屯田物語

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日勤教育のおぞましさ

2005年04月28日 | その他
連日、JR福知山線脱線事故のニュースが伝えられている。
JR西日本では、オーバーランなどの過失があったときは、日勤教育と称して就業規則
等を学習することを命じていたとある。
しかし、その日勤教育はイジメに近く、本人のプライドをはなはだしく傷つけるような内容
のものであったらしい。
関係者の証言や、過去に訴訟へ発展している事件もあるので、これは事実なのだろう。
運転士など人命を預かる職にたずさわるものは、些細な違反、過失であっても、再教育
を受けることは大切である。
しかし、その教育方法が人間の尊厳を侵すものであってはいけない。

いまどき、一流企業?で公然とイジメ教育がおこなわれていたとは信じがたい。
尼崎の事故のあと、JR西日本の労働組合の役員が日勤教育の陰湿さについて声だか
に非難している。
日勤教育中、「トイレにいくときもいちいちお伺いをたてなければならない」という
証言もあったが、JR労働組合は会社の非人道的な扱いにたいして、どのような抗議を
してきたのかどうか是非とも知りたいものだ。
今度の、JR福知山線脱線事故の原因の一つとして、”日勤教育のおぞましさ”があっ
たと思わざるを得ない。
犠牲になった方々は若い人もおおく、遺族の方はさぞかし無念であると思う。

平岡公園の梅の開花予想日は5月10日です。
いま、春の湿地帯にはミズバショウ、ザゼンソウ、エゾノリュウキンカ、クリンソウ、
コウライテンナンショウ、エゾカンゾウの時季であるということですが、残念ながら
水芭蕉だけしか確認できませんでした。

それでも、水芭蕉はとてもきれいです。
木道のわきにも咲いているので、じっくり観賞できました。
やはり、花は近くで眺めるのが一番ですね。
水芭蕉三態をお楽しみ下さい。


   ふりかえり
   ふりかえりみる
   水芭蕉

   手弱女の
   夢も妖しき
   水芭蕉








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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
電車事故 (黄酔仙)
2005-04-28 15:29:30
丁度,事故当日尼崎で打合せがあり、11時頃現場にいました。尼崎駅から400Mの所で現場近くを車で通り、異常さに唖然としました。警察、消防の車、交通整理の警官の多さに、上空にはヘリが6、7機飛んでいました。でもその時はこんな大事故とは知らず。今、京都に泊まってよかったと思っています。前日尼崎駅前のホテルに泊まって、宝塚に知り合いが居ましたので、逢っていたらと思うと、ぞっとします。客先から、尼崎出張中と知った人たちから沢山電話がありました。事故のすさまじさの中に、自分が居たらどうしていたか。昨日まで元気に会話していた人々の運命とは。そんな,こんなの気持ちです。

花散りて、風のまにまに,天を指す。
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突然の不幸な運命 ()
2005-04-28 16:04:31
えっ、そうなの!

出張が多いのはわかっていたけど、まさか尼崎の近くにいたとは考えもしなかった。

西宮に電話して、兄や甥のことは確認したけど、まさかね。

でも、いずれにしても京都に宿泊して良かったね。

亡くなられた方々に知り合いはいなかったのは幸いでしたが、突然の不幸な運命に遭われた人達のことを思うと言葉になりません。
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お久しぶりです。 (ヨーコ)
2005-04-28 18:46:27
久しぶりに「俳句」と「うた」を作ったのでTBさせていただきました。



とブログのお引越しのお知らせです。



URLにも入れておきますのでお暇なときにお遊びにいらしてください。
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なぜ事故が (みやけじま)
2005-04-28 19:36:37
JR西日本会長の傲慢な会見は最悪だが、日勤教育を結果的に黙認した労働組合はだらしがない。

卑怯にも置き石のせいにしようとしたJRの役員は全員辞めてもらいたい。

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陰湿な体質 ()
2005-04-28 22:11:06
みやけじまさん、こんにちは!

まったく反日デモもどうにもならんと思ったけど、JR西日本の陰湿な体質は救いようがない。
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JR西日本だけではありません (ぶちょうほう)
2005-04-28 23:06:36
春様 こんばんわ

おぞましい企業体質は残念ながらJR西日本一社だけに留まりませんね。

国中がそうなってしまっているみたいで、まともなことを言えば完全に異端ですから、手におえません。

その挙句の果てに大惨事、これでは犠牲になられた方が浮かばれませんね。



ミズバショウが最盛期に入ったようですね。

近場で見られるということに羨ましさを感じます。

もうクリンソウも咲き出しているのですか。

エゾカンゾウは未だ見たことがありませんので、

もしも撮れたら是非見せてください。

それにしても、梅が5月とはびっくりです。
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退場処分です ()
2005-04-29 10:22:50
ぶちょうほうさん、こんにちは!

>おぞましい企業体質は残念ながらJR西日本一社だけに・・・

そのとおりですね。

人間性を無視した会社はそっこく退場してもらいたいと思います。



エゾカンゾウ、オロロンラインを走行したとき、道端に群生してました。

忘れないようにブログに掲載しますね。

「北の国から」で正一がほたるにエゾカンゾウをたくさん贈りつづけたシーン、ちょっと馬鹿馬鹿しいけど、微笑ましいエピソードでした。



札幌では梅と桜は同じ開花予想日です。

ゴールデンウィークは旭川へ行くので、やちぶきを撮ってきたいと思います。









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オオハンゴンソウ ()
2005-04-30 15:04:42
>「北の国から」で正一がほたるにエゾカンゾウ・・・



間違いです。

「北の国から」で正吉がほたるに摘んだのは

オオハンゴンソウでした。
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Unknown (大阪のヒラク)
2005-05-02 21:25:18
の確立が、こうした事故とその原因である人命軽視(「日勤教育」なるものは、人命を軽視すべしと日常的に叩き込む作業でしょう)を解決する根本として不可欠であろうと考えます。日本では、残念ながら、恐らく(数)百年の単位で測る年月がかかるものと思います。先ず、せめて、我が身だけでも、「自立した個人」individualであるように/あり続けるように、努めようと決意を新たにしています。「一億一心」のスローガンが流行った(時の大勢が流行らせようとしていた)頃に詩人 金子光晴が、「じゃあ、『一億二心』ということにして貰おう」と言ったと読んだのも私の支えとなります。
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タイトル修正 (大阪のヒラク)
2005-05-02 21:28:34
一つ前のタイトルが”Unknown”となっていますので修正します。

「自立した個人」と入れて、本文につなげたつもりだったのです。
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