花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃって

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神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?

2014年03月12日 | 芝居
ブログまたまたお休み状態。
3月に半ば。
今日は、世田谷パブリックシアターにでかけました。
「神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?」を観るために。
ドン・キホーテとあるのにチラシに登場していた「猿」「犬」「ネコ」「すずめ」奇怪でした。
そもそもチラシの雰囲気もかなり和風。ドンキホーテというものの桃太郎のようにも思えていたのですが・・・
和風というのは少なからずも当たっていたように思います。
登場人物ドン・キホーテが、桃太郎のように鬼退治にいくのではありませんでした。

「ドン・キホーテ」は騎士道物語の読み過ぎで現実と物語の区別がつかなくなって、お供にサンチョ・パンサをつれて 騎士として世の中の不正を正すために旅に出るのだけれど、とんでもない騒動をおこす・・・というスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスがかいた小説の主人公。
この話をもとにミュージカル「ラマンチャの男」が誕生したり。バレエの「ドン・キホーテ」があったり・・様々なアレンジがなされてますが・・

今回のこの舞台も「ドン・キホーテ」という正義感はあるものの現実と非現実の世界の区別がついていない主軸はそのままで、彼の存在している場所、空間が、
スペインから、時空を超えて・・・今の日本列島へ、そしてめぐり巡って最後は福島のとある街を想像させる場所へやってくる。
場所は、かわれど常に「ドン・キホーテ」の話の中で有名なシーン風車に突進する場面が、重なってもいる。

神がいる国とは?
神がいない国とは?

闇の世界と光の世界。この違いをうま~く仕上げています、
今回の舞台は
[作] 川村毅
[演出] 野村萬斎
[出演] 野村萬斎/馬渕英俚可/木村了/深谷美歩
     谷川昭一朗/村木仁/中村まこと
     [大駱駝艦]我妻恵美子/松田篤史/高桑晶子/塩谷智司
          奥山ばらば/鉾久奈緒美/小田直哉/齋門由奈

しかし・・見ていて「つらい」「苦手」。・・と思ってしまう。
目をそらしたいと思ってしまう。
現実がそこにあり、身につまされる・・・心に訴えてくるような仕上りです。

これは先日みた新国立の「アルトナの幽閉者」につづく重さ。
「アルトナの幽閉者」以上にそれが「今」であることが大きいのです。
とはいうものの

この舞台は、リアルさはまったく見せてはいません。あくまでもバーチャル、空想の世界です。
観る者のイマジネーションをぐいぐいかき立てます
ドンキホーテと一誌に想像の世界にいるんです。

その中で語るドン・キホーテを演じる野村萬斎さん、うまいです。このかたの独白は、どの舞台でも(狂言はのぞく)きかせます。
叫ぶのでなく、語り。滑舌がはっきりとし、響く声は狂言で鍛えたからなのでしょうか?

ラストも見ている方にお任せです。あなたは?

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