妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、
いくつかの叶った夢、
数え切れないほどの忘れ去った夢、
平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。
変わりのないことを嘆くのでなく、
変わらないことに安堵する、
でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、
そんな小さな変化を言葉に綴り、
週末には酒を飲み、
日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。
そんなブログなのです。
ひとつの「派」とか、画家や何か「目玉」がある展覧会も、楽しいものなのですが、
この美術展は、美術史の流れを、実際の絵を見る事で学ぶことができました。
「巨匠いっき見!!」とある通り、印象派からシュルレアリスムまで、
さながら、美術史の教科書のような展来会です。
新印象派までは、光と色が額縁の中で溢れていたのが、
形が崩れ、色と光が無くなる。
ふと、年代を見ると、1900年あたりから、、
とりわけドイツの画家に暗さが目立ちます。
ふと歴史を思い浮かべると、第一次大戦のあたり、
絵画が宮廷を離れたことで、
時代の社会の空気に影響をうけるようになったのかと
そんな気分にさせられるのです。
画家達の置かれた新しい環境のなかで、
視線の先が、自然から人へ、そして、人の内側へと移っていいたのが、
印象派以降の絵画の流れなのかなと、
ならば、画面が暗くなってしまうのも、
現実の世界を絵画に落とし込む時と、
モノが混沌とか単純の両極端になるも、
自分の心のなかを考えると、仕方のないことかもしれない。
そんなことを感じたのでした。