熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎖大師青蓮院のリュウゼツラン

2019年06月30日 | 鎌倉・湘南日記
   西鎌倉手広の古刹鎖大師青蓮院のリュウゼツランが咲いている。
   先月末に境内に入った時に、リュウゼツランに見慣れない長い茎マストが伸びて、上部に天辺までお椀のようなロゼット状の蕾がついているのに気が付いた。
   
   
   

   まだ、華やかでも何でもないので、忘れてしまっていたら、長女から鎖大師のリュウゼツランがテレビで放映されたと電話が掛かってきた。
   何十年に一度だけ花を咲かせて枯れてしまうと言う花、それが、リュウゼツランであることを思い出して、朝、雨の中を鎖大師に向かった。
   下の方は、既に枯れかかっていて、真ん中から少し上が最盛期で、頂上は咲き始めというタイミングに間に合った。
   
   
   
   

   雨模様なので、コントラストの利いた奇麗な写真は撮れなかったが、花の雰囲気は分かる。
   鎖大師のHPでは、
   ”僅かに開いた蕾から、鶴首のような花柱が細長く突き出し、遠目に見ると孔雀の鶏冠のようでもあり、何とも不思議な黄色い花を咲かせております。”
   
   
   

   リュウゼツランは、竜舌蘭で、Agave、アガヴェ(アガベ)と称して、メキシコの強い酒テキーラの原料でもある。
   マリアッチを聞きながら、テキーラをなめたことを思い出した。
   どのように花を咲かせるのか、ウィキペディアを引用すると、
   ”数十年をかけ成長したのち1度だけ花を咲かせ枯れてしまう。まず、「栄養成長期」には葉を次々に出して栄養を貯めていく。原産地である熱帯地域では栄養成長期は10-20年にわたり、その後開花する。日本では30-50年で開花する。 開花期になると「生殖成長」へと切り替わり、葉から花茎へと養分の転流が起こり、下の葉から枯れ始めると同時に花茎が急成長をする。花茎は1日に10cm程成長し、2ヶ月ほどで大きいもので高さ10mにもなり数千の花をつける。花は下の方から咲き始め、それぞれの花では雄しべが枯れ始めると雌しべが成長するという受粉に困難がある成長形態であるが、・・・”

   この鎖大師のリュウゼツランは、”これまで30年もの間、開花の為にひたすら養分を蓄えたこの植物”と言うから、30年間必死になって成長し続けて、今年、一気にエネルギーを爆発させて、開花したのであろう。
   すぐに、枯れてしまうと言う、実に儚い。
   30年と言えば、1ジェネレーション、
   花とはいえ、奇麗なお姉さんが可愛い赤ちゃんを残して逝ってしまうような感じがして、切ない。
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