花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃって

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血の婚礼

2007年05月20日 | 芝居
原作/フェデリコ・ガルシア・ロルカ
台本・演出/白井晃
音楽/渡辺香津美

レオナルド:森山未來   花嫁:ソニン
レオナルドの妻:浅見 れいな 花婿:岡田浩暉
黒い男:新納慎也 少女:尾上紫
女中:池谷のぶえ
花嫁の父:陰山泰 レオナルドの姑:根岸季衣
花婿の母:江波杏子

東京グローブ座 上演時間2時間 休憩なし

岡田浩暉、新納慎也、根岸季衣、江波杏子という出演者にひかれてかったチケットだった。席は3階。
グローブ座の3階は初めてだった。A列だが、舞台のつくりもあるのだろうが、きちんと背もたれに背をつけていては、舞台が見えないという歌舞伎座の幕見よりしんどいと思ってしまった。

舞台は、新しい作品にありがちな抽象的なつくり。
二人の男と一人女の三角関係。
説明によると、
「この作品の舞台であるスペインのアンダルシアの乾いた大地はレオナルドと花嫁の性的渇望を象徴する肉感的、情熱的な挫折した愛に拍車をかけます。そしてその土地の霊と因習がもたらす宿命的な業に苦悩しながらその苦悩によって浄化されていく女達、血、家系、対立、強欲、親の愛、本能、プライド・・・
それらが織り成す様々な感情のぶつかりあいは時代を超えて濃く、重く、私たちにのしかかってきます。」
解らなくないけど、強いインパクとも感じられず、そうなんだ。と。
でも、「時代を超えて濃く、重く、私たちにのしかかってきます」は・・

昨今、男女の関係、結婚式ドタキャンなんてあるって言うしなあ、
その前に好きな男がいて・・なんで別の男と結婚するのかなあ?
って源氏物語の「浮舟」?
といって男女の肉体的関係はないって言うし・・・
好きな男と清いままで、旦那になる人に安らぎもとめて体を差し出す??

結果、男性2人が死んで、女性が残るわけだけど・・そののこった女性の
言い訳もこの芝居では、よくわからない。
全て「血」ということなのかな?と解ったつもりで解ってない。
情熱的でかなりきわどい「性」を扱っているようにも思うのだが・・
このきわどさを感じさせないのは、なんだろう?
セリフとして詩的な叫びもあるけど・・言葉としていってるだけで、
椅子に座ってそれぞれが、セリフを読むだけの朗読芝居ってタイプでもいいのでは?なんて思ってしまった。

それと、今回のフラメンコに初挑戦という森山未來というのも見所らしいが
3階席の私には、なんなんだ?とこれまたちょい中途半端が募る。
いっしょに踊るソニンも頑張るが・・。
フラメンコやタンゴというダンスは、官能的かつ魂の叫びといったものであるとおもうのが(とまあ勝手なる解釈)、
今回の森山未來のダンスは官能的さは薄く、熊谷和徳のタップに近いように思えた。

この舞台一番は、渡辺香津美のギターだ。
このギターは、さすが!と聞かせていただいた。

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16 Comments

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同意 (花梨)
2007-05-20 01:12:34
こんばんは。私も「血の婚礼」見てきましたが、どうにも消化不良です。
フラメンコ、私もちょっと中途半端?と思いました。
正直去年見た、tpt版の「血の婚礼」の方が、全然良かったです。特に舞台美術がtpt版が、格段に良かったので、今回はかなりがっかりしました。
まぁ・・ (harumichin)
2007-05-20 01:20:26
花梨さま
めったに同意にならないのに・・それがいっしょ。って、改めて、これは『×』だったのかな。と。
悩むこと自体、消化不良で終わっているんですよね。
あ、やっぱり (yaya)
2007-05-20 09:35:09
おはようございます~

あ、やっぱり?
まだ、ちゃんと観劇記書いてないのだけど、
私は、主にヨーロッパと中近東を行商してた頃(笑)
スペインの中部やアンダルシアにも随分行ったので
その、田舎(あえて表現するなら)の倦怠感や
乾いた感じ(人心も風景も)も、
勝手に補われてしまったのだけど、
これだけ観た人はどう感じるのかな~?と思ってました。
興味深い感想です。
Unknown (Miki)
2007-05-20 13:08:06
私もこれ観ました。
わりと前半に観たので「主役は江波さんか?」と思うほど未来くんがかすんでました。

グローブ座の3FのA列。私も座ったことあるんですが前のめりにならないと観えないんですよね~。でもあそこは段差があるので前のめりになってもB列の人は気にならないとのことでしたので良かったけどとにかく疲れました。
Unknown (ケイリー)
2007-05-20 18:11:08
グローブ座三階見えにくいですよね!高いし!サイドにいっちゃうと舞台見えないところもあるし…手摺りのボンボリみたいな丸~い飾りも邪魔!未来君フラメンコはまだまだでしたか?私もtptの『血の婚礼』は見ました!パクソヒを少しかってるんで…tptはハズレないですよね(だいたい)まあいつも暗い話しが多いけど、白井さんの演出っていうのも、原因?

yayaさま (harumichin)
2007-05-20 21:48:38
残念ながら、この舞台だけでは、スペインのアンダルシアの風土は、感じ取れませんでした。

想像するにも、なじみのない土地、風土、等、わからぬ状態ではどうにもなりませんでした。

この作品こそ、予備知識なしに行っては行けなかったのかな。と思っています。
Mikiさま (harumichin)
2007-05-20 22:11:04
あの3階、当初は3列あったそうですね。

それが、見づらくて2列にして、あの状態ということに驚きました。

今回『血の婚礼』、演出された白井さんの意図と演技が、一緒になったのが、江波さんだけだったのかな?

なんて、気がしてきました。
ケイリーさま (harumichin)
2007-05-20 22:30:26
改めて、この作品が、話題にあがっていたんだなぁ。という気がしました。

加えて、あの劇場で3階席は、今後、考えないといけないな。って(笑)

男性のフラメンコって以前一度みただけですが、未來くんとは、違ったように思いました。
何だか懐かしく感じる私・・・ (FURI)
2007-05-22 12:54:03
お久しぶりです!FURIです。「血の婚礼」観にいかれたんですね。私は観ていないのですが、チラシその他を見て思ったのは「ダンカンさん好きねぇ」・・・むか~しむかし似たような「フラメンコが見もの!」といううたい文句のお芝居ございませんでした?協賛もハウス食品で一緒(でしたよね)。

お芝居の名前は「ロス・タラントス」ひたすらみんな叫ぶお芝居で、私は話の内容と大分ずれた占い師のシーンでバカウケしてしまい、帰りのモノレールでもそのシーンの歌をずっと歌っておりました。あの劇場(アートスフィア)も3階席はすっごく高くて開演前に「ヤッホ~」と叫んで同行してくれた妹に嫌われました。劇場を作った意図も含めて大好きな劇場の一つではありましたが無くなってしまってとても残念です。あ、あと石井さんの声はもちろん素敵でした。

私は芝居の良し悪しはわかりませんが、少なくともダンカンの社長さんは絶対面白い方に違いないと確信する今日この頃・・・関係ない方向に走ってすみません。
バルジャンズ命名者ですもんね (harumichin)
2007-05-23 15:51:24
FURIさん!ご無沙汰です。
ダンカンの社長さんは、バルジャンズなんて安易に命名する方のようですから、ユニークなんでしょうねえ...。きっと。「志村魂」もだし...。
「阿国」のときに、客席いたような気がしたんですけど。(ちがったかな?)
あれもダンカンですよね。

「血の婚礼」で「森山くんにフラメンコ!」も、社長さんの好みだったのかしらん??
今回、新納くんのダンスの方が、インパクトあったのは、社長さん想定外?ってことはないですよね。

ところで、アートスフィアは今「銀河劇場」と名を変えてホリプロさんが経営されてますが..。無くなったって意味がちがうか知らん??

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血の婚礼 公式HP tpt版血の婚礼 HP (2006年8月上演)花梨のtpt版