はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

「鹿」に激突!! TZRがぁーーー!! 4

2018年08月26日 01時54分19秒 | TZR250SPR(3XVC)

傷の方はだいぶ治ってきました。

外傷は、肩と肘と腰と膝と足首、要は右半身の出っ張ったところ全て。

骨に異常はないのですが、肩は上がらないし、腰は階段を登ったり走ったりすると痛い。

毎日痛い部位が変わったりします。

後遺症みたいなの(気圧が低くなると痛んだり、可動域が狭くなったり)は残るかもしれませんが、生活に支障が出ることは無さそうです。

 

それよりも。。。バイクですね

TZR250SPR

ボクが乗ってたバイクの名前です。

 

TZRの最終型で、2stレーサーレプリカなんて時代遅れで恥ずかしくて誰も見向きもしなかった1990年代後半に細々と製造されていました

当時ボクは同じ型の黒いTZR250Rを事故で失って、KDX125で過ごしていました。

でもやはり高速に乗れないのは辛いし、気に入っていたので同じTZRを買うことにしたのですが。。。

なあんと、安いグレードは製造中止になって最高グレードのしかなく、75万円もするじゃあありませんか!!

これがそのSPRです。

今でこそ皆さん200万円のバイクに乗ったりされていますが、当時は400ccのバイクでも60万円くらい、250ccだと50万円台が普通。
黒いTZR250Rは、1年型落ちの展示車だったので、45万円で買ったのに!!

乾式クラッチとかトリプルypvsとか付いてなくても良かった、それよりも安い方がいい。

 

「軽自動車も買えるほどの値段のバイクなんか買えるか!!」

とも思ったのですが。。。

 

その時はもうバイクのレースの最高峰がGP500じゃなかったかもしれません。

が、TZRといえば、世界4大メーカーであるヤマハがレースで培った技術の粋をつぎ込んで作ったバイクです。

それも最高グレードともなれば、そりゃあ世界で自慢できるバイクのはず。

クルマで言うと、フェラーリやマクラーレンがF1に保安部品を付けて公道を走れるようにしたようなものです。
一体いくらするのか。。。

 

それが、バイクじゃあ75万円ですと??

「安い!!」

いや、ホントにそう思って買ったんですよ~
なので、このバイクはどんなバイクにも負けない気がした

1000ccのバイクに加速の伸びで置いてかれようと、高速道路の直線でぶっちぎられようと、山に入れば絶対にこっちのが速い(ウデがあれば、ですが・・・)。

軽さは全てに勝るのです。

 

そのSPRですが、ついこないだまでオークションで70万円くらいで出てたのに、今ネットで見たら、なんと160万円になってました!!
ひぃえぇぇぇぇ~

買い直そうかなぁ、なんてちょっと思って覗いてみたのですが、とんでもない値段に!!
夢のまた夢になってしまいました

 

まぁ別にSPRが欲しくて買った訳でもないし、「安いグレードの規制前の45psのでもいいんだけどな」

「ひぃえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~

40万円台のもありますが、相場は60万円前後、程度がいいのは70万円以上になってました。。。

ちょっと前までヤフオクで25万円くらいで、多少は上がってるだろうとは思っていましたが、これは想定外。

皆さん、やっとコイツの良さに気付いたか。。。と誇らしげに思うと同時に、、、、失ったものの大きさを知る

 

仕事中でも、家にいるときも、通勤の途中も、ふと最近行ったツーリングのことを思い出すことがあります。

「今度キャンプに行くときは、、、」

なんて考えることも。

そんなとき、昔はちょっと心がワクワクしたもので、そのちょっとしたワクワクがキツイ仕事に堪える活力の源になっていたのです。

今は、考えるとホントに辛くなります。

クラッシュした時の映像が目の前に浮かんできて消えない。

ワールドカップで負けたベルギー戦で逆転された最後のカウンター、その時の場面が頭から離れずノイローゼになりそう、とセンターバックの昌子選手が言ってました。
今、その気持ちがよく分かります

バイクに乗るのが怖い訳ではないのですが、どっかにツーリングに行くこととか、キャンプに行くことを、想像すると昔のことを思い出して辛くなります。

しばらくは乗らないかもなぁ。。。KDXも。

でも、もしかしたら無理にでも出かけて、どんどん記憶の上書をした方がいいのかもしれませんね~



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