北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

海上自衛隊舞鶴基地 年末年始護衛艦一般公開予定

2007-12-27 15:02:05 | 北大路機関 広報

■29日~7日 舞鶴基地一般公開

 海上自衛隊舞鶴地方隊HP()に、年末年始の舞鶴基地見学予定が出ていたので、舞鶴基地の見所を写した写真とともに本日の掲載としたい。

Img_5606  海上自衛隊舞鶴基地には、第3護衛隊群旗艦“はるな”をはじめ、多くの護衛艦が配備されており、日本海全般の海上防衛及び災害派遣任務にあたっている。この舞鶴基地は、人口十万人弱の舞鶴市にあって、造船業などと並び一つの産業を形成しており、自衛隊桟橋は舞鶴市内の観光名所の一つとして数えられている。主観を重ねて記載すれば、海上自衛隊の基地では最も美しい環境に囲まれた基地といえる。

Img_5692_1  舞鶴基地の一般公開は、HP()によれば、29日土曜日から大晦日、元日、そして6日日曜日まで九日連続で一般公開される予定だ。一般公開されるのは、写真の護衛艦が停泊している北吸桟橋と、舞鶴鎮守府司令官を務めた東郷平八郎大将の展示など、多くの展示品をみる事が出来る海軍記念館である。

Img_6412_1  桟橋開放に加え、護衛艦一般公開も予定されており、艦内に入ることは出来ないが、上甲板を見学できるとの事。上甲板だけとはいっても、間近にみる護衛艦の迫力は一見の価値があり、少し高いところから見る情景も、飛行甲板から後ろの艦をみたり、甲板上に配置された様々な装備を見学することが出来るし、桟橋から見上げた艨艟とは、また違った姿を見ることが出来る。Img_6877

 この時期の舞鶴基地は、もしかしたら雪が積もっているかもしれない。雪景色と護衛艦、中々観れるものではない。考えてみれば日本三景の一つ、天橋立が近いこともあり、もともと美しい舞鶴の情景は、雪が降ればもっと魅力的な姿を見せてくれるはずである(その分、山陰線の運行状況が気になったりするのだが)。

Img_6227  舞鶴基地には、ヘリコプター護衛艦「はるな」の他、写真のイージス艦「みょうこう」、最新のイージス艦「あたご」、汎用護衛艦としては最も新しい護衛艦「すずなみ」、海上自衛隊最大の自衛艦である「ましゅう」型補給艦の「ましゅう」など、多くの艦艇の母港となっており、どの艦をみる事が出来るか、基地にいるかを考えるだけでも楽しいのではないか。

Img_5711_1  舞鶴基地は、舞鶴市役所の駐車場から掃海艇桟橋をみることができ、また、フェリー埠頭ターミナルから北吸桟橋を見ることが出来る。また、この埠頭からは舞鶴航空基地も望見できる。この他、東舞鶴駅から国道27号線に沿って歩いてゆくと色々と発見があるやもしれない。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする