青空世界

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やはりISか・・・

2017年04月20日 | Weblog
先日のシリアの何者かのサリン使用の件と、米軍のアフガニスタンのMOAB投下の件で、

地下深くの攻撃という見方とは別に、参考になりそうな記事がありました。

また、トルコのエルドアン大統領が「ネオ・オスマン帝国復活」の動きをしていたところ、

「新憲法国民投票」で不正を働いても散々な結果だったとの事。

中東と、アジアと、両方を見ておきましょうか。

以下転載
http://blog.canpan.info/jig/archive/6193
中東TODAY 中東の人々の本音を知るため、中東ニュースの重要項目を解説し、中東の未来を予測します。

NO4512 4月14日 『米攻撃で毒ガス散乱シリア死者100人以上出る』
[2017年04月14日(Fri)]

どうも真実か否かは判断しかねるのだが、シリア軍の発表したところによれば、水曜日(12日)夜半に、アメリカ軍がシリアのデルズ-ル近郊の街に、空爆を加えたところ、そこにあった毒ガスがケースから漏れて、数百人の死者が出ているということだ。

この毒ガス兵器はIS(ISIL)や、アルカーイダにつながる組織が、隠匿していたものだという説明が、シリア軍によってなされている。

もし、このシリア軍の発表が事実であるとすれば、シリア政府が反論していた『攻撃したビルに、化学兵器が隠されていたために、化学兵器の被害が出たのであり、シリア軍は化学兵器を、使用していない。』という説明が証明されることになろう。

常識的にはこのシリアの主張を支持したい。ロシアはこの立場に立っており、国連会議で強硬に意見を述べ、シリア制裁決議に拒否権を行使している。

アサド大統領も化学兵器による、犠牲児童の写真について反論し、『子供たちは何処で殺されたのか知らない。』と語っている。つまり、子供たちは他の場所で殺されて、運び込まれたのか、あるいは死んだふりをしているのか、と言いたいのであろう。
これまでも、何度となく死んだ子供の写真が報道され、それは実は演技だった、という事がばれている。被害の現場にはいち早、ホワイト・ヘルメットという名の慈善組織が入り込み、支援活動、救援活動をしているが、実は、このホワイト・ヘルメットはアメリカの情報機関と、繋がっている組織だ、とも言われている。

そうであるとすればアサド大統領が主張するように、いくらでも写真は捏造できるということだ。

真実がどうなのかについては知りえない。しかし、確実に犠牲者は出ている。しかも飛行機からの攻撃では、惨状はパイロットには分からないし、その映像は権力者たちに、血の臭いを伝えはしないのだ。

それがますます犠牲を多くしているのであろう。そしてそれは金のためであり、決して正義のためでも、人道のためでもない。


以下転載
http://blog.canpan.info/jig/archive/6194
NO4513 4月15日 『MOAB使用はアメリカの北朝鮮核攻撃訓練』
[2017年04月15日(Sat)]

*MOAB(爆弾の母)なる新型爆弾が、アフガニスタンで使用された。この爆弾の正式名称は、B61-12というのだそうだ。述べるまでも無く、それを実施したのはアメリカ軍だ。このMOAB使用について、日本ではあまり関心が、払われていないようだが、アメリカと敵対関係にある、イランは敏感な反応を示している。*

イランに言わせると、これは核弾頭投下の訓練実験だった、ということだ。非常に重い核弾頭をF-16に搭載し、目的地まで運び、それを正確に投下することが出来るかを、試したというのだ。MOABは核弾頭に指摘する重量と、サイズを持っている、ということであろう。*

アメリカ軍はこのテストで、レーダー・システム、発火コントロール・システム、ロケット・モーター、兵器コントロール・コンピューター、そして核兵器搭載の航空機が、正しく運搬出来、核爆弾を投下できるか、ということを調べたというのだ。*

* 現在、アメリカが軍事的に、最も緊張関係にあるのは北朝鮮だが、アメリカは真剣に北朝鮮への、核爆弾投下を検討しているのかもしれない。*

*イランに言わせると、2016年1月に、北朝鮮が水爆の実験をした直ぐ後、アメリカは核爆弾搭載が可能な、トライデントⅡ-Dミサイル4発を、太平洋に沈む潜水艦から、発射テストしているというのだ。*

もし、北朝鮮が近い将来、核実験を再開すれば、アメリカはその核爆弾で、北朝鮮がアメリカを狙うことを、目的にしているとして、先制攻撃をかける可能性は、きわめて高いということであろう。

もし、北朝鮮がアメリカによって核攻撃を受ければ、その影響が日本にも及ぶ、ということを考えておく必要が、あるということだ。第一に考えられることは、アメリカの核爆弾あるいは、攻撃された北朝鮮の核施設から、大量の放射能が日本に飛んで来る、ということだ。

アメリカによる核爆弾攻撃が、北朝鮮に対して行われれば、大量の難民が北朝鮮から韓国に逃れ、韓国からは日本に大量の難民が、押し寄せる可能性が、高いということだ。その緊急事態への対応策は、日本には無いだろう。