東京都教委、高校日本史副読本「江戸から東京へ」関東大震災・朝鮮人虐殺記述を修正へ

さすがは　文学・歴史に造詣の深い　新都知事猪瀬のもとの教育委員会。

都教育委員会が高校日本史副読本「江戸から東京へ」来年度版で、関東大震災（１９２３）での朝鮮人虐殺に関する記述から「虐殺」などの記述を修正する。
コラム「関東大震災の史跡を訪れてみよう」の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」。
現行版の「大震災の混乱のなかで数多くの朝鮮人が虐殺された」を、「碑には、大震災の混乱のなかで、『朝鮮人の尊い命が奪われました』と記されている」と変更。
　都教委高等学校教育指導課は、副読本の「誤解を招く表現」と判断。
「いろいろな説があり、殺害方法がすべて虐殺と我々には判断できない。言葉から残虐なイメージも喚起する」。
副読本を監修した専門家には相談していない。

　関東大震災における朝鮮人虐殺をめぐっては、２００８年、国の中央防災会議は、流言による殺傷事件の対象は朝鮮人が最も多かったこと、「虐殺という表現が妥当する例が多かった」こと認定している。

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２３年度版
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/nihonshi/24textbook.pdf
１０７ページが　該当ページ


東京都教育委員会委員は、次のとおりです。

（平成24年11月23日現在） 職名 氏名 委員としての任期
委員長　 　　　　　木村　孟 自24年10月20日至28年10月19日
委員長職務代理者　 内館　牧子　　 自22年 3月13日至26年 3月12日
委員長職務代理者　 竹花　豊 自23年10月1日至27年 9月30日
委員 　　　　　　　瀬古　利彦 自23年12月21日至27年12月20日
教育長 　　　　　　比留間　英人 自24年 7月13日至28年 7月12日


「教科書『江戸から東京へ』の内容の一部修正について　　　　　平成25年1月24日　 教育庁」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/01/20n1o400.htm
PDF修正データ
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/01/DATA/20n1o400.pdf


都教委よ、「関東大震災時の朝鮮人虐殺」は、何を誤解させる、というのか？/増田都子さんから


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