や、「利用中止を避けるため」、「検証します」となっている。

確かに、一寸目には、そうかなと思わせる文章になっていますね。

 

成りすましに不用心な人には、効き目がないことが分かった。

本当の銀行から何度も警告していると、成りすましのメールとが区別できないことが分かった。

そのメールの原本を見ていないが、多分、メールアドレスは違っているはず。

(追加内容:この人に送られたメールを入手しました。それを書いたブログは、次のとおり。 

http://blog.goo.ne.jp/hasechu3/d/20140305

ここを、参照してください)

 

成りすましの見分け方は、次のとおり。

1、成りすましのメールアドレスを見る事。

  そのメールアドレスを見たら、怪しいメールかどうかが分かる。

  但し、今回はどうだったかは分からない。

2.もう一つは、そもそもの暗証番号は、銀行が発行したもの。

  預金者は、送られてきて知った内容。

  その暗証番号を、「聞いてくることは無い」と考えなくてはいけない。

 

その人は、警察に被害届を出しに行った。

お金は多分、返ってこない。

明日は、慰めの言葉をかけることにする。

 

なお、マイクロソフトでは、次の情報を公開している。

http://support.microsoft.com/kb/833786/ja

また、今回の成りすまし銀行の手口は、次のとおり。

ホームページには、色々と掲載されている。

http://bk.mufg.jp/info/phishing/20131118.html

インターネットバンキングのパスワード等を騙し取る不審な電子メールにご注意ください(平成26年2月28日更新)。

【インターネットバンキング】お客さまの情報を不正に入手するコンピューターウィルスにご注意ください(平成25年9月30日更新)。

この銀行では、本当の銀行の確認方法を通知している。

http://direct.bk.mufg.jp/info/0601_phishing/index.html

http://www.bk.mufg.jp/info/mail/windowsmail.html

この銀行では、インターネット専用の無料ウィルス対応ソフトとして、IBMのRapportを案内している。

インターネットバンキング専用の無料ウィルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」のご案内

 

成りすましと銀行とのバトル。

但し、インターネットという道具を使って、引っかかった人から、脅迫もせずに全額引き出せる。

犯罪者の立場から考えると、便利で、安易な犯罪である。

どうやって現金化するのかは、分からないが、現金化するために、ATMでは、覆面して行くのかと考える。

被害者が機敏な対応をしないと、犯人を上げることができない。

しかし、被害者は、騙されていると考えていないので、機敏な対応はしない。

犯人を逮捕するには、フィッシングを利用した、おとり捜査をするしかないのかも知れない。


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