記述は嘘をつかない。記述は裏切らない。

中学受験の国語と社会の塾講師&家庭教師です。

必要性と許容性

2010年05月07日 | 日記
受験に必要だから,この勉強をする(必要性)。

しかし,必要なもの全てをやれば,時間が足りない。

どこまで勉強に時間をかけることが許されるか(許容性)。

この二つのバランスが大切です。




時間無制限で,目一杯やってくれという家庭も,まれにあります。

私は,家庭の信頼に応えたい,と思い,一生懸命やりました。

その子も,必死になって,ついてきてくれました。




そして,彼は,望みうる全ての学校に受かりました。

合格祝賀会での,その子の言葉。

「ぼくも,やれば出来るって,思った。」




彼は,勉強よりも,大切なことを学んだと思います。

必要性と許容性を,切なる思いが凌駕してしまったようです



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