三日、初稽古をしました。
例年よりずっと早いです・・・と言うのも五日が院展の当番でお点前デビューをするからです。
この子は素直で熱心だからよく出来ます、それでも自ら進んで仕上げを見て下さいとやって来てくれるのです、
高校一年生だから可愛い着物で出してやりたい親心、
お母様の振り袖は大きくてどうにもならず、社中の人がこれを・・と中振り袖をくれました、長い袖はお点前中どうなるか とても心配でしたが中振りなら何の心配も無く大丈夫でした、ヤレヤレ１ヶ月程悩んだけれど何の事は無い、
後は彼女が実力を発揮してくれたらそれでいいけど、失敗してもそれはそれで構わない。全て経験を積んで大きく育ってくれたらそれで私は嬉しいし満足！
人の事より自分の事の方が心配だよ・・・なんせオッチョコチョイなんだから。
当日は長板に水指だけを置いたシンプルな設え。
今日のお床は息子がお年玉に１４代柿右衛門の花入れをくれたので早速それに吹上菊を惜しみながら切って入れてみました・・・しっくりきません！やはり吹上菊を生かすか花入れを生かすかがポイントです。
香合は鶏太鼓・・・小さくて可愛い・・・一番の安物。
茶碗は楽入（らくりゅう）の勅題「野」を使用・・・これは家元が歌を添えて下さっております。
”東風吹かばかおる北野の杜の花”
お茶は楽しくお稽古するのが良いですね、自称茶道文化普及員としましては頑張っていますので又お越しくださいね！
お待ちしております。