『パソコンばかりの生活で、漢字が書けなくなった。』
なんて言葉を耳にする。
でも実際、自分にはそんな感覚がない。
いや、『ない。』ではなく、『なかった。』だ。
つい先日、職場で要らなくなったものを捨てようとして、ダンボール箱の上に文字を書こうとした。
それが【はき】。
そう、その時だった。
あれ?『はき』って、漢字で書けなくなっていた。
【は】は【破】なんだけど、【き】は、たしか【葉】みたいな漢字で、草かんむりじゃなくって…。
ただのド忘れだと思っていたけど、いつまで経っても思い出せない。
ポケットにスマホがあるから、調べればいいんだけど、それだとちょっと悔し過ぎる。
ついに思い出せなかったので、【捨てる】と書いた。
そして今、それを思い出してみた。
あー、よかった。書けるじゃん。
でも、これが漢字がを忘れる第一歩なのかも。
そんなのイヤだーッ。
おっと、捨てることは【破棄】じゃなく【廃棄】かも。
ハル★