片山祐輔「自白」と レイバーネットTV出演(アーカイブあり)・・・レイバーネットMLから(追記)

2014-05-21 00:05:20 | 社会
Aさんから
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私も14日の放送をみていて、片山さんが犯人だとは思えず
「オタクっぽいけど信念あるなあ」とツイートしたりしていました。
数ある冤罪事件が、やってもいないのに一瞬自白してしまったせいで犯人にさせられてしまうことが多い中、片山さんの「やってないから、やってないというしかない」という姿は、とても新鮮にうつりました。

保釈期間中の片山氏が、法廷ではない場所で、自分の気持ちをいう機会を与えられた『レイバーネットTV』。
彼にとって貴重な場であったと思います。
同時に視聴者にとっては、遠隔操作などという、現代的な犯罪を実行する人間ってどういう人なのか。
それを知るためのヒントをくれた放送だったとも思います。

片山さんが自作自演の犯行メールを作成し、その結果自白することになったのは、レイバーネットTVに出演することによって「応援してもらった」・・・そのことに因るものが大きいと思います。
警察権力ができなかった自白を、こういう形で引き出すことになるとは。

ちょっと感傷的な書き方になってしまいましたが、以下、レイバーネット会員のBさんのフェイスブックを添付します。
レイバーネットTVの放送について、考えさせられる内容だと思います。

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誰もがこういう結果になろうとは思っていなかっただろう。
 片山氏を支援していた弁護士を含め多くの人たちは、結局騙されていたということになる。

 事件が急転回するひとつのきっかけになったのが、5月14日のレイバーネットTV。

 マスメディアが取り上げないニュースを伝えたり、同じニュースでも労働者の立場に立って報道するのがこのレイバーネットTVの特徴だ。
 だが今回の場合、いつものパターンとは少し違っていたような気もする。
 これまでなら、冤罪被害者であったり、ブラック企業に働く労働者であったり、レイバーネットとしてはっきりと支援をするという立場をとってゲストを招き、紹介しつつ放送を進めてきた。

 ところが今回はスタンスが違っていて、冤罪「かもしれない」ゲストを呼んでの放送だった。
 そのために、容疑者とされている片山氏とその弁護人を呼び、彼らの説明を聞くという形をとった。
 もちろんその前段として、容疑がはっきりしていないのに389日もの長期勾留があったこと、マスコミの過剰な報道、マスコミを利用しての警察・検察の捜査の違法性など、レイバーネットして看過できない問題があったのは当然である。

 警察側、弁護側双方に、片山氏を有罪あるいは無罪とする決め手に欠けていた。
 したがって、レイバーネットTVでの本人および弁護士の話を聞いても、ほとんどの視聴者やスタジオにいた関係者には、片山氏が本当に無罪なのかどうか、確証が持てなかったのではないかと思う。

 しかしレイバーネットTVは最後に、一種のショー的な場面で終わろうと考えたようだ。
司会者が「視聴者陪審員制度」と称して、「片山氏が怪しいと思うか、無罪だと思うか」と意見を問うた。

 冤罪かどうかの決め手はないままではあっても、獄中の苦労話や警察、検察、マスコミの酷さを聞かされてきたスタジオの人たちに、「片山氏が怪しいと思う」と発言する人はもちろん皆無だった。
 そして反対に「無罪だと思う人?」と聞かれて、拍手と歓声が起きるという展開であった。

 テレビを視聴していて、片山氏が絶対にシロという確信が持てなかった私自身、あの場で「怪しいと思う人?」と問われていたら「ハイ」とは言えなかっただろう。

 今になって考えてみれば、逮捕や勾留の不当性、マスコミの堕落といった話と、片山氏が真犯人か否かという話とはまったく別物であった。
 しかし放送の流れの中で、何となく「可哀想、支援しなくちゃ」という雰囲気ができあがってしまうと、その場にいる人には特に、大勢に逆らって「いや、私は怪しいと思う」とは言えなくなるのだ。
 本来なら冤罪かどうかの決め手を確定して判断基準とすべきなのに、この時のスタジオ内の判断基準はゲストとして招いた人と親しく話をすることによる「情」になってしまっていたということができる。

 「情」を否定すれば「非情」である。
 仲間が集っている気楽な場であるスタジオですら、場の空気を乱す発言がしにくくなる──強い同調圧力がかかるのだということは、心に留めておいてよいことではないかと思う。

 まして、場を乱す行為が本人の職を奪い生活を狂わせ、家族にまで大きな影響を及ぼしかねない「君が代不起立」などの場合、敢えてその行為をすることがどれほどの強靭な精神力を要するか、想像するにあまりあると言わざるをえない。

 君が代不起立の教師たちを支援する立場のレイバーネットですらこういう状況なのだということに、私は今回の事件で初めて気づいた。
 もちろん、自分自身への痛恨の反省を込めてのことであるが。

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先日の放送の問題点と私が考えるのは、ゲストを呼ぶときのレイバーネットTV側のスタンスの曖昧さ、ということです。

 別エッセイでも書いたことですが(Aさんが転載してくれたアレです)、明らかな冤罪被害者の支援が目的なのか、ゲストの周辺に起きた様々な問題点への注目(事実の指摘、分析、対策など)が目的なのか、それが曖昧なまま番組が始まってしまったという印象を受けました。

 そして真偽不明にもかかわらず何となく「冤罪」という思い込みが保持されたまま、ゲストへの「情」にかまけて、「頑張れ」という雰囲気で番組を終えてしまったということ。

 むしろ、「真偽については今後の展開を待つ」という形で締めくくって、片山氏の事件から浮き上がってきた警察・検察、マスメディアが抱える問題を指摘するというスタンスを取るべきだったのではないかと思います。

 「視聴者陪審員制度」をゲストの目の前でやれば本音が出てこないのは当たり前であって、もし本気でやるのなら、ゲストが退出してから、参加者の意見を聞くべきだったでしょう。
 というよりもまぁ、あれは座興としても中途半端で、勇み足であったというのが私の感想ですが。

レイバーネットTV放送~PC遠隔操作事件 ズバリ!片山祐輔さんに聞く
http://www.labornetjp.org/news/2014/0514shasin

アーカイブ録画(103分 特集は9分から・ザ争議は80分から)
http://www.ustream.tv/recorded/47557320

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片山祐輔「自白」と レイバーネットTV出演・レイバーネットMLから(2)/園良太くんからに続く


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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-05-21 13:38:47
レイバーネットTV放送のいい加減さが明らかになっただけだから反省なんかしなくてもいいですよ。
Unknown (Unknown)
2014-05-21 14:20:53
この件でウヨさんたちから吊るし上げられてるようです。

http://hosyusokuhou.jp/archives/38202135.html
Face Off手術が現実化して、、、 (安淳徳)
2014-05-21 16:56:21
こんにちは、お世話になっております。

長年、あらゆるところで想像もできない事を沢山目撃・経験してる中、

片山さんと似てる人を見かけてるんですが、
本人だったんでしょうか?。。

それに、
佐藤弁護士は信頼できる弁護士でしょうか?

佐藤弁護士が担当してた冤罪事件の
菅谷さんは近況をご存知の方は教えていただければと思ってますが、、、
ツイートボタン不調のようです (ワハハ・ワハ)
2014-05-22 01:27:52
初めまして。
良いブログ記事と思いツイートボタンを押したところ「ツイートに含まれているURLのリンク先ページはスパム、または安全でないコンテンツが掲載されている可能性があります」と表示されツイート出来ない様です。
エラーメッセージで検索したところ、どうもちょっとした事で自動的にスパム判定されてしまう事が有るようです。
直前に別のgooブログでも同様のメッセージが出たので、ひょっとするとgooブログ全体が対象になっているのかもしれません。
お手数ですが、手の空いた時にでもご確認願います。
Unknown (yosida)
2014-05-23 11:29:05
どことなく愛嬌のあるドラえもん似の風貌も相俟って皆コロリと騙されちまった。 

レイバーネットTVに出演した弁護人・支援者はいい面の皮だな。
Unknown (Unknown)
2014-06-04 10:49:44
なぜレイバーネットTVが一般大衆から気持ち悪いと映り何の支持もされないのか
当たり前だが反原発や反現政権など今回の事件と関係のない主張を認めてしまって、今回はそれは控えて欲しいという意見が出なかったところ
滅茶苦茶なことだという認識が内部から持てなかったということ
あれを見て一般人はどう思うのか、という感覚が既に失われているということ
情報の発信ではなく身内のお遊戯に成り下がっているところ

何がNUCLEAIRE STOP!かと。安倍をヒトラーに模している場合じゃないでしょ。誰か止めろ

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