福島原発近く海水から放射性物質 最大で基準の126~127倍 ほか

2011-03-22 07:13:15 | 社会
東日本大震災で被害を受けた福島第一原発近くの海水から、最大で安全基準の126倍にあたる濃度の放射性物質が検出されたことを、東京電力が22日未明の記者会見で明らかにした。漁業への影響などを評価するため、今後も調査を続けるという。

 東電によると、21日午後2時半に放水口付近で0.5リットルの海水を採取して調べたところ、ヨウ素131が原子炉等規制法が定める基準の126.7倍、検出された。この水を1年間、毎日飲み続けると、一般人の年間限度の126.7倍にあたる放射線を被曝(ひばく)することになる。このほかセシウム134が基準の24.8倍、セシウム137が16.5倍検出された。

 こうした放射性物質は、魚などの体内にとりこまれて濃縮され、さらにその魚を食べた人の体に悪影響を及ぼす恐れもあるため、東電は今後も調査する。

 海水への流入原因は今のところ不明。原発から漏れ出て空中を漂っていた放射性物質が雨とともに海中に落ちたり、使用済み核燃料を冷やすための放水作業で、地下にしみこんだ水が海に流れたりした可能性があるという。
http://www.asahi.com/national/update/0322/TKY201103210384.html

福島第一原発、海水から放射性物質


東京電力が、福島第一原子力発電所近くの海水を調べた結果、国の基準を上回る放射性ヨウ素や放射性セシウムなどが含まれていることが分かりました。東京電力は、福島県などに報告するとともに、放射性物質が広がっていないか、範囲を広げて調査することにしています。

東京電力は、21日午後2時半に、福島第一原発で施設からの水を流し出す「放水口」の南100メートルの地点で、海水に含まれる放射性物質を調査しました。その結果、▽放射性ヨウ素131が法律で決められた基準値の126.7倍の濃度で検出されたほか、▽放射性セシウム134が24.8倍、▽放射性セシウム137が16.5倍の濃度で検出されました。また、▽国の基準値を下回る放射性コバルト58が検出されました。基準値は、国民が飲む平均的な量を1年間毎日飲み続けると、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトに相当する濃度を示しているということです。東京電力は、「1か所だけでの調査で海域全体や魚介類への影響はまだ評価できない」として福島県などに報告するとともに、放射性物質が広がっていないか、今後範囲を広げて調査することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110322/t10014818011000.html

福島原発、排水口周辺海水も調査 放射性物質の検出受け
 東日本大震災による福島第1原発の事故で、原発排水口近くの海水から法定の濃度限度を上回る放射性物質が検出されたのを受け、東京電力は22日、同じ場所や第2原発周辺など、南北約10キロの4カ所で海水の調査を始めた。

 濃度限度は、仮に海水を毎日飲んだ場合、1年間で被ばく線量限度の1ミリシーベルトに達する値。21日に0・5リットルの海水を採取し、含まれる放射性物質の量を分析。ヨウ素131(限度の126・7倍)やセシウム134(24・8倍)、セシウム137(16・5倍)に加え、微量のコバルト58も検出した。

 東電は福島県と経済産業省原子力安全・保安院に21日に連絡。原発事故に伴う放射性物質による汚染は、大気から陸、海にまで広がった。

 一方、3号機の原子炉建屋から黒煙が上がったため中断した外部電源の復旧作業の再開に向け、東電は2号機から約1キロ離れた正門付近の放射線量を計測。煙が出た後の21日夕に一時1900マイクロシーベルトを超えた値がその後は低下し、22日朝には300マイクロシーベルトを下回った。22日中に2号機の中央制御室などへの通電を目指す。

 22日には4号機の使用済み燃料プールに向け、長いアームを備えた生コン圧送機で放水する予定。3号機には東京消防庁が放水を検討しているが、海から放射性物質が検出されたことでこうした作業に影響する可能性もある
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032201000116.html

雨中の放射性物質1都9県で検出…健康影響なし
文部科学省は21日、雨水やほこりなどの中に含まれる放射性ヨウ素や放射性セシウムの検出量を発表した。

 放射性ヨウ素は首都圏を中心に1都9県で検出され、茨城県では1平方キロ・メートルあたり9万3000メガ・ベクレル(1平方メートルあたり9万3000ベクレル)を検出した。高い数値となったことについて同省では、雨で空中に漂っていた放射性物質が地上に落ちてきた可能性があるとみており、「雨水に触れた程度では、直ちに健康に影響はない」としている。

 調査は各都道府県で20日午前9時から21日午前9時まで行われた。放射性ヨウ素は、山形県でも1平方キロ・メートルあたり5万8000メガ・ベクレル(同5万8000ベクレル)が検出されたほか、岩手、埼玉、栃木、東京、群馬、千葉、新潟、秋田でも観測された。放射性セシウムでは、茨城で1平方キロ・メートルあたり1万3000メガ・ベクレル(同1万3000ベクレル)を観測したほか、山形、埼玉、岩手、東京、栃木、群馬、千葉で検出した

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110322-OYT1T00028.htm?from=main5
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昨日のたんぽぽ舎連続講座(山崎久隆・菅井益郎)
以下でアーカイブが見られます。↓
http://www.ustream.tv/channel/tanpoponews

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フランスのCRIIRAD (Commission de Recherche et d’Information Indé
pendantes sur la Radioactivité) — 放射能に関する独立調査 情報委員会が
以下のコミュニケを発行しました。
発行日は3月20日9時(現地時間)です。

クリラッド研究所はフランスの独立非営利団体で、放射能と原子力について知る
権利、放射性物質の危険から身を守る権利を擁護することを目的としている研究所です。

[以下、CRIIRADから送られてきた日本語訳です。]

コミュニケ:
CRIIRAD (Commission de Recherche et d’Information Indépendantes sur
la Radioactivité) — 放射能に関する独立調査 情報委員会

コミュニケ 2011 年 3 月 20 日 9 時
3月20日(日)に フランスのメディアでも「福島第一原発近辺でとれた農作物に微
量の放 射能が検出された」と話題になりました。
汚染のレベルは人体に影響のある量ではないと 言っていますが、その情報は
正確ではありません。

食料品(一週間以上前から放射能をかぶってきているホウレンソウ、葉物野菜な
ど)の分析 結果がだんだんと出てきています。
検査対象はごく一部であるにもかかわらず、時として放射能にかなり汚染されて
いることがわかります。

— 汚染レベルは高く、微量とは言えません。
1キログラムあたり 6100 ベクレルから 15020 ベクレル、平均すると 10450
ベクレル/kg の放射性ヨウ素 131 が ホウレン ソウに検出されました。
その上検査の対象になった農作物の産地は福島第1原 発近辺ではなく、茨城県の
中の7つの市町村の作物で検査が行われました(原発 から南におよそ 100km 位)。

— 5歳の子供がヨウ素 10000 ベクレルを摂取すると年間許容量1ミリシーベルト
に達します。
2歳未満の子供の場合、約 5500 ベクレル(15020 ベクレル/kg のホウレンソ ウを
366g)で年間許容量に達してしまいます。

— 汚染された食品は 撤去されなければなりません(葉物野菜、牛乳、チーズな
どが 汚染されやすい食品です)。
「危険性が無いという事は無いのです。
もちろん非常に高い量ではありませんし、ただちに危険があ るわけでもありません。
現在福島第1原発の高度の放射能の下で働いている方々に比べても、被爆量は格段に
少ないでしょう。
しかし これらの数値を見ると、予防策をとる必要があります。
汚染された食物摂取による被曝は、空気に含まれる放 射性物質の吸入と、
その空気に触れることによる被曝、そして汚染された土壌から の被曝にさらに
付け足される事になるのですから。

— 3 月 21 日(月)追加情報 : 茨城県日立市における18日採取のホウレンソウ
に 放射性ヨウ素 131 が 1kg あたり最高 54100 ベクレル検出されました。
この値では2歳から7歳の子供には 184g の摂取で年間許容量1ミリシーベルトに
達する事になります。※ CRIIRAD (Commission de Recherche et d’
Information Indépendantes sur la Radioactivité)

— 放射能に関する独立調査 情報委員会
クリラッド研究所は フランスの独立非営利団体で放射能と原子力について
知る権利 — 放射性物質の危険から身を守る権利を擁護することを目的としています。

訳者註 : クリラッドは チェルノブイリ原子力発電所の問題でフランスの住民が
十分な情報 を得られなかったために大きな被害をうけたことをきっかけにつく
られた民間団体です。
現在福島第一原子力発電所の問題でおこる人体へのリスクを「予防の原則」を
踏まえて随時分析中です。
For further queries : laboratoire@criirad.org and contact@criirad.org

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首相が放水で都知事に陳謝 消防隊員「処分」と言われた/共同
 東京都の石原慎太郎知事は21日、菅直人首相と官邸で会談し、東京電力福島第1原発での放水に関し「東京消防庁の隊員が長時間連続の放水を強制され『実施しなければ処分する』と言われた」と「暴言」に抗議した。石原氏によると、首相は「陳謝する。大変申し訳ない」と述べた。

 会談後、石原氏は記者団に「隊員は命懸けで取り組んでいる。『処分』などと言ってはいけない」と強調。処分すると発言した人物については「知らない」としたが、都政関係者によると、海江田万里経済産業相だったという。海江田氏は、首相を本部長とする政府と東電の「福島原発事故対策統合連絡本部」で副本部長を務めている。

 石原氏は、連続放水の結果、機材が故障したことも明らかにした。

 これに関連し、枝野幸男官房長官は21日夜の記者会見で「事実関係を調査し、善処する必要があれば対応する」と述べた
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032101000578.html


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