ガザへのミサイル攻撃 12人以上が殺される/P-navi info

2007-06-30 08:00:35 | 世界
ガザへのミサイル攻撃 12人以上が殺される
27日(水)の早朝よりイスラエル軍はガザの数カ所にミサイルを撃ち込むなどの攻撃をしかけ、少なくとも12人(一説では13人)が殺され、50人ほどが負傷するという惨事になっているが、マスメディアではほとんど取り上げられていない。殺されたなかには子どももいて、多くの犠牲者は民間人だった。PCHR(パレスチナ人権センター)の報告をもとに経過を書いてみよう。

・27日午前5時

イスラエル軍の装甲車が戦闘機のバックアップを受けて、ガザ市のシュジャイヤ地区に侵攻。民間人に砲撃を仕掛け、即死させた。殺されたのは、

Nafez Mahmoud Hilles (27).
Ahmad Ayyad Hilles (16).

民間人の家への無差別な砲撃により、子ども、少女、高齢の男性を含んだ10人の民間人が負傷した。

・午前7時半

イスラエル軍の戦闘機はシュジャイヤ地区で民間の車両にミサイルを落とし、超法規的殺人を行った。イスラーム聖戦系のアルクッズ団メンバー、Ra'ed Amin Abu Fannounaが殺された。また、後にAnan Abdel Aziz El-Ar'eer (24)が病院で死亡している。

・午前11時半

イスラエル軍はシュジャイヤ地区でJundeya家の前にいた子どもや青年たちの真上に砲撃を行い、4人の民間人を即死させた。ひとりは子どもで、2人は兄弟だった。犠牲者は

Izzedeen Sa'id Jundeya (14).
Hazem Eyad Jundeya (23).
Yusef Kamal El-Manasra (18).
Sami Kamal El-Manasra (28).

さらにイスラエル軍の戦車は、レジスタンス・メンバーにも砲撃を行い、即死させた。: Yousef Khalil Juha (22).

シュジャイヤ地区では朝の10人に加えて、新たに40人が負傷し、ガザ市の病院に運ばれている。ほとんどが非武装の民間人で、家に砲撃を受けて負傷したもの。

午後になり、イスラエル軍はシュジャイヤ地区への攻撃を終了し、ガザのボーダーまで引き上げていったが、民間の家々、農地などに大きな損害を与えた。

・午後3時半

戦闘機の支援を受けたイスラエル軍の装甲車がガザ・ハーンユニス東部のフッザに侵攻した。軍は多くの家を急襲し、軍用ポストのために占拠、住人たちを人質にとった。

レジスタンス・メンバーがこのイスラエル軍と対峙し、散発的な衝突が起こった。レポートが書かれている時点ではこの衝突はまだ続いている。

その結果、レポートが書かれた時点では、2人が殺され、2人が負傷したことがわかっている。殺されたのは、

Deya Mohammad Abu Daqqa (24), (胸に銃弾を受けて死亡)
Husam Abdallah Abu To'ema (24) (頭部に銃弾を受けて死亡)

イスラエル軍は15歳から50歳の男性に家から出るように命じ、町の広場に集めている。(レポートはこの時点で終わり)

パレスチナ人権センターは、これらの犯罪が占領地におけるイスラエル軍の民間人の生命に対する無関心と否定を反映した戦争犯罪であると非難。また、これらは第4ジュネーヴ条約に違反する集団懲罰であるとしている。

( Israeli forces kill at least 11 Palestinians in Gaza incursion より)


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[民間人も含めて多数を殺しているイスラエル軍の攻撃が、以前にも増して報道されないということに怒りと不安を覚える。ガザの人々は、こうやって殺されても当たり前になってしまうのだろうか。家の前に立っていただけで砲撃される人生って……。こういう虐殺を見過ごしていると、恐ろしいことになりそうだ。国際的な批判がこういうときにこそなされるべきだと思う]

http://0000000000.net/p-navi/info/news/200706290213.htm
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ファタハ古参幹部が内部批判
ファタハの上級幹部で中央委員会のメンバーであり、ファタハ設立者のひとりであるハニ・アルハッサン氏がファタハのほかの高官や指導者たちを手厳しく批判する内容のインタビューをアルジャジーラTVを通して発表した。ハッサン氏によると、ファタハ指導者たちは米国の将軍がハマスを潰すために作った計画の一部になってしまっているという。この発言はファタハ内部で反感を買い、ハッサン氏への非難も起こっている。

アッバス議長の上級顧問でもあるアルハッサン氏は、ガザで起こったのはファタハの敗北ではなく、米軍のキース・デイトン将軍のプランの敗北だったと語った。デイトン将軍は2006年1月の評議会選挙でハマスが勝利して以来、ハマス破壊を目論んでエルサレムに駐留していた。[註・表向きは治安部隊に対する米国からのアドバイザーだったと思う]

ハッサン氏はムハンマド・ダハラン氏のことをほのめかしながら、ファタハの何人かの指導者が米国とイスラエルへの追随者となり、ハマスを潰すための資金を米国から得ていたと非難した。

パレスチナのメディアによると、この発言によって、アッバス議長はハッサン氏の顧問職を解任したという。

また、西岸のファタハのリーダーのひとり、サミール・マシュラウィ氏はハッサン氏がクーデタを実行するのにハマスと協力をしたと批判している。

マシュラウィ氏はさらにファタハはハッサン氏が1カ月前、ハマス政治局長のハーレド・マーシャル氏に連絡を取り、ハマスを壊滅させるための計画があることを知らせ、それを防ぐように依頼したという情報を握っていると語った。

西岸ファタハ書記長のフセイン・アルシェイフ氏は、記者会見の席で、ハッサン氏がファタハを代表するわけではなく、アッバス議長にハッサン氏の法的な措置を要求していると語っている。

ハッサン氏はハマスがデイトンの計画を黙って待つことはなかったが、ハマスは反撃を予想外に大きく行ったと言っている。ハッサン氏が言うには、ファタハの95%の人々は、デイトン計画に関係せず、そんな計画の一部になることを受け入れないだろうということだ。

ハッサン氏はパレスチナ自治政府の正統性を支持し、ガザにおけるハマスの軍事支配を批判するとともに、ファタハとハマス、また他のパレスチナ党派の間でイスラエルと米国をうち負かすための要求の水準を作り上げる対話を呼びかけるとしている。

( Fatah leader slammed over statements release on Al-Jazeera より)


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[ファタハも一枚岩ではないだろうと思っていたが、勇気ある発言を古参の幹部が行った。それに対するファタハ内部からのバックラッシュもひどい。ファタハがこういう人たちを切り捨てていくのなら、内部の侵食も留めることはできないのではないかと思う]

http://0000000000.net/p-navi/info/news/200706292327.htm

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