あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

認知症の夫を抱えて! それでも私は95歳まで歌い続けます。

2018-07-19 06:19:26 | 日記
この猛暑は人力では手のほどこしようがありません。高齢者はただひたすら家にいて冷房をつけ、ひっそりとテレビでも見て過ごすしかありません。

ましてや介護の一日は朝から忙しくて疲れるのです。

夫がベッドから起き上がる気配を感じて、朝食の準備中のキッチンから急いでかけつけ、着替えの手伝いをしなければなりません。

それも私が全部着せるのではく、彼が着ながら手に負えない時に手を貸すのです。体を拭いて紙パンツを替えるところから着かえ終わるまで、長ーい時間を要します。忍の一字です。


認知症の夫が、冷房をつけるのを嫌がります。窓を開けようものなら、寒いから閉めて!と言います。冷房などもってのほか、室温は38度もあるのにです。

彼には気温や体温の認知が難しいようです。本人が寒いのならそれに合わせるしかありませんので、私は仕事を理由に2階へ逃亡です。そうしてもなお熱中症になりかかり、吐き気、頭痛、下痢、など一触即発の状態を経験してしまい、甘酒やシソジュースを飲んで、ただひたすら眠りました。


しかし、彼の様子の確認のため何度も2階から降りて来なくてはなりません。

夜でさえも何度も起きて、室温を確認しては除湿器をつけ扇風機を回すのです。冷えすぎてもいけないし。当然、私は睡眠障害に陥りました。

彼のデイケアの日は私の仕事を優先させるはずが、疲れ果てて体が動かないので、何となくぐずぐずしてやるべきことが捗りません。睡眠障害のせいもあって、居眠りをしてしまいます。

私がシャンソンに関わっていなかったら、確実に鬱になってたでしょう。周りの老老介護者の大方は鬱、或いはその予備軍ですから。


子孫に負の遺産を残さない!と言うのが私の信念ですが、それは夫の状態を反面教師としての教訓なのです。


人生の折り返し時点の60歳から、一人一人が健康に留意して楽しく豊かな百歳を目指して、時間を構築するように努力しましょう!



何があっても、お客様に95歳まで歌い続けると告知をした以上は、約束を果たさなければなりません。ますます健康オタクに精進して、人生最後の楽しみを全うしたいと思っています。

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