妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

美術史のような展覧会

2014年11月23日 | QOL

ひとつの「派」とか、画家や何か「目玉」がある展覧会も、楽しいものなのですが、

この美術展は、美術史の流れを、実際の絵を見る事で学ぶことができました。

「巨匠いっき見!!」とある通り、印象派からシュルレアリスムまで、

さながら、美術史の教科書のような展来会です。

 

新印象派までは、光と色が額縁の中で溢れていたのが、

形が崩れ、色と光が無くなる。

ふと、年代を見ると、1900年あたりから、、

とりわけドイツの画家に暗さが目立ちます。

ふと歴史を思い浮かべると、第一次大戦のあたり、

絵画が宮廷を離れたことで、

時代の社会の空気に影響をうけるようになったのかと

そんな気分にさせられるのです。

 

画家達の置かれた新しい環境のなかで、

視線の先が、自然から人へ、そして、人の内側へと移っていいたのが、

印象派以降の絵画の流れなのかなと、

ならば、画面が暗くなってしまうのも、

現実の世界を絵画に落とし込む時と、

モノが混沌とか単純の両極端になるも、

自分の心のなかを考えると、仕方のないことかもしれない。

そんなことを感じたのでした。