経産省前テントひろば 111日目 テント日誌 12/27~12/30

2011-12-30 20:52:10 | 社会
<テント日誌 12/27(火)>
  テントに年賀状到着 テント談話室『語り合おう再生可能文化』第1回盛況のうちに
       ―― 経産省前テントひろば 108日目 ――

テント前広場に早々と年賀状を届けていただいた人がいました。紙面をかりてお礼を申し上げる次第ですが、年賀状をお寄せいただく方は下記のところにお願いします。
〒100-0013東京都千代田区霞ケ関1-3-1経産省前テント広場です。
12月28日派御用納めですが、このテント前広場は1月3日まで特別態勢に入ります。テント前広場はいつものように24時間態勢で維持されます。今年は帰省や温泉行きなどを変更してテントで年末を過ごす決意をした人もいます。時間のある人はテント前広場に参じて欲しいですね。

 また、何かの企画を持ち込んでやってもらいたいのですが、年賀状などいただければ嬉しいですね。テントにも張り出して年賀の風景を飾りたいと思っています。来年の春になると原発は全部止まります。現在稼働しているのは6基ですが春ころには止まるはずです。そして再稼働の動きが出てきます。再稼働を許さな決意やみなさんの周辺の動きを伝えていただければ励みになると思います。年賀状等で全国的交流をいたしましよう。
 
 テントに岩波書店でチエルノブイリで起こったことについての本の翻訳を進めている女性5人のグループが訪れました。以前にイギリス在住の女性が訪問された折にチエルノブイリ事故で乳がんになってイギリスまで手術を受けにきた女性のことを話されました。日誌で紹介したのですが僕らはチエルノブイリ事故について、そこで起こったことについてほとんど知らないのが実際です。
ですから本として刊行を期待したいところ大です。彼女たちは15時から開かれていた『テント談話室 放射能と月と再生 語り合おう再生可能文化』に参加された。
 
 上記のテント談話室は作家でルポライターであり『脱原発・再生文化論』の著者である川元祥一さんが主催するものでその第1回目でした。今回は「半減期」に学ぶこととしてなされました。
 川元さんは原発事故で拡散する放射能については多くの専門知識は必要なく、生活者として放射能が再生不能のもので人の手で制御不能であることが確認すれば十分であるという観点から、放射能や環境破壊の心配のない再生可能文化を提起しています。3・11以降を生活者として生きる再生文化運動を提唱していますが、これは「自然と生命力」という人類の歴史から学び未来を生きようということであります。
 今回は自然の生命力としての「半減期に学ぶこと」と題されたお話で、参加者も多数で盛会でした。
再生という概念を物質的観点ではなく、自然と人間の関係の再生という視点を持つ川元さんの話は興味深いものです。みなさんとの討議《談話》として進めようと意図も良くわかります。今後も継続されるとのことですが、日程が決まればお知らせしたいと思います。
 
 沖縄では政府の辺野古アセス評価書の提出に抗議する闘いが盛り上がりそれを押しとどめています。こちらでは防衛省や首相官邸にたいする抗議行動が「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の主催で展開されています。この行動はアメリカに追随し、沖縄の人々の意志を無視する政府の暴挙に抗議するものです。テントに集う人達もこの行動に連帯しています。 
                                                 (M/O)
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<テント日誌 12/29(木)>
   ”脱原発門松”が構え、新年への決意を示す
   ―― 経産省前テントひろば 110日目 ――
 
12月29日(木) 晴れ。テントの入り口の両側に大きな門松が置いてある。
昨夜、国立市の植木職人をしている若い女性が届けてくれたそうである。
その時居合わせた人達は、見知らぬ若い女性が車をいきなり乗り付け運び
出した時、大変驚き、そして大変喜んだそうである。
”脱原発門松”は霞ヶ関を睨み付けるように立っている。

今夜は第1テントも第2テントも賑わっている。第1テント内には先日訪れてこ
られた千代田区労協からのカラフルなバナーが張られている。
午後8時経産省の役人3人が、マスク姿にビデオカメラをもってテント近辺を
徘徊する。公安かと見まがうようないでたちである。
どうやら、テント内外に火気はないかと見ながら録画しているようである。撤去の
口実を探り出そうとすることなのか。時々、夜8時きっかりに登場するとのことだ。
何人かが「人の顔を勝手にビデオに撮って、肖像権の侵害だ。取り消せ」と抗議
すると、ほうほうのていで逃げ帰った。

椎名さんが帰ってきて、昨日(?)にあった、「3・11福島県民集会」の実行委員会の
話を伺う。
この集会が脱原発を柱とする”県民大会”として成功することを願いつつ、首都圏ー
全国から支援・連帯に駆けつけようと、ボルテージは上がる。

年末・年始、テントひろばでのイベントはめじろおしである。さしあたり、30・31の紹介を。
                                          ( Y・T )


★12月30日
16時  オープニング
17時~ 今年のニューストップ10
 1)原発関連ニュース 2)貧困問題ニュース 3)反グロ的世界のニュース 4)労働関連ニュース 5)環境問題ニュース
22時~ 年末オールナイト映画上映会
 1)ブライアンと仲間たち 2)希望のバス 3)コカコーラ・ケース 4)Hard Rain 5)The Take(英語、スペイン語字幕のみ) 6)安全・パン・自由 7)Occupy Berkeley
★12月31日
13時~ オープニング
17時 ブツブツ交換会(フリーマーケット、ネットオークション) オープンマイク「私のひとこと」
19時~ 世界から原発なくそう!紅白歌合戦
19:00「月桃の花」歌舞団エイサー・歌(白)(エイサー、反原発ソング)
19:15Sukisukipisさん(紅)(反原発ソング替え歌)
19:30館野公一さん(白)(シンガーソングライター、外国人労働者、反原発ソング)
19:45野本ゆかりさん(紅)(反原発ソング、替え歌)
20:00吉浦隆司さん(白)(シンガーソングライター、反原発ソング)
20:15石堂真紀子さん(紅)(歌)
20:30天辰哲也さん(白)(シンガーソングライター、脱原発デモソング)
20:45水島さん(紅)(ギターとハーモニカ)
21:00根本道夫さん(白)(反原発ソング)
21:15浦邉力さん(紅)(ロック、反原発ソング)
21:30テント村、他(紅)(ギターと歌)
21:45ジョニーHさん(白)(反原発ソング、替え歌)
22:00フィナーレ

22時~ ゆく年くる年/カウントダウン
関電前、福島、韓国、寿、山谷、渋谷などをつなぎます。

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<テント日誌 12/30(金)>
    年末~年始のイベント始まる オールナイト映画鑑賞会
      ―― 経産省前テントひろば 111日目 ――

12月30日(金) 快晴 風が強い

「東電、経産省の仕事納めはなりません」の福島の女性たちののべ100名を超える抗議行動の翌日の早朝、女性テントは、ひとしきり、主の不在であるかのような「館」となっていた。
強い風がテントのキャンバスをはためかせ、記帳窓口を開けようという男テントをわずらわす。
いらいらしているスタッフのところへ、女性がキャンバスをかき分け、お顔をのぞかせて、「これ皆さんで、召しあがってください」とのこと。女性のテントの分はもうとってありますので、と白い発泡スチロールの箱には、一つ一つ透明なラップでくるんであるおにぎりの行列。触ると温かい。
女性テントでどの程度とられたのか、分かりませんが、こちらでも、30個ほどはあった。しょうゆ味に鮭肉がまぶされている。
ある先輩がこうおっしゃっていた。「このテントでは、食べ物の心配はいらないよ。じっと待っていれば、誰かが差し入れてくれるから…」こういうことか! 暫くして、女性が「鍋はどこで洗いましょう?」。大なべ3つ、パック3つほど、携えて、ふたりで公園に向かう。さすが、女性のお仕事は、丁寧かつ速い。
夕刻、 おとといさしいれてくれたたんぽぽ舎のSさんが鍋を回収しに来た。「よごれていてもよかったんだけどね、ポトフの次は、イタリア風のミネストローネ・スープにしてみようかな?」 とにかく間に合ってよかった! 火器使用禁止のテントでは、差し入れだけが、本格的食事だ。 
 
 午後、私用で2時間ほど開けて、テントへ帰ると、随分のにぎわい。反原発・年越しOccupy経産省前テント実行委員会主催の「こんなんじゃ、よい年迎えらんない99%のための祭り~みんなでつくろう! 年末年始大生放送! の舞台づくりその他で、かいがいしい風情。
 ギャラリーも徐々に増えて、一昨日のテント前の抗議集会の勢いが蘇りそうだ。冷気もひとしおの4時過ぎ、新しいレイバーネットのネット生中継への出演者が来始めたが、なぜか、寒風に唇ひきむすぶかとおもいきや、ファイトが微笑を浮かべている。福島の人々への「救援」になんらかの助けになればという祈りと含羞と連帯感のほほえみはよいものだ。
 キャスター役の女性二人はリハーサルもふくめて6時間、寒風に耐え抜いて、唇も蒼ざめていたのはいたましいことではあった。
 
 そのあと、オールナイトの映画鑑賞会が開かれ、女子テントは江戸時代の歌舞伎場の様だった。ポルトガル、ブラジル、フィリッピン、オーストラリアなどの男女青年たちから、マスコミでは無理なパーソナル・オーラル・コミュニケーションによって、大切な情報をもらった。

 オールナイト映画上映会は、俊英、早川由美子監督の自作「ブライアンと仲間たち」から始まり、計5番組放映された。コマーシャリズムから自由な、新しいリアリズム、ドキュメンタリー作品が相次ぎ、新しい年を迎える予習としては、最高だった。
 早川監督の紹介してくれたブライアンさんは、今年6月亡くなられたそうです。国会議事堂前で、反戦・平和を訴えるためテント暮らしを続け、家族にも会いにゆかぬ闘争を敢行した。8年以上家にも帰らず、一日も休まず、英米政府のテロ撲滅戦争に抗議してきた男とその仲間のドキュメンタリー映画こそ、このテントで観たいものだった。
監督は最後まで、映像放映のお世話をしてくださった。テント座り込み111日めの告示は、この日、ポルトガルのアーティストが描いてくださった。
                                           (Q記)



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