【4月30日】自由と生存のメーデー 07―プレカリアートの反攻

2007-04-25 20:35:14 | 労働運動

////自由と生存のメーデー 07--プレカリアートの反攻////
                      http://mayday2007.nobody.jp/
                     tel&fax:03-3373-0180
                      e-mail:paff(at)sanpal.co.jp

──生きることはよい。生存を貶めるな!
──低賃金・長時間労働を撤廃しろ。まともに暮らせる賃金と保障を!
──社会的排除と選別を許すな。やられたままで黙ってはいないぞ!
──殺すことはない。戦争の廃絶を!
──メーデーを抗議と連帯と反攻の日に!

○日時:2007年4月30日(月・休)開場12:30
○集合:12:00-12:30 大久保区民センター(新宿区大久保2-12-7)
   ※JR新大久保駅から明治通り方向に約600m。ペアーレ新宿裏
   ※集会参加:会場費カンパ500円/デモのみ参加:無料

【反攻1】13:00-14:00 メーデー宣言集会(区民センターホール)
○メーデー宣言(順不同)
  フリーター全般労働組合/女性ユニオン東京/予防拘禁法を許すな!
  ネットワーク/ジャマル・サーベリ/女性と天皇制研究会/石原喫苦/
  都庁行動を闘う全都野宿労働者実行委員会/似非原

【反攻2】14:30-16:00 歌舞伎町周回!サウンド+?デモ
○デモコース(「申請」中)
  区民センター⇒(大久保通り)⇒新大久保・大久保駅前⇒(小滝橋通
  り)⇒新宿大ガード⇒(靖国通り)⇒歌舞伎町前⇒OIMEN横⇒(明治通
  り)⇒(大久保通り)⇒区民センター
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&om=1&z=16&ll=35.697386,139.701355&spn=0.011397,0.014827&msid=113693097359521632284.00000111dd0934f650a94&msa=0
※当日デモは各種メディアによって取材されます。
  顔を撮影されたくない方はサングラスなどで適宜ご対応ください。

【反攻3】16:45-21:00 プレカリアート交流集会(区民センターホール)
  * 発言:働く女性の全国センター・伊藤みどりさん
          三多摩合同労組・中大生協争議当該
 * トークセッション
    提起:湯浅 誠さん(NPO法人 舫(もやい)事務局長)
              近著『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』
          矢部史郎さん(思想誌『VOL』編集委員)
              近著『愛と暴力の現代思想』
    司会:雨宮処凛(作家)
              近著『生きさせろ!─難民化する若者たち』
                  『バンギャル ア ゴーゴー』
          QT(フリーター全般労働組合)
  * 軽食ブース by 抵抗食の会(仮)(区民センター調理室)
  * 分散会
  * 上映「プレカリオ・ストリート PRECARIO STREETS(仮) 」約90分
    監督・編集/葛西峰雄・梅地展之(映画美学校ドキュメンタリー・コース)
    他企画準備中!

○呼びかけ:フリーター全般労働組合
http://a.sanpal.co.jp/paff/union/

賛同(07年4月24日現在)
★ 35団体:A-menace|Asian People’s Friendship Society|Haltigu
Rokas^o|4・28「沖縄デ―」、安倍政権打倒実行委員会|医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議|ウリ-ジャパン(戦争抵抗者インター日本部)|オールニートニッポン事務局|キリスト教事業所連帯合同労働組合|高円寺ニート組合|こわれ者の祭典|山谷労働者福祉会館活動委員会|ジャマルさんを支援する会|障害者-介助者反戦|素人の乱|新宿連絡会(新宿野宿労働者の生活・就労保障を求める連絡会議)|人民の力|全国コミュニティユニオン連合会|ダメーデー実行委員会|抵抗食の会(仮)|東京管理職ユニオン|東京ユニオン|都庁行動を闘う全都野宿労働者実行委員会|日本列島に、本当の民主主義を根付かせる会|ネットワークユニオン東京|派遣ユニオン|反戦と生活のための表現解放行動|ひきこもり九条の会|ビデオアクト(有志)|日雇全協・山谷争議団|貧乏人大反乱集団|フリーター全般労働組合|フリーター/非正規雇用労働者ユニオンふくおか|「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会|有限責任事業組合フリーターズフリー|遊動社|労働運動活動者評議会

★ 85個人:hi-lite(アナキズム文献センター運営委員)|Kb|ktn(不謹慎ズ)|浅野陽子|阿部治正(ワーカーズ・ネット会員)|雨宮処凛(作家)|石井宏和(東京ユニオン)|いちじゅ(ゆうメイト)|植本展弘|内山智絵(東京都地域精神医療業務研究会)|大平正巳(フリーター全般労働組合委員長)|大森美弥|大森理紗|岡井友穂|小川英郎(労働弁護団・ウェール法律事務所)|海妻径子(岩手大学教員)|鹿島拾市|梶屋大輔(グッドウィルユニオン委員長)|加藤宣子(日刊ベリタ記者)|菊地謙(フリーター全般労働組合)|木谷公士郎(司法書士)|京極紀子|久保友仁(ゆうメイト・郵産労目黒支部執行委員)|グレフル|桜井大子|佐藤和之(チェチェン連帯委員会)|志賀千秋(東京ユニオン)|渋谷望(千葉大学教員)|島崎由喜男(東京ユニオン)|清水直子(フリーライター)|小番伊佐夫(三一労組書記長)|白石嘉治(大学教員)|杉村和美(出版労連ED労組副委員長)|鈴木剛|首藤久美子(女天研)|関口達矢(東京ユニオン)|攝津正(芸音音楽アカデミー代表)|戦闘的ゴジラ主義者(靖国解体企画)|宋!
  安鍾(大学教員)|田中正治(ネットワーク農縁世話人)|堤英明(東京ユニオン執行委員)|常岡雅雄(人民の力)|津村洋(戦争抵抗者の会)|冨山一郎(インパクション編集委員、大学教員)|中十代(公共一般労働組合・図書館を利用する音楽家の会)|中村幸雄(新聞編集補助)|なすび(山谷労働者福祉会館活動委員会)|棗一郎(弁護士)|西 泉(合意してないプロジェクト)|西田英俊(東京ユニオン)|西山大輔|橋野高明(日本キリスト教団 牧師)|林孝雄(東京ユニオン)|廣川タケシ|福島みずほ(社民党党首)|衾 庄司(フリーター)|ぺぺ長谷川|星野弥生(翻訳家)|星野雄一(フルキャストユニオン委員長)|細野秀太郎(アジア太平洋資料センター)|松浦 望(みどりの会・世田谷 共同代表)|まつき(県民)|松平隆史(精神保健福祉士)|松原明(ビデオプレス)|松本 勲|水島信一(身体障害者)|ムキンポ(観光左翼)|村上らっぱ(介助者)|八木航(松本市)|山本和美(派遣社員)|ヤマグチカノウ(ジャーナリスト)|山口素明(予備校講師)|山下徳介(工場労働者)|吉田裕子|よねざわ・u桙「ずみ(日雇派遣労働者)|渡辺秀雄(東京ユニオン)|綿貫真木子(書店員w))|匿名8名

<運営上の確認> 政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。


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メーデー実行委への賛同を募集しています。
<以下フォーム> 連絡先にあててご返信ください
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「自由と生存のメーデー 07」実行委員会に賛同します
※以下[ ]内は、該当するものに○をしてください。
お名前:(                  )[団体・個人]
                        [公表 可・不可]
  (肩書き等:               )
連絡先:(集会関連情報をお送りします)
 (住所)[自宅・事務所]
 (電話)[自宅・事務所・携帯]      (    )        
 (FAX)     (     )
 (e-mail)
賛同費:[ 団体2000円 ・ 個人1000円 ]を
    [ 申し込み時 ・ 集会当日 ]入金します。

実行委連絡先:フリーター全般労働組合
 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13 MKビル2階
 電話:03-3373-0180 e-mail:paff(at)sanpal.co.jp

■賛同費振込先■
 郵便局「ぱるる」 10080-91518311
 口座名 フリーター全般労働組合
(※振り込まれた方は連絡先にあててご一報ください)

フリーター全般労働組合メールマガジン #10-3-1
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☆ エッセイ/身体貸しの哲学-1

 今日フリーターと呼ばれる若者は、かつての「モラトリアム人間」
(エリクソン)と決定的にちがっている。そのちがいは、「モラトリア
ム人間」がいずれ時が来れば延期していた「債務の支払い」のための労
働を開始したのに対して、現在のフリーターたちは「終わらない思春
期」(斎藤環)から抜け出す見込みがほぼ絶たれている、というちがい
ではない。今日の「フリーター」は、労働力商品として自らを「売る」
ことの不可能性に直面していたとしても、たんに「ジャンク」(すが秀
実)として存在できるわけでもないのだ。

フリーターは、労働力商品としての自らを「売る」代わりに、自らを
「貸して」いるのだ、と私は思う。身体を売る、といえば女性の売春
で、身体を貸してくれ、といえば、ちょっと従いてきてくれ、という男
性同士の呼び掛けだが、結婚制度の方がともかくも半永続的な契約関係
であるかぎり実質的に「身体を売る」ことになりがちなのに対して、売
春の方は「60分ロマンス」(松沢呉一)なのだから、むしろつね
に「身体を貸す」だけである。ここで言う「身体」には「頭脳」も含ま
れる。そして、ゴダール監督も言うように、「すべての労働は売春であ
る」。

気軽に貸すこともできる特権的身体を持つとされてきた男性だって、非
正規雇用労働者として「身体を貸した」ら、十分な「利子」を受け取り
つつ貸した身体をしっかりと「回収」することが、生きるための条件に
なる。そして、貸した身体をまともに返すことすらせず、ろくに「利
子」を払わない「モラトリアム」に陥っているのは、むしろ国家と資本
の側である。……

----すが秀実は、今日の日本の若年層において、働かざる者食うべから
ず、という「労働のエートス」が崩壊し、代わりに金利生活者的意識が
支配している、とも述べていた。上の私の発想は、まさに若年層の金利
生活者的意識、なのか?

確かに、例えば今日の大学院生やフリーターには趣味のように小額株式
を所有する者もいる。またおたくの若者には、ジャンクにフェティッ
シュを見出すブルジョワ的な蒐集家の意識と、まぎれもない労働者(失
業者)としてジャンク化にさらされる自らの身体との間で、絶えざる葛
藤が生じもするだろう。----しかし、事態は、既にその先に進ん
でいるはずだ。

現代は最早おたくの時代でもない。われわれが生きているのは、金利生
活者が金を貸すことと、フリーターが身体を貸すことが、意識としてで
はなく現実に、「同列に置かれる」世界ではないだろうか?

世間の非正規雇用労働者への眼差しには、かつて金貸しのユダヤ人へ向
けられた差別と同根の心性が見られるのではないか?----君たち
はたんに身体を「貸して」いるだけだ、ずるい、というのがフリーター
差別の根本にあるように思うのだ。フリーターの側では「貸し倒れ」に
なるに違いない相手にさえ競って貸し出しに励みもしているというのに。

しかし、「身体を貸す」フリーターは、まずもって言い続けねばならな
い----貸した身体を返せ!!と。この「身体」には、先述の
とおり頭脳も含まれるのだ。

 


 



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