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南京大虐殺・夏淑琴名誉毀損裁判、勝訴確定!

2009-02-06 09:46:26 | 世界
2006年に東京地裁で始まったこの裁判もようやく最高裁で原告の勝訴が確定しました。歴史を歪曲せんとする勢力が百人斬り裁判に続いて敗北したわけです(残るは沖縄戦裁判だけですね)。
今まで傍聴に参加していただいた皆様、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。鷹嘴 <factories_of_death@yahoo.co.jp>
弁護団の声明を貼ります。

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声   明
 最高裁判所第1小法廷は、本日、南京大虐殺事件の被害者である夏淑琴氏に対
する名誉毀損に関し、慰謝料の支払い等を求めた事件について、一審被告東中野
修道等による上告及び上告受理申立を、いずれも棄却する決定を行った。これに
よって、夏淑琴氏の勝訴が確定した。
 本件訴訟は、夏淑琴氏が1937年12月に南京で発生した旧日本軍による虐
殺事件(南京大虐殺事件)において、両親など家族7人を虐殺され、自らも銃剣
で刺されて重傷を負うなどの筆舌に尽くしがたい深甚な被害を被ったのにもかか
わらず、被告東中野修道が、その名誉を毀損する書籍「『南京虐殺』の徹底検証
」を被告株式会社展転社等から出版したことに対し、夏淑琴氏が名誉毀損及び人
格権の侵害を理由として、損害賠償と謝罪広告の掲載を求めたものである。
 すなわち本件書籍は、史料に被害者として登場する「『八歳の少女』と夏淑琴
とは別人と判断される」、「『八歳の少女(夏淑琴)』は事実を語るべきであり
、事実をありのままに語っているのであれば、証言に、食い違いの起きるはずも
なかった」、「さらに驚いたことには、夏淑琴は日本に来日して証言もしている
のである」等と記載され、これらの記述は、原告が「ニセの被害者」であると決
めつけ、ウソの証言までしているものと非難するものであり、原告の名誉を毀損
するとともに、その人格権を著しく侵害するものである。
 一審被告らは、上告審においても、南京事件は国民政府の謀略である等、荒唐
無稽の主張と史実の歪曲を重ねたが、最高裁判所もこれらの主張を受け付けなか
った。南京大虐殺事件は歴史的事実であり、当時の日本の侵略性を示す事件とし
て世界に広く報道され、国際的な批判を浴びた蛮行であった。大都市における顕
著な侵略的事実は、当然のことながら多くの目撃者と記録が残され、現地におい
ては公知の事実であり、大規模な虐殺行為が行われたという歴史的事実は疑いの
ないところであって、現在の歴史学界における定説といってよい。
 過去と向き合い、事実をありのままに受け入れることからしか、侵略の歴史へ
の反省はあり得ないし、真のアジアの平和の構築も実現しない。
 夏淑琴氏が、高齢にもかかわらず本件訴訟を提起したのは、自分の悲惨な体験
を語り続け、戦争の悲惨さと平和の尊さを社会に訴えることが、日中両国民の信
頼関係の確立と、アジアの平和にとって必要なことであるという信念に基づく。
 最高裁判所が今般、あらためて夏淑琴氏の主張を認め、一審被告らの上告を棄
却したことは、本件訴訟のこのような趣旨に照らし極めて大きな意義を有する。
 誤った歴史観を許さず、歴史の改竄を許さないことによって平和な国際社会を
実現することは、日中両国の心ある市民と我々弁護団の共通の願いである。今般
の最高裁決定によって、この願いが改めて実現したことを、私たちは高く評価す
るものである。
     2009年2月5日
南京大虐殺・夏淑琴氏名誉毀損事件弁護団
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◇ 南京事件研究書で賠償確定 2009.2.5 22:05
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090205/trl0902052206007-n1.htm
南京事件の研究書で事件の被害者とは別人と指摘され、名誉を傷つけられたとして、中国人の夏淑琴さんが、著者の東中野修道・亜細亜大学教授と出版元の展転社に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(涌井紀夫裁判長)は5日、教授と同社の上告を退ける決定をした。東中野教授と同社に計400万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。
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参考・2審も著者らに賠償命令 南京事件研究書訴訟/産経2008.5.21
南京事件の研究書で、事件の被害者とは別人と指摘された中国人の夏淑琴さん(79)が、著者の東中野修道・亜細亜大学教授(60)と出版元の展転社(東京都)に計1500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が21日、東京高裁であった。柳田幸三裁判長は東中野教授と同社に計400万円の支払いを命じた1審東京地裁判決を支持、双方の控訴を棄却した。

 問題とされた研究書は「『南京虐殺』の徹底検証」。東中野教授は同書で、事件の生き残りと主張している夏さんを「別人」と指摘。夏さんは「偽者扱いされて名誉を傷つけられた」と訴えていた。

 柳田裁判長は、東中野教授が執筆に当たって調べた英語の資料について、「東中野教授の解釈は不合理で妥当とはいえない」と指摘、1審の「夏さんが別人だとは立証されていない」とする判断を支持した。

鷹嘴 <factories_of_death@yahoo.co.jp>

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夏淑琴さんのコメント
 私の裁判が最高裁で勝訴したと聞き、とても嬉しいです。70歳過ぎに裁判が始まり、
私はもう80歳です。私はいつも心配していました。夢にまでみるほどでした。自分
が生きているうちに最終的な結果が出るのだろうかと考えていました。本日、ついに
勝利しました。
私はここで、南京大紀念館の朱館長、談臻弁護士、呉明秀弁護士、日本の弁護団
に感謝を申し上げます。彼らは私の裁判のために多くの仕事をして下さりました。
私の、言われなき罪を洗い流すために、とても苦労したと思います。彼らはすごいです。

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