花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

新皿屋舗月雨暈 2

2009年03月23日 | 歌舞伎
日曜11時30分 国立劇場へ。
3度目の『新皿屋舗月雨暈』鑑賞になる。
ほとんどの新聞評で上々の書き方をされている舞台だが、国立劇場の客入りは、そこそこのまま。
人気度というところゆえなのか?
開演終演時間が中途半端という11時半開演2時半終演ということもあるのだろうか、
空席が目に入るのが、少々もったいない気がしてならない。

土曜日の東京新聞評も褒めてはあるのだが、「歌舞伎でいう実事の立役、二枚目でないのが宗五郎にふさわしい」と書かれる文字に・・松緑は、実事の立役、二枚目でないってこと?だしかに2枚目役じゃないとは思うけど・・褒められているものの、この書き方ひっかかるなあと私の解釈が、違うのかなあ。

花形というのは、ベテランとちがって、初日からの変化が大きい。
松緑の魚屋宗五郎も、初日の頃に比べ流れがスムーズで、若さが新しい宗五郎の誕生をさらに輝かせてくれたかな。って見終わって楽しかった~と笑顔になった。

一緒に見た母は、「場面場面ところどころ何気におじいちゃんの松緑に似てたわ。こういう役、松緑にぴったりね!」と褒めており、
急遽一緒に行く!と参加した妹も「今回の松緑いいね!!お酒飲んで酒乱になるところすごいいいよ!」
「でもさあ・・松緑の宗五郎と孝太郎のおはま、梅枝のおなぎ、それと三吉は、いいんだけけどさあ・・やっぱり花形だからなのか、周りが、いまいちなんだよね。
なかでも、お父さん役とさ、お殿様、よくないよ!」って、相変わらずぱっぱ、ぱっぱシビアな妹だ。

「「お蔦殺し」これはわかりやすいね~でもさ、孝太郎はお蔦さんよりおはまさんのほうがいいよね~。」というのは、二人の感想で
「「見終わって楽しかった~」って言うお芝居がいいよね~」我が家の芝居鑑賞かも。

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