◆自衛隊関連行事
八月も終わり、七月の酷暑が過ぎ八月は平年の猛暑並でしたが、来月はどうなるのでしょうか。
今週末の自衛隊関連行事は31日日曜日に行われる函館駐屯地創設記念行事で、八月最後の行事として足を運ばれてみてはどうでしょうか。函館駐屯地には第11旅団の精鋭第28普通科連隊が駐屯、28連隊は1976年のMiG-25函館亡命事件に際して最前線に立った連隊です。
28連隊はMiG-25亡命事件発生後、本庁がソ連軍特殊部隊が奪取作戦を準備中との情報を海外経由で得たため待機態勢に入り、駐屯地祭準備中に展開していた第11戦車大隊の61式戦車を編制下に置き各隊員は火器携行で待機態勢に入るなど、様々な話があります。
当時の陸幕長三好秀男陸将は今年五月まで存命、再来年には事件発生後四十年を迎え、グレーゾーン事態対処等の近年の懸念への試金石として新事実の検証等が待たれるところですが、開示される公式記録には詳細は限られているものの駐屯地にて、当時の緊張に思いを馳せてみてはどうでしょうか。
このほか、来月2日に三重県の四日市港において多用途支援艦ひうち型の、えんしゅう一般公開が予定されています。何故か平日に行われる一般公開ですが、近傍の久居駐屯地や白山分屯基地から陸上自衛隊や航空自衛隊の装備品展示も予定されているとのことです。
◆駐屯地祭・基地祭・航空祭
- 8月31日:函館駐屯地創立記念行事・・・http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/index.html
- 9月2日:四日市港多用途支援艦えんしゅう一般公開・・・http://www.mod.go.jp/pco/mie/index.html
◆注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関