中2以来の相撲ファンですが
今場所のような事は今まで無かったように思いますね。
番付上も横綱一人大関一人ですし
しかも一人横綱の照ノ富士は休場ですからね。
更に
次の横綱大関候補もパッとしないのです。
皆さん鳴かず飛ばず
って感じです。
淋しい限りです。
しかし大関候補と言われる人が伸び悩む
この理由も何となく分かります。
それは
これまでにない位に大関から陥落した力士がいるのです。
元大関ってのが
今5人もいますからね
大関陥落力士がこんなにたくさんいるのも記憶にありませんね。
私が思うに
大関候補の低迷してる理由は
もしかしらたこの大関陥落組の先輩力士を見て
大関になるもんじゃない
そんな風に思ってるように見えるのです。
それと
元大関って事は
地力はある訳ですからね
そんな人たちを倒して上に行くのも
実際には大変だろうと思います。
つまり
ゴソゴソ平幕にいる元大関
これが大関不足の原因なんだと思っています。
まぁしかし昔であれば
力の落ちた元大関
こんな物はガンガン潰して這い上がる
これが一つのパターンでしたが
今は
どうもそんな風潮ではない
って感じです。
どうしてそう思うかと言えば
世の中全体がそうなって来たからです。
私の3人の息子たちも
それぞれ会社に勤めていますが
明らかに出世は嫌がってますからね
自分の与えられた仕事をきっちりやって給料が貰える
これが一番だと考えています。
出世すれば
部下の事も面倒見なければなりませんし
それに見合う手当でもない
そう語っていました。
まぁしかしそれでも
長く会社にいれば昇進も避けられずに
肩書はついていきますが
全く喜ばないのです。
それを見ていましたから
豊かになった日本は
もう会社組織と言えども
個人主義に走る
これを確信してる訳です。
ですから
大相撲も同じで
大関になりたい力士が減ったから
大関が生まれない
そう思っています。
まぁしかしこれでは面白くないですよね。
面白くはありませんが
これが時代の風潮ですから
しばらくは
どんぐりの背比べみたいな取り組み
これをタラタラと見る事になるんでしょうね。
不動産業界も昔は大相撲と同じで
ガツガツした人が多かったですが
今は本当に大人しい人だらけになりましたね
それはそれで業界の空気が良くなりましたから
良い事が多いのですが
こっちも面白みと言う意味では
少し物足りなくなりましたね。
ただ
だからと言って昔に戻る事もできませんから
これからはこの時代に合わせて
会社のかじ取りをする事になります。
活気は失うかもしれませんが
堅実
これが不動産業界でも
初めて支配する空気となる
そんな気がしています。