おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

念願のシャベル

2019-06-11 | あしもとからの思索
念願のシャベルを買った。
入所施設タップセッションの帰り道、鎌倉養護学校のある街道沿いに、掘建小屋のような建築道具店がある。掘建小屋の後ろ側には中身の見えるコンテナが積まれている。
いぶかしく近づくと「一般の方もご利用できます」と書いてある。
私はこの半年、目の端に入れていたのだが、近寄ったのは初めてだ。入り口には竹箒が見えてハードル低いようだが、アプローチの砂利斜面や並ぶ足場がプロ仕様なんだ。

この1年半、度重なる引越しでシャベルや枝切り鋏を失った。意外なことに、暮らしの相棒とはこういうものだったりするのだ。なくなって初めてわかる。
量販店にはチャチなシャベルしか置いてない..硬い土でぐにゃっとなっちゃう軟弱もの。私の憧れの、軸と持ち手が木でシャキッと土を切るシャベルが、ここにはあるかもしれない!

店に入ると一列はコテ、一列は鋸の替刃、一列はかけや。各品目、品揃えがめっちゃ豊富である!私はワクワクと列を回って入り口に戻り、シャベルはありませんか、と訊いた。シャベルは足場を伝って行った先の別棟にあり、やはり一列二段構えでシャベルがぶら下がっていた。

というわけで念願のシャベルを買いました。



これは「タップで文学Ⅱ あいこうる〜嵐が丘〜」のあるシーン。
この一瞬前に、鉄のシャベルの音が響き渡る。森で撮影する時に、もちろん愛用のシャベルを抱えて山を上ったのだ。

お時間のある時に、シャベルの音、聴いてみてください!8分ぐらいのところ。
枯葉の下、思いの外木々の根が張っていて、深く掘れてはいないシャベルの音です。


「タップで文学Ⅱ あいこうる〜嵐が丘〜」
「タップで文学Ⅱ 嵐が丘 / E・ブロンテ」”Withering Heights/E・Bronte”
映像監督出演編集:おどるなつこ Performed & Directed by Odoru Natsuko Ito
ピアノ:イーガル Piano : Ygal
撮影:稲垣晴夏 Camera : Haruka Inagaki
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