気がつけば、地デジのパブに埋まる街・・・

あの東日本大震災から今日で４ヶ月経ちました。

そして、気がつけば、７月２４日のアナログ放送の廃止～地デジ化への期限が迫ってきました。

それにしても、どこもかしかも地デジ化のパブリシティーの洪水、
その徹底ぶりたるや、この猛暑と同じく、うんざりするというか、うっとおしいほどです。

昨日も、山手線に乗ったら、車内広告が全部テレビ東京の番組になっていました。

そして、今朝、再び山手線に乗ったら、こんどは車内広告が全部フジテレビの番組でした。

というか、それらはすべて地デジ化を啓蒙しつつ、この機会に自社の番組を宣伝する
各テレビ局による共通・共同のキャンペーンの全面広告だったのです。

そういえば、昨日、ＪＲ大崎の駅で電車を待っていたら、
すぐ隣のホームに、「団体」と表示された臨時電車が入って来ました。
それはなんと山手線を使って地デジ化のＣＭ撮影をしている臨時電車でした。

見ると、車内には、撮影のクルーや関係者、エキストラ、さらにはあの“地デジカ”クンに混じって、
“地デジ化”のキャラクターであるＳＭＡＰの草剛クンも乗っていて、
草クンに気がついた一般のお客さんたちが手を振ると、
車内から気さくに手を振りお辞儀をしていました。

う～ん、それにしても、この期に及んで、まだ地デジ化のＣＭを撮っているんですか・・・すごいね。
けっこうカネかけてるねぇ。
そんなおカネをかけるくらいなら・・・いや、いや、冗談です。

そもそも日本はハイビジョン化を進めるあまり、
他国に比べテレビのデジタル化が遅れたという話ですが、
そうであったとしてもアナログからデジタル化に至るまでの期間の短さ、性急さには、
いささか問題があったことは否めません。

ましてや、震災による不景気ともろもろの政治不信の中で、
僕の行きつけのお店のほとんどテレビは、まだアナログのテレビですし、
同時にまだ当分、それを地上デジタルのテレビに買え替えたり、
地デジ用のチューナーヤアンテナを用意したりはしない、いや出来ないでいるとということも事実です。
そんな庶民の悲しい現状を、政府の関係者の皆さんにはもっとわかってもらいたいです。

さて、まだ、アナログのテレビを見てる皆さん！
もし僕がこのサマージャンボで３億円当てたら・・・
１００人に限って、地デジのテレビに買い換えてあげるからねぇ～！
ＯＨ～！我ながら太っ腹！


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