葬儀を通して日々考える、鈴木葬儀社社長BLOG

葬儀を通して日々思ったことや感じたことを書いてます

この季節になると、目張りをされた棺が増える

2007年08月20日 11時29分12秒 | Weblog
今年の夏は厳しく、熱射病で亡くなる方が増えている様です。一人暮らしのご老人が亡くなり、暫くたってから発見される様なケースですと、警察署などにご遺体が搬送されます。

ですから、私たち葬儀社は警察署などにご遺体のお迎えに行くことがあります。警察関係のご遺体は厳しい事が多いく、何日か前にも腐敗が激しいご遺体が保管されていました。この暑い中、お亡くなりになられて数日後に見つけられたと思われます。

死の一つの側面だとしても、同じ人として悲しすぎです。この時には、葬儀というよりも人間としての身だしなみを整えさせて頂きたいと思います。

孤独死は社会問題です。しかし、直ぐには解決は出来ないので今後も増えて行くでしょう。
(死後、数日経ち腐敗した遺体は増えるということ)
そう思うと、システマチックでも良いので、ご遺体のケアーをするシステムを希望します。

経済的な格差はあるにしても、目張りをして火葬するだけが方法では無いように思うのは、私だけでしょうか?
ある程度の修復は可能だと思われます。
(遺体の腐敗の状況なりにですが)

目張り:棺の蓋をテープなどで塞ぐこと。主に腐敗臭が漏れない様にしている。もちろん対面なども出来ない、と言うか腐敗が激しくて対面しないと思われます。
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2 コメント

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Unknown (BAB)
2007-08-23 15:55:23
 ご遺体に対する思いは、書き始めると限が無いのですが、最後を忙しなく追い立てられるように火葬されるのはとても痛ましいです。
 エンバーミングは万能ではありませんが無能ではありません。必要なエンバーミングとそうでないと思われるもの(エンバーマーが口にすべきではないのでしょうが)が、明らかに存在します。必要とされる方々すべてに出来る限りエンバーミングの手が届きますようにと願います。(葬儀社もエンバーマーもそうする為には努力せねばなりません。)
コメントありがとう御座います (HS)
2007-08-23 17:24:28
私はエンバーマーではありませんが同感です。
人として、より良いお別れ出来る可能性を追求して行きたいですね!

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