北大路機関

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いなり号豊川稲荷行 名鉄パノラマカー7000形臨時電車

2008-12-18 18:12:17 | コラム

■パノラマカー12月6日臨時電車

 白帯パノラマカーにより12月6日に運行された臨時電車『いなり』号の写真を掲載したい。今月末のダイヤ改正に伴うパノラマカー定期運行終了により、いよいよ愛好家の間では焦燥感が高まる今日この頃。

Img_0427  いなり号は、豊明駅を始発として、豊川稲荷駅まで一往復する。乗車には、乗車整理券と一日乗車券が必要ということだが、一日乗車券は、この区間だけを利用するにはあまりにも高価であり、更にパノラマカーの代名詞的な座席である展望車は、混雑しているため、沿線での撮影をおこなうことにした。豊明駅1146→豊川稲荷駅1237・豊川稲荷駅1243→豊明駅1348という予定での運行だ。

Img_0432  沿線である程度人が集中せず、かつ、撮影環境が良好な場所、ということで、いろいろ考えた結果、知立駅にて撮影することとした。ホームが湾曲しており、ホームの端でなくとも撮影は容易、という考えであったのだが、実際には、通過時間を逆算して、沿線からでもほかの電車と重なる心配は少なかったので、駅を出て少し歩いていったところにある撮影ポイントを選んだ。

Img_0438  やはり、7000形パノラマカーの人気は絶大だ。展望車の混雑はものすごいが、それ以上に驚くのは沿線の活気だ。有名な撮影ポイントではない、かなり駅から離れているこの場所でも、配置についている方が多かったということだ。邪魔にならないか了解を得て撮影。恐らく、有名なカーブの撮影ポイントは、この日、物凄い人出となっているのだろう。

Img_0446  パノラマカーであるが、定期運行は、今月末のダイヤ改正により終了となるものの、名鉄HPによれば、“平成21年度中には引退”、という表現が用いられている。これは、言い換えれば、イベント列車などの予定で、当分は運行する、という意味でもとることができる。他方で、現在、二輌編成化して保存するという方策を名鉄はとるようだが、四輌編成の中間車を流用して六輌編成化し、動態保存したとしても、記念運転などの収入でなんとか維持できるのでは?と考えたりもする。付け加えれば、四輌一編成を、可児に保存している8800形のシートを組み込み、団体専用車、としてみるのも面白いのでは、と考える次第。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文および写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

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