「原発民衆法廷」第7回四日市公判 2月11日/前田 朗さんから

2013-01-22 23:47:35 | 社会
原発民衆法廷第7回四日市公判のお知らせです。

 自民党・安倍政権は「原発を責任をもって再稼働させる」(安倍)として、原発再稼働への動きを強めているうえ、新設もありうることまでも言及しました。

そこで、第7回目を迎える四日市法廷では、原発の再稼働・新設は許されるべきではないこと、特に原発新設を計画することだけでも、いかに住民を分断させ、住民自治を破壊するものかを明らかにします。               

1963年、三重県南伊勢町(旧南島町)と大紀町(旧紀勢町)にまたがる芦浜地区に原発建設計画が持ち上がって以降、建設により金銭補償を受けることになる漁民の間で特に深刻な対立が生まれ、夜中になり続ける無言電話や頼んでいない大量の届物、冠婚葬祭も別に行う、道で転んだ子を起こすにも反対派の子か推進派の子かを思わず確認してしまうほどに至ったのです。          

しかし、住民らの37年間の闘いは、2000年、三重県知事に計画白紙撤回表明をさせ、中部電力を計画断念に追い込みました。
それでも中部電力は芦浜の土地を手放しておらず、大震災前には建設計画が再燃しはじめたこともあり、予断は許しません。
そこで、法廷では、原発を推進する中部電力、政府の罪の重さと、計画を中止させ、生きる権利を守り抜いた住民の力を明らかにし、原発の再稼働・
新設は断じて許されるべきではないことを再確認します。          

原発を問う民衆法廷は、第7回目となり、原発の廃炉が必要な理論と確信を生み出す法廷としてますます意義を増しています。
民衆法廷を成功させ、再稼働を許さず全原発廃炉・新設阻止への大きな世論と運動を作り出しましょう。ぜひ、ご参加ください。                                         
                        
とき:2月11日(月)11時~17時                  
   開場:10時30分                          
                     
ところ:じばさん三重 視聴覚室                   
      近鉄四日市駅から徒歩5分                  
                  
参加傍聴券:1,000円                          
学生・無職の方など500円                        
                        
原発を問う民衆法廷・第7回四日市法廷                  
                
申立人及び証言者                            
                   
●手塚 征男さん (南伊勢町(旧南島町)町会議員)           
                
●小倉 紀子さん (南伊勢町(古和浦)住民)              
                 
●伴 英幸さん (原子力情報資料室共同代表)              
               
●竹峰 誠一郎さん (三重大学地域戦略センター研究員)         
           
原発を問う民衆法廷実行委員会・四日市事務局               
        

● 賛同してくださる方はこちらへ                     
                
【郵便振替】名義:原発民衆法廷実行委員会                
              
振替口座 記号番号:150-0-688570                    
                     
****************                            
                      
賛同金:1口=千円(何口でも結構です)                 
               
氏名(団体名)(氏名公表:可・不可)、住所・連絡先を記入してください。 
             
                       
●原発を問う民衆法廷とは●                        
                   
Q:「原発を問う民衆法廷」とは何ですか?                
                
原発は歴代の日本政府が推進してきました。
このたびの原発事故は、その結果引き起こされたものです。                         
                        
 民衆法廷とは、現在の裁判所に代わって、市民の運動によって新しい法規範を確立する取り組みです。
民衆法廷が出す判決(勧告)は法の正義を実現し法規範をつくっていきます。   
                       
Q:民衆法廷は、どんなふうに行いますか?                
                 
 原発の被害者などから申し立て(訴え)を受けます。
民衆法廷は判事団、代理人、被告で構成します。 
判事は、日本国憲法、各種の法律、国際法の経験を持つ者です。          
 裁判は、2012年2月の第1回の東京をスタートに、4月15日に第2回法廷(大阪)、5月20日に第3回法廷(福島・郡山)、6月17日に第4回法廷(大阪part2)、7月15日に第5回法廷(広島)、12月8日に第6回法廷(札幌市)と各地を巡回し公判を開いています。       
                                   
                        
● 呼びかけ人●                             
                    
 青柳行信(人権・正義と平和連帯フォーラム代表)
 足立昌勝(関東学院大学教授)
 阿部浩己(神奈川大学教授)
 上原公子(元国立市長)
 河合弘之(弁護士、脱原発弁護団全国連絡会議代表)
 黒田節子(原発いらない福島の女たち~100人以上の座り込み世話人)
 澤野義一(大阪経済法科大学)
 谷百合子(無防備平和のまちをつくる札幌市民の会)
 田部知江子(弁護士)
 新倉修 (青山学院大学教授)
 新村繁文(福島大学教授)
 萩尾健太(弁護士)
 布施哲也(反原発自治体議員市民連盟)
 渕上太郎(経産省前テントひろば・9条改憲阻止の会)
 武藤類子(ハイロアクション福島原発40年実行委) ほか

● 法廷の構成●                             

民衆法廷判事                              
                          
  鵜飼哲(一橋大学教授)
  岡野八代(同志社大学教授)
  田中利幸(広島市立大学広島平和研究所教授)
  前田朗(東京造形大学教授)

民衆法廷顧問                              
                          
  河合弘之(弁護士、脱原発弁護団全国連絡会議代表)
  伊藤成彦(中央大学名誉教授) ほか


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